あらすじ
やたらとろくな目にあわない『不憫属性』の青年、吉祥真備(きちじょうまきび)。彼はドSな神“太常(たいじょう)”によって無理やり、幽世にある“神”や“あやかし”の住む屋敷の管理人にさせられてしまった。だが真備には、特殊能力や専門知識などない。どう管理人としてやっていけばいいのか戸惑いながらも、必死に自らの役目をこなしていく日々。そうした中で、真備の気持ちに変化が訪れる。「彼らのことをもっと知りたい」。そんな思いが強くなっていき――
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面白かった
屋敷や妖たちに慣れてきて、いろいろ巻き込まれ始める。何の力も無いからと、妖や神様あいてに対話で乗り切るって、なかなかの胆力だと思う。
面白かった。
Posted by ブクログ
ひょんなことからあやかしの主になった不憫なマキちゃんの奮闘記第2弾。キャラクターがさらに増えて、にぎやか。
ちょっとパワハラすぎる神さまが、ちょうど年代ものの上司に怒られたあとだったので気分悪かったけど笑。歴史マニア風味が強く、幽世(かくりょ)とか難しい漢字がふんだんに散りばめられているのが、いまとしては新鮮味がある。昔の織物や小道具、建築様式に関する文章とか、漢字だけを見ていても絢爛豪華であり、こういう楽しみ方がある日本語すごいなーと、改めて思う。芥川さんとか、こういう文章や言葉の素晴らしさがあるけど、中身もなかなかに重たくてあまり普段遣いの本でないので、最近の本でこういうのがあるの、ちょっと嬉しい。読む力が弱ってるのもあるか。
登場人物が感情的になるシーンで「ーーー」と言葉に詰まる表現が多いのが、「しゃばけ」シリーズでおなじみの畠中恵さんとそっくり。神さまの道理は人間とは異なり、善でも悪でもなく全てが是、というコンセプトも同じ。まあ、あやかし界の法則なんだろうけど、そっくり感が強すぎて、畠中さんじゃない世界観として、もうひとパンチほしい。アニメみたいにするするイメージが入ってきて読みやすいので、3巻にも取り組みたいと思います。