くろでこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
勝手な憶測付きレビューです。
実際には悪役ってほど悪役ではないご令嬢の物語。
ただただ周りに悪役に仕立てあげられたようだ。
恋敵へ実際にした悪事もあるが、それらだって先に相手から仕掛けられた事をカミラはやり返しただけ。
なのに彼女が一方的に糾弾されて、追放された後も貶められる。
正直、その部分に関しては(言葉は悪いが)胸糞でした。
どれだけ頑張っても、どれだけ良い事をしてもどれだけ味方を増やしても、結局は関係していない人達に悪意を持ったデマを新聞という媒体で広められてしまうので、まったくスッキリはさせてくれません。
ただ気になったのが、某新聞記者が言っていた「自分達の会社(新聞社)には王家がついているんだ」という言葉。
なんだか、カミラを疎ましく思っていた王子が彼女を陥れたんじゃないかと勘繰ってしまいます。
初めは恋敵のリーゼロッテかとも思ったのですが、彼女はまだ王家の一員にはなっていないし。
ゲルダもアロイスだけに食べさせている濃い味付けの油たっぷり料理を「伝統だから」で押し通しているけど、アロイスが子供の頃の記憶を失くしている為に「嘘なんじゃないか?塩分過多で殺して、公爵家を乗っ取るきなんじゃないか」と、疑惑の目を向けてしまいます。
実際、どうなのか?
あと、2巻でのアロイスの自身の(欠陥箇所の?)告白がサイコパスの特徴が出ていて引きました。
「他人の考えは解るが、心(気持ち)が解らない」
だから、慮れないと?作者さん……マジですか?
アロイスに関してはもう一つ。
昔の記憶がないという事が引っ掛かっていて、もしかしたら幼き日のカミラがビスケットを食べさせた相手は王子ではなくアロイスだったのでは?疑惑が私の中に渦巻いています。
もしそうだったとしたら、カミラは初めから恋をする相手を間違えていた事になるし、どうなのでしょうね。
てっきり2巻で終わりかと思っていたら、謎もカミラとアロイスの仲も全く解決していなくて、まだ続刊を待たなければならない事に愕然としました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4.5
ストリートで迷い猫たちが歌い奏でる、せつなくて甘い青春と音楽の物語。
ずっと引き篭っていた少年ハルが出会ったのはゴミ捨て場に捨ててあった真っ赤なギターだった。
そしてそのギターにはギタリスト、キース・ムーアの幽霊が取り憑いていたところから物語は始まる。
ギターを片手に池袋の街へ繰り出し、自分が生きている証拠を歌に乗せる・・・いいですね。
池袋は行ったことないけど、その熱や雰囲気は伝わってきた。
周りの人達の優しさも魅力的でした。玲司さんは神メモの四代目にしか思えなかったけどw
「あれはハルだよ。池袋のハル」
『この街はかさかさに乾いていて埃っぽくて脂臭いけれど、とても優しい街だ』 -
Posted by ブクログ
惜しい!めちゃくちゃ惜しい!!
なぜかあやかしの主になっちゃって奮闘する運の悪い一般人シリーズの最終巻。ラストに向かっての事件や奮闘に疾走感がありつつ、日本の四季を彩り豊かに書き込み、食いしん坊のハートをくすぐる美味しいものの小ネタを散りばめた感じは、評価したい。
あらぶる神への対応の仕方も、おー、そうきたかあ、みたいな。
ほんに最後のシーンのみ、惜しい。きれいだしうまいけど、こういうところにこういうの出さないの??という定番裏切りが、、、
これは、裏切ってこそ、と思う人もいるかな。その方が、本は終わるけど世界は続くって感じがするのかなあ。いやしかし、シリーズものならではの、これまでの積み重ねたものってあるじゃん??これは、編集畑のひとに感想を聞いてみたいです! -
Posted by ブクログ
あやかしの主になって振り回される不運なマキちゃんの、シリーズ第3弾。
しつこいようですが、個人的に大好きな畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズとイメージがかぶるところが多くて、この人のオリジナルはなんなんだ!と思っていたところ。
動いてきましたねー。神に幸せになってほしいというマキちゃん。そして、助けたのに「本人の気持ちはどうなるんだ」と責められるマキちゃん。ちょっと毛色が変わってきました。パートナーである神とも、振り回されるだけでなく、意見を戦わせるレベルになってきて、、、。ライトな設定のままならどんどんシリーズを続けられるけど(長く読み続けられるのはいいけど、じわじわと熱が冷めていくのも、また微妙なのよね)、深さを増していくとどこかで決着して最終巻を迎えないとならない。その深さへのチャレンジが始まったかな、とちょっとわくわくしてます。 -
Posted by ブクログ
ひょんなことからあやかしの主になった不憫なマキちゃんの奮闘記第2弾。キャラクターがさらに増えて、にぎやか。
ちょっとパワハラすぎる神さまが、ちょうど年代ものの上司に怒られたあとだったので気分悪かったけど笑。歴史マニア風味が強く、幽世(かくりょ)とか難しい漢字がふんだんに散りばめられているのが、いまとしては新鮮味がある。昔の織物や小道具、建築様式に関する文章とか、漢字だけを見ていても絢爛豪華であり、こういう楽しみ方がある日本語すごいなーと、改めて思う。芥川さんとか、こういう文章や言葉の素晴らしさがあるけど、中身もなかなかに重たくてあまり普段遣いの本でないので、最近の本でこういうのがあるの、ちょっと嬉しい。読む力が弱ってるのもあるか。
登場人物が感情的になるシーンで「ーーー」と言葉に詰まる表現が多いのが、「しゃばけ」シリーズでおなじみの畠中恵さんとそっくり。神さまの道理は人間とは異なり、善でも悪でもなく全てが是、というコンセプトも同じ。まあ、あやかし界の法則なんだろうけど、そっくり感が強すぎて、畠中さんじゃない世界観として、もうひとパンチほしい。アニメみたいにするするイメージが入ってきて読みやすいので、3巻にも取り組みたいと思います。 -
購入済み
面白いけど・・・
出雲大吉さんの作品は全部購入してます。
本作も面白いです。面白いと思いますが・・・。
本作、同作者の別作品の設定・内容をほぼ混ぜ合わせただけ、という印象です。
なので、これだけ過去の作品に似た設定・内容で、また新タイトルを出すの?という思いがどうしても先に来ます。
似た新タイトルより、続巻出しましょうよ。
続巻が出ずに新タイトルばかり増えるのは、新タイトルの方が売れるからか、続巻を書くのが難しいのか。 -
無料版購入済み
ベタだけど
ヤンチャンWEBで連載中だけど、「少女マンガ」。
異世界系であり、「虐げられていた少女が実は聖女だった」という流れなんだろうけど、当初の流れは非常にベタ。
「シンデレラ」から脈々と続くこの流れ、やはり少女マンガでは必要なんだろうか?
1巻だけでは普通のベタな話ではあるが、その後の展開がちょっと他とは違うっぽい。
普通は「聖女と認められ、国を支える存在になる」的なものだろうけど、本作はどこかでズレてしまい、裏というか影というか、いずれにせよ一般社会からは認められない道を歩む…のかな?
その通りの展開だとすれば、ちょっと興味が湧く。
絵はこれまた普通の少女マンガにありがちなもの。
少女の絵がロリすぎるが、他のキャラはソツなく、悪くはない。
(決して「きれいな絵」ではないが)
決して「秀作・名作」の部類ではないけれど、もうちょっと先まで読んでみたいと思わせるレベルの作品。