尾崎かおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相方から「ハマッたの~」と貸してもらった全巻。最初は「ああ、懐かし~こんな感じだったよね、昔の漫画」とかって思いながら読んでいたのですが、どんどん、どんどん引き込まれていって、胸が痛くなって、どうにかならないのかと足掻いて、そんな中でみんなの想いが、恋が、互いを思いやる気持ちがもう胸に来て、最後数巻は泣きながら読みました…。
久々にこんなに熱く胸に迫る話を読みました。
最近、ここまでの本中々ない。
あちこち連載誌変わりながら、最後は連載ですらなくなりながらでも打ち切りにしないで書いてくれてありがとう。この物語を読ませてくれてありがとう。
そんな気持ちでいっぱいです。
それはやっぱり尾崎さんと、 -
Posted by ブクログ
アフタヌーンで連載が始まった時は、線の引き方が綺麗な画に惹かれて読んでいたのだが、すぐに、ストーリーの深みに惹かれた
こう、一冊になって一気読みして、改めてしみじみと思ったが、胸が痛くなるほどに優しさが切ない内容
秘密を作る痛み、秘密を抱える辛さ、秘密を貫こうとする苦しさ、秘密を共有できる淡い喜び。それらを繊細、鮮やかに描ききっていた
前作『メテオ・メトセラ』は恥ずかしながら未読だが、この『神様がうそをつく。』を読めば、前作から尾崎先生のファンであった読み手が、次回作を渇望していた、と容易に想像が出来た
小学生らしくない、けど、子供だからこそ躊躇せずに踏み出せる一歩を、なつるの真っ直ぐな勇気に