長崎の鐘

長崎の鐘

319円 (税込)

1pt

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天主堂から原子野に鳴り渡る長崎の鐘――、それは今も、世界に向けて平和の響きを伝える。
戦後数多く出版された長崎の証言の中でも、本書は「人類史上もっとも貴重なノンフィクションの一冊」として多くの言語に訳され、『夜と霧』『アンネの日記』と並んで世界的な反響を巻き起こして、映画や歌謡曲にまでなった。
しかし永井隆博士が1946年8月脱稿した原稿は、当初占領軍司令部の発行差し止めを受け、米国防総省に送られ、条件付きで公刊が許可されたのは1949年1月になってからだった。
永井博士は3日間の救護活動が一段落してから、全焼した家で緑夫人の遺骨を拾い、2児の疎開先で医療隊を再編成。そして自らの白血病と不眠不休の救護をおして本書を綴った。永遠の人間愛が今もなお感動と共感を呼ぶ、全人類必読の書。

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長崎の鐘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    当時の情景や傷を負った人々の身体の感覚が想像させられる。
    これが小説ではなく著者の体験記録であることが受け入れ難いが、目を背けてはいけないと思う。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    長崎大学医学部内で原爆被害にあった医者のレポなんだけど、医者だから科学的な視点になったはだしのゲンみたいで凄かった。人の死がそこら中にあるリアル地獄絵図。

    永井隆
    明治41年(1908)に父 寛(のぶる)、母 ツネの長男として島根県松江市苧町(おまち)に生まれた。医師である父の影響を受け、恵まれた

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    「戦争で死んだ人たちは正直に自分を犠牲にして働いたのですからな。わしらも負けずによほど苦しまねばなりまっせんたい/わしは罪人だから苦しんで賠償させてもらうのが何より楽しみです。祈りながら働きましょう」

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    被爆して一年も経たずして書かれた生々しく悲惨な戦争の記憶。それでも前向きに人生を捉えようとする永井隆博士の志に感銘をうけました。
    今こそ改めて読むべき名著だと思います。

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

     長崎への原爆投下当時、爆心地からわずか700メートルの場所にあった長崎医科大学で教鞭をとっていた永井隆博士。自らも被爆しながらも生き残った者たちと懸命に被爆者の救出、介護にあたる模様を記録した本。医者としての冷静に傷や病気を観察した模様も描かれており、医療記録としても貴重だと思われる。

     涙が出

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    描写が生々しい。
    どれだけ恐ろしい惨状だったか 伝わってくる。
     様々の方の落下当時の様子、結果が書かれていて
    勿論無事だった時、または亡くなった時。
     本という形をとうしても、恐怖が伝わってきました。
    この本、永井さんの本は後世に残していくべき本であると思う。
     戦争は絶対あってはならない、原子爆

    0
    2012年05月20日

    Posted by ブクログ

    長崎に原爆投下された直後の被爆地の悲惨な惨状が書かれています。平和を祈り、今日も長崎の鐘は鳴り響きます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    原爆の恐ろしさ、永井隆博士の医師としての信念の強さがわかる。キリスト教としての考え方で、これは平和を無視した罰だと捉えているのが心に残った。こんな経験があるのだから無かったことにして戦争を始めるのは絶対にダメだと思った

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    医師の書いた原爆記です。医学的、物理科学的な考察で書いています。当然、原爆の悲惨さも描かれていて核兵器の恐ろしさも感じます。

    0
    2016年09月27日

    Posted by ブクログ

    本書は戦争小説ではなく、戦争”記録”のような印象です。
    当時は出版にあたってアメリカ国防総省の許可が必要だったそうで、その所為か内容は医学書寄り。
    そういう意味でもとても勉強になります。

    機会がありましたら、是非長崎にあります永井博士の如己堂に足を運んでみて下さい。
    宗教関係なく、彼の人柄と復興へ

    0
    2014年01月12日

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