永井隆のレビュー一覧

  • この子を残して

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    著者が科学者であるのに、宗教心が強く地動説に異を唱えていたりと、あれと思ってしまった。が、宗教で人が救われるのであれば、それも良いと思えたし、厚い宗教心があったからこそ永井隆という人が立派だったのだと思う。

    普段何気なく生きている我々だが、宗教心を持ちあわせていなくても、"神のみ栄の為に"と行動すれば有意義に生きていけそうな気がする。

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    2021年08月29日
  • この子を残して

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    長崎旅行で知った永井隆。
    旅行から戻り2カ月経って読んでみた。
    医者が書いたから、どんな内容かと思えば
    実に情熱的な内容だった。
    どこか鼻につく「自分は特別な人間」という意識。
    自分とは相容れないキリシタン思想、原発理想論。
    正直、こういった考えとして賛同できるとかといえば
    それは出来ない。ただ、この本は自分という存在が
    消えてしまう前に子供たちに父親という自分を形として
    遺そうという願いから書かれた本なのだ。それに自分が
    どうこう言うものではないだろう。

    子供らへ呼びかけるように書く。
    それは将来の子供への呼びかけだ。
    子供らとの思い出を綴る。
    それは子供らをどんなに愛しているかを遺すため

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    2018年10月13日
  • この子を残して

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    長崎の医学博士 永井隆の随筆。子供へのメッセージ、人生の目的、科学と宗教に共通する目標、戦争孤児への支援のありかた、医者の仕事とは何か、科学者の役割とは何か を伝えた本

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    2017年08月09日
  • 究極にうまいクラフトビールをつくる―キリンビール「異端児」たちの挑戦―

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    ドイツでは例えば、農家が地域のビール醸造所に「この麦でビールを作ってくれ」と原材料を持ち込むのだ。地域と一体になったビールづくり。教会でビールを作り、その鐘の音が聞こえる範囲で飲むという地産地消のビール文化。

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    2017年05月20日
  • 究極にうまいクラフトビールをつくる―キリンビール「異端児」たちの挑戦―

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    大手ビールメーカーであるキリンビールで、クラフトビールのブルワリーを立ち上げた社員のお話し。

    若者のビール離れ、という言葉の通りビール市場は年々シュリンクしていて、そんな状況に危機感を感じた社員のボトムアップ的行動が話の発端なのである。物語は少しプロジェクトX風だがメンバー一人ひとりの経歴や、実際に「大聖堂」が出来上がるまでのストーリーは大変面白かった。

    実は自分もここ数年、国産クラフトビールとか、ドイツやベルギーのビールを好んで飲んでいる。大手メーカーが作る均一的なビールの味に飽きてしまったからだ。しかし輸入品だと350mlサイズで約400円と、まだまだ気軽に買える値段ではないのが難点で

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    2016年12月24日
  • この子を残して

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    ネタバレ

    終戦70周年の夏に読んでみる。

    著者はカトリック教徒の放射線専門家。長崎の原爆で妻を失い、自らも被曝。原爆症に苦しみながら、自分の死後に残される子供のことを思って書いた本だが、不思議と悲壮感はあまりない。子供たちへの愛情が伝わってくる。

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    2016年10月09日
  • 長崎の鐘

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    医師の書いた原爆記です。医学的、物理科学的な考察で書いています。当然、原爆の悲惨さも描かれていて核兵器の恐ろしさも感じます。

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    2016年09月27日
  • 長崎の鐘

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    本書は戦争小説ではなく、戦争”記録”のような印象です。
    当時は出版にあたってアメリカ国防総省の許可が必要だったそうで、その所為か内容は医学書寄り。
    そういう意味でもとても勉強になります。

    機会がありましたら、是非長崎にあります永井博士の如己堂に足を運んでみて下さい。
    宗教関係なく、彼の人柄と復興への貢献には本当に頭が下がります。

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    2014年01月12日
  • この子を残して

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    父親の子に対する愛情の深さが滲み出ている作品。
    僕自身には信仰する宗教はないが、宗教が人を救うこともよくわかった。

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    2012年08月30日
  • 長崎の鐘

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    医師で放射能の専門家(レントゲン技師)であった著者が被爆し、後遺症と戦いながら生きてゆくドキュメンターリー。

    被爆時の激しい風の描写が、まるでそこにいるように感じられる程、生々しく恐ろしい。

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    2012年08月14日
  • 亡びぬものを

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    ネタバレ

    戦中下、放射線治療の現場を牽引した医者でありつつ、敬虔なカトリシズムに帰依するという二極を体現した精神と日常性の劇的半生記。

    主人公を仮名にして<自伝的小説>となっているが、医者でクリスチャンであった永井隆の自伝そのものといっていいでしょう。
    2部14章400頁に余るが、行間もゆったりとっており、さほどの分量でなく、一気に読める。

    日中事変の最初の動員で召集され、昭和12年8月から15年2月の下関帰還まで、衛生隊の医長として中国各地を転戦する模様を描いた第2部の「死線」から、「助教授」「救護班」「白血病」そして最後の長崎原爆投下の「灰」に至る後半部は、カトリシズムのあふれるような精神性に強

