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Posted by ブクログ
「人は発言の内容より印象を重視される」
「非言語表現は大事だよね」
とはすでにいろいろなところで語られている。
その点から、この本の言わんとすることは、
それほど目新しくないかもしれない。
それでも、この本は素晴らしいと思う。
まずは、非言語表現、パフォーマンス学を
修めてきた著者ならではの、
実証を交えた事例が説得力を持たせていること。
そして、理論を踏まえた実践アドバイスも
具体的でわかりやすいことだ。
いわゆる「ビジネスマンやコンサルタントが
実体験をもとに書いた本」とは違い、
かなりフラットな視点から幅広い話題を扱っているので
この種の本の入門書としても良いと感じた。
Posted by ブクログ
「パフォーマンス学」の、日本における第一人者による本。
ビジネス場面でのスピーチ、プレゼンなどにその知見を応用する、実用的な本のようだ。
以前、同じレーベルから出ている『自分をどう表現するか』も読んだことがある(が、内容はいまいち覚えていない。)
表現は言語表現と非言語表現に二分される。
非言語的表現から環境や時間にかかわる要素を省くと、音声的要素(パラランゲージ)、動作的要素(キネシクス)、外見的要素に三分されるとのこと。
この部分を自覚的にコントロールせよ、とのこと。
第一印象はわずか2秒で決まり、それはその後も変更されないというデータもあるらしい。
ただ、読んでいて、モヤモヤする本でもある。
これがグローバルスタンダードだ、と言われると、そうかもしれないけれど、文化によるコミュニケーション様式の違いを悪く評価することになってしまう。
一つの様式に塗り固めていくことが豊かな世界なのか、と、いささか感情的に反発したくなる。
それから、すばらしいパフォーマンスの例としてよく言及される人の選び方も、気になる。
オバマ前大統領は、誰しもスピーチの名手と認めるところ。
が、安倍首相は、日々のニュースで、いろんなコンディションの談話を聞く機会が多いせいか、それほど演説上手とは思えない。
本書でメインで取り上げたのはオリンピック招致のスピーチ。
でも、それ以外のものも取り上げている。
作りこまれたスピーチではあったけれど、それ以外はどうなの?というところ。
だから、もしかすると、筆者は首相のスピーチのコーチをしているとか、何か個人的な関わりがあるんじゃないかと勘ぐってしまった。
おかげで、内容があまり入ってこない(笑)。
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