あらすじ
どうすれば願いがかなうかを、「先取りの感謝」をキーワードに著者自身の心理学研究の事例を示しながらわかりやすく語る。「先取りの感謝」とは、自分がかなえたい願望がすでに実現したとイメージし、そのことに前もって感謝すること。表情や態度にどのように影響し、実現に結びつくかを実践的に教える。
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Posted by ブクログ
「得たりと信じて感謝せよ」という先取りの感謝を中心に、心理学を通して日々をポジティブに生きる方法について書かれています。
この文章の、ネガティブな結果に陥ってしまう人の例が自分に当てはまり過ぎていて、こういう考え方が良くないんだな、など自分の考え方を見直すきっかけになりました。
印象に残ったのは、「赤信号、みんなで渡ればこわくない」というフレーズがはやったような、日本の集団主義的傾向の根強さです。
私自身も、「自分がこうしたい」というよりも周りに合わせて行動してしまうことが多いのでとても身に覚えがあります。
すべての判断軸を自分の所属集団に合わせるということだけをしていると、もしその集団が間違った判断をしたら、自分も間違ってしまうという結果に陥いってしまう。
これが人々の幸せに貢献する、という信念があった作者が「何万人が反対しようが我ゆかん」と思えたように、自分を信じてそれが良い結果になると信じて行動していきたいです。