永井隆のレビュー一覧

  • この子を残して

    Posted by ブクログ

     ナガサキで被曝した一大学教授。妻を失い,自分も放射線に犯されていて,いつまで命が持つのか分からない。残されるのは,二人の兄妹だけ。この状況で,父親として何ができるのだろうか?
     病床からこの兄妹の成長を見つめる父親の心の叫び。キリシタンでありながらも,ときどき頭をもたげる「普通の人」の感覚。
     キリスト教への記述には,キリスト教徒ではない読者には違和感を感じるでしょう。それでも,「残して」去って行かざるを得ない父親の心境を赤裸々に語ったこの遺言書は,同じ子を持つ父親としてじーんと来るものがあります。

    0
    2011年11月07日
  • 長崎の鐘

    Posted by ブクログ

    『かっと光り、どっと潰れた。』

    被爆体験者である医師が、自身の経験をもとに戦争の悲惨さを訴える。とにかく、描写がこれでもかというくらいに生々しい。主体を限定せず、キャラクタに全く重み付けを行っていない点も、原爆の突発性と無慈悲さを表現するのに一役買っている。どんな人間でも、本書を読めば、戦争について何かしらの心証を抱くはず。それが必ずしも綺麗な感情じゃないにしても。何も思わなかったとすれば、それは字が読めないか、あるいは、空前の空腹でそれどころではない人だろう。

    医者の観点から見た原子爆弾というのは、実は中々なかったように思える。仮に自分が医師だったとして、かかる事態に直面して、救護の意思

    0
    2010年07月16日
  • 長崎の鐘

    Posted by ブクログ

    最近よく耳にする本。自らも被爆した著者が、原爆を「神の摂理」と捉えている、ということらしい。ぜひしっかり読んでみたい。

    0
    2009年10月04日
  • この子を残して

    匿名

    購入済み

    被爆した父と子供の絆を描いた本というよりは、父親のキリスト教に対する熱い思いを描いた内容だった。

    0
    2016年08月16日