明智憲三郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
筋の通った新設
各資料をつなぎ合わせ、筋の通った新設であると感じた。
今までの説は、歴史の偉人にしては軽率な行動に感じる部分があったため、面白く読めた。
ただ、明智が逆賊であることには変わりない。そう感じた -
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違った視点で描かれている明智光秀。
今まで信長に酷い仕打ちを受けた末の謀反だと思っていましたが、この作品では全然違う形で描かれていました。
秀吉が気持ちいいぐらいの悪役になっていますが面白いです。 -
Posted by ブクログ
435年前の話なので、何が真実なのかという議論をしても仕方ない。
こういう解釈もあり得るとして楽しく読んだ。
信長の幼少期について、周囲を欺くためにうつけを装っていたのは思いつきなどではなく、古典に触れていたのでそこにある故事に学んだのだろうというのは、信憑性がある。
一方で、信長は古典の戦略を深く学んでいた。だから桶狭間に勝てたのだ、というのは良いとして、その割には生涯を通して、結構戦略的に見ても納得ずくの大敗をしてることが多いよな、という印象。
また、信長が考えていた天下統一後の配置換えについて、受領名から類推されるように光秀や秀吉は遠くに飛ばされる対象だったのではないか、というのも有 -
Posted by ブクログ
明智光秀の子孫原作。
明智光秀が、「信長を殺した反逆者」であるという歴史的事実は、後の為政者・豊臣秀吉が作り上げた話であるという所から書き出されているこの話。
それが事実なのかどうなのかはともかくとして、歴史の事象を、「誰の立場から見るのか」ということで、見方ががらりと変わることは良くあることだし、
「歴史」自体、「勝者の歴史」といわれている通り、生き残ったモノが自分に都合良いことだけを書き残しているとも言える。
次の大河「麒麟が来る」の主人公でもある、明智光秀が、なぜ信長を殺したのか、と言うところについて、前々から気になってはいたので、小説と共に、このマンガを読むことにした。
4巻 -
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演出が…
驚いた後に「しめしめ」となったり、感情がチグハグでめっちゃ読みづらかった。このはてなマークは誰視点なの?と気になり始めるとキリがないほど。
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無料版購入済み
別視点から歴史の見方
NHKの大河ドラマの原作の一つのコミカライズ。原作は別視点から歴史の見方としてはなかなかユニークなものである。そしてこの作品も原作のユニークさをよく表現している。しかしコミック作品としてみた場合、長大な説明文や長台詞などコミカライズの欠陥を持ってしまっている。
とはいうもののどこまで真実かはわからないがなかなか面白い作品である。