佐藤綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
パフォーマンス心理学に基づき、人の印象や信頼感を決定づける「非言語コミュニケーション」と「言葉の届け方」の技術を34の具体的なルールにまとめた一冊。人は中身がどれほど優れていても、出会って数秒の表情、姿勢、視線、声のトーンといった「外見・態度」によって評価の大半が決まってしまう。本書では、相手の心を開く自然な笑顔の作り方、堂々とした立ち居振る舞い、説得力を生むアイコンタクトや間の取り方、聞き手の心に響く言葉選びの要諦を解説。「自分らしさ」を偽ることなく、相手に敬意と安心感を与えて良好な人間関係を築くための実践的手法を提示する。
所感・深掘り
「人間は中身で勝負すべきだ」という真面目な美徳にとらわれ、伝え方の工夫を軽視しがちな人にとって、表現の重要性を鮮やかに教えてくれる非常に実践的な一冊だった。
特に深く頷かされたのは、「見た目や話し方を整えることは、自分の見栄のためではなく、相手に対する配慮と敬意の表れである」という視点だ。どれほど誠実な思いや正しい意見を持っていたとしても、暗い表情やぶっきらぼうな口調、自信のなさそうな姿勢で伝えてしまえば、相手に余計な警戒心や居心地の悪さを与えてしまう。背筋を伸ばし、相手の目を見て明るいトーンで言葉を発するという初動の礼儀を尽くすことこそが、相手への信頼関係を築く土台になるのだと再認識した。
また、紹介されているコツが「声のスピードをほんの少し落とす」「語尾を濁さず言い切る」「話す前に一拍の間を置く」など、日々の現場で即座に意識できる具体的な身体の使い手腕に落とし込まれている点も頼もしい。会議や打ち合わせ、人前に立って説明する場面において、言葉の内容そのものを練るのと同じくらい、「身体全体でどう届けるか」を意識するだけで、相手の受け止め方や場の空気は劇的に変わる。
言葉だけに頼るのではなく、姿勢や表情、声の質といった全身の表現力で信頼を勝ち取ること。
職場の人間関係や指導、対話の場において、相手に安心感を与えながら自分のメッセージをまっすぐ届けるための、基本に立ち返らせてくれる良書だ。 -
Posted by ブクログ
オンライン会議で出席したり講師として話すことが増えたので、どうしたらもっと有意義な時間になるかと思い、手っ取り早く読めそうな本として選んだ.
黄色の表紙で目立つ.
アンケート結果のお悩み3分類
疲れる(発信者)、飽きる・集中できない(参加者)、伝わらない(発信者、参加者両方)
具体的な対策をパフォーマンス心理学、非言語表現力についてのデータを用いてわかりやすく説明
全5感から情報を収集できていたオフラインから視覚と聴覚のみのオンラインでいかにコミュニケーションをとるか当たり前のようなことをしっかり言語化や図式化していて、すぐにでも使えるものが多い
小テーマだけでも具体的
オンライン中の動き、主張を通す言葉の使い方、下品に映らないためのマナー、伝える力を鍛える
覚書
表情は言葉よりも強烈
髪型とは服装は大事なフレーム
前髪を伸ばしすぎない
対面より0.8倍速で話すと聞き取りやすい(言語周辺の意味を補助するスキルが十分に使えない)
大きい声よりも強弱のある声が心に響く
会話1分間のうち32秒以上相手を見つめる
発言権受け継ぎの原理
新聞の見出しをつけるように話す
…らしいというな
序論、本論、結論のパターン
「私は」よりも「私たちは」を使って相手を画面に引き付ける
名刺交換ができないのだからみんなによく顔を見せよう
見る目(我見) 見られる目(離見) 見せる目(離見の見)
動作と見せ方の訓練
表情訓練
音声トレーニング
非言語表現の三原則 速さ 正確さ 持続性 -
Posted by ブクログ
「得たりと信じて感謝せよ」という先取りの感謝を中心に、心理学を通して日々をポジティブに生きる方法について書かれています。
この文章の、ネガティブな結果に陥ってしまう人の例が自分に当てはまり過ぎていて、こういう考え方が良くないんだな、など自分の考え方を見直すきっかけになりました。
印象に残ったのは、「赤信号、みんなで渡ればこわくない」というフレーズがはやったような、日本の集団主義的傾向の根強さです。
私自身も、「自分がこうしたい」というよりも周りに合わせて行動してしまうことが多いのでとても身に覚えがあります。
すべての判断軸を自分の所属集団に合わせるということだけをしていると、もしその集団が間違った判断をしたら、自分も間違ってしまうという結果に陥いってしまう。
これが人々の幸せに貢献する、という信念があった作者が「何万人が反対しようが我ゆかん」と思えたように、自分を信じてそれが良い結果になると信じて行動していきたいです。
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Posted by ブクログ
できる大人の「見た目」と「話し方」
2016/7/14 著:佐藤 綾子
誰かといい関係を築きたいなら、第一印象で「できる人だ」「すてきな人だ」と思ってもらう必要がある。
第一印象決定には、たった一秒あれば(ちゃんと見ている人からすれば遠方からでも)十分である。しかし、たいていの人は近づいてはじめて良い姿勢にしたり、良い顔にしたりする。これでは手遅れである。
本書は、「離れた距離での第一印象の作り方」から、だんだん距離が近づいて、相手の目の前で話をするまでを時間の流れに沿って以下の3章に分けて紹介している。
①一瞬で交換を与える「姿勢・しぐさ」
②心をつかむ・信頼される「顔つき・表情」
③自然と会話が続く「話し方」
付け焼き刃ではない、第一印象を良くすることは、それだけではなく確実に二度三度ならずその人の今後の良い印象を継続させることにもつながる。
人は中身が勝負といって大切な第一印象をおろそかにしてしまうと本来の自分はこうではないのにと歯がゆい思いをすることにもなる。
中身も大切ではあるがもちろん見た目も大切であり、それは努力やスキル等のやり方によって幾分かはテクニカルな要素で改善することができる。
それにも慣れないうちは背伸びをして足をつるような感覚になるかもしれないが、それも慣れれば自然体に自分のものに出来る。もちろん個人差もあれば環境もありどこまで極めるかはその人次第ではあるものの、やるにこしたことはない。
相手あってこその初対面。
自分が気持ちよく思うのではなく、人からみてどうかということもしっかりと胸に刻みそれを踏まえて自分らしさを探すことで納得した印象づくりも出来るのだろう。 -
購入済み
一つ一つを自分に重ねると反省してしまうことばかり。「過去と相手は変えられない。だから、そのまま受け入れましょう。でも自分自身は変えられる」
少しずつ真似していきたいと思いました。