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    2012年02月16日
  • 長崎の鐘

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    ネタバレ

    「この子を残して」に続き、青空文庫で読んだ。
    原爆投下の瞬間からはじまり、自ら被爆しながら直後の混乱のなかの救護活動、医師ならではの被爆者たちの克明な症状変化の実態、そして無条件降伏の詔勅、そして‥。
    これは、高貴な精神の、慟哭の記録である。

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    2012年01月27日
  • 長崎の鐘

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    長崎の原爆で九死に一生を得た医師の手記。建物の下敷きになったまま炎が迫り、最期に歌をうたって死んで行った学生とか、死に様の話はただ不幸なだけじゃなく、読みいってしまった。

    原爆が起きた直後に、お互いに助け合い、冗談も言い合い、自分の命の危険を知りつつも他の人を助けようとした人の強さに脱帽。特に、戦争に負け、すべてを焼かれた人たちがどうして、無気力状態からたくましく立ち直れたのか、学びたいと思うほど。

    原発事故を起こした今読むと、また違った感想もあり、放射能って意外とあっても大丈夫なものかもと思ったり。当時の長崎には、75年住めないという噂が流れたらしいけど、そろが本当ならまだ住めないはず。

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    2011年08月13日
  • 長崎の鐘

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    長崎原爆の体験を通じた報告書、ということらしい。著者は医師で原爆投下直後の被災地で救護活動を行っており、“医師の視点で見た原爆投下直後の状況”というのがまた新鮮で臨場感がある。
    読後の感想は、著者とその周囲の学ぶ意欲には本当に驚嘆した。原爆投下後の状況で、あの爆弾はなんだったのかと夜通し議論したり、一人一人の犠牲者が今後の医学の進歩のためのよいサンプルなのだといい奮い立たせる場面。不謹慎と感じる人は感じるかもしれないが、大学も焼け落ち何もかもを失った彼らがまた一から研究を立て直そうとする姿には、感動すら覚えた。

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    2009年10月04日
  • キリンを作った男――マーケティングの天才・前田仁の生涯

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    バブル崩壊後の閉塞を破ったのは一人の挑戦者だった。――前田仁。市場が縮み誰もが守りに入る中で彼は「新しいキリン」を模索した。「一番搾り」「淡麗」「氷結」――次々と放った革新の数々が時代の喉を潤した。徹底した品質主義と消費者の声に耳を傾ける姿勢が衰退するビール業界に風を起こしたのである。数字よりも「喜ばれる一口」を信じた男の哲学。いま缶を開ける音の向こうに前田の情熱が静かに泡立っている。

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    2025年10月16日
  • 長崎の鐘

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    原爆が落とされた時の様子がわかる。
    悲惨な中でも、医療従事者としての役割を果たそうとする姿に胸打たれる。

    竹槍と原子力を比べるところ、
    敗戦してもなお、やり返すことを考えてる人を諌めるところ、

    原子時代、この力をどう使うかは私たちにかかっている。

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    2025年08月15日
  • 私たちは長崎にいた

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    この本で読書感想文を書きました。
    ノンフィクションの本はあんまり好きじゃないのですが、この本は最初から最後まで休みなく読んでしまった。

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    2025年07月21日
  • キリンを作った男――マーケティングの天才・前田仁の生涯

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    (Audible版、9h5m) (書籍版も購入済)

    ハートランド、一番搾り、氷結等を生み出したマーケター前田仁さんの話
    個人的に一番搾りを生み出した事が有難い。
    製品開発者も偉いが流行らせる為には市場を理解する必要があるのだ
    そして大企業の大変さも改めて感じました

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    2025年04月29日
  • アサヒビール 30年目の逆襲

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    スーパードライが出るまで苦境だったことは記憶にあったが、スーパードライがヒットした後に出たお酒は鳴かず飛ばずだったのは驚き(当時はお酒飲める年齢ではなかったので)。
    周りの動向を見て、「うちもこのジャンルのお酒ありまっせ」って上からの立場で商品作りするより、スーパードライを作った時のように現場をちゃんと見て進めないといけないですね。

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    2025年03月08日
  • 長崎の鐘

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    長崎に原爆が落とされたその瞬間からの状況が長崎大学医学部の部長目線で描かれている。空襲に慣れていた当時の人々ですら原爆の威力に驚いていた。光とともにとてつもない爆風が押し寄せ、気付いた時に建物は吹き飛ばされ周りの人間は黒焦げになりまさに荒廃した土地へと変貌するその様は想像を絶する。そんな中でも自身が被曝しているにもかかわらず医師として傷病者を手当していく長崎大学医学部の人たちはまさに医師の理想像だ。特に日本が無条件降伏をしたと知らされてもうこれ以上手当をして国力を回復する意味がないと皆が思う中立ち上がり往診に行くのはほんとにすごいことだと思う。長崎が最後の被爆地になることを切に願う。

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    2024年10月21日