あらすじ
心をくすぐり、触れては離れ、あざとく振る舞う砂糖菓子のようなふわふわとした令嬢ララ。貴族としてのふるまいを学ばないまま通う学園で、彼女は運命の出会いを果たす。それは帝国からやってきた皇女、クローディアだった。彼女との出会いは力となり、本当に欲しかった未来をララは見つける。そしてクローディアとベリルの出会いの物語も明らかに…。帝国皇女の痛快ラブファンタジー、第4巻!
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読み応え満点!
1巻から続く流れがひとまず終わって…という感じですが、複雑な伏線がきれいに張り巡らされて、またそれを少しずつ矛盾なく回収して、本当に素晴らしいです。絵柄が最初は違和感⁇と思ったのですが、慣れると最高だと感じています。美しいものは更に美しく、かわいいものは更にかわいく…と本質を見抜いて描いていると思いました。とにかくオススメの作品です。
あとがきを見る限りこれで一区切りと言った所でしょうか。
かなり濃密な内容をスピード感を持って描かれているので、飽きることなくサクサクと読めました。
次回以降もこのスピード感を保って活躍していただけると幸いです。
皇女様の過去に興味あり
主人公の皇女様がなぜ、こんなにも強くたくましくなったのか、その過去に興味がある。その賢さは父親譲りなのか。どうやって母親無しで敵だらけの中を生き抜いてきたのだろう。次回が楽しみだ。
匿名
王太子とベリルの無礼とも言えるやり取りと慈悲深い皇女殿下の美しくかっこいいところが魅力的なです。
王太子とベリルには何度でもやり合って欲しいし、それを見て皇女殿下にはあらあらうふふってして欲しい。
エリック王太子の粘り腰に折れて不満なベリルくんかわいそかわいい。
でも殿下のお陰で砂糖菓子令嬢ララちゃん救援とその後の脱貴族までスムーズだったから致し方ないね…。
クローディア姫様の過酷な幼少期が伺えるベリル回想つらたん。でもちびっ子2人のピクニックテラかわいい、そんで泣ける。
次巻から帝国編とな、続いて嬉しい!
次の旅へ
砂糖菓子令嬢騒動が、終結。皇女御一行は次の戦場へ。爽快というよりかは、決着が着いたという感じでした。本心は違ったとしても、結局愛情のかけ方を間違えると取り返しがつかなくなる。誰もがみんな、最初は正解だと思ってたのに結果は違うっていうのが切ないです。
匿名
帝国から学園へ留学してきた皇女クローディア。
学園内で起こっている子息女達の問題を解決へと導く。
第三王子の浮気相手だった男爵令嬢ララだが、夜会にて複数の貴族の令息に部屋に閉じ込められてしまった…。
しかし、クローディアと侍従ベリルにより、騒動は無事に解決することとなる。
貴族らしからぬ己の言動が引き金の一つであったことを理解し、ララ自身も反省し、クローディアの働きにより平民に戻る決意を固める!
また、幼き頃のクローディアとベリルの出会いが明らかに…。
怒り心頭に発する姫様の魔王の相貌にガクブル、ベリル君のバリ高戦闘力にほれぼれ、胸がすくとはこの事か! の前半、
ベリル君と王太子殿下、姫様と王太子殿下の絶妙な会話にツボり、姫様とベリル君の出会いにマジ泣きの後半。
それぞれの内面を表す表情•無表情が豊かで自然で、すっぽり感情移入してました…
そしてエリック王太子殿下が微妙に不憫で愛らしい…
もひとつ、「めんどくさくなったベリル君」などなどベリル君の解説書き文字がすごい好きで、その場面を探して何度もニヤけ反芻しています(≧∇≦)/
一章完結
ララさんの救出劇から始まり、ヒロインとベリルの出会いが語られていました。
救出劇では華麗に救出し、ララさんの被害が分からないような見事な手腕でした。常に命の危機がある中で育ったヒロインと善良な中で育った王太子の比較が素晴らしかったです。
新章を楽しみに待ちます。