村上靖彦のレビュー一覧

  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

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    ケアというよく言われる言葉を掘り下げており、様々なインタビューや文献を元に考察しているので、いろいろなケアの考え方を知るにはいいと思う。

    ヤングケアラーや終末医療など、ケアとは何か気になっている人は最初に読むといいと思う。興味を持ったら、本でなければ、映画の「こんな夜更けにバナナかよ」がお勧め。

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    2021年11月14日
  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

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    ナラティブによる、ケアについて
    専門職が仕事の中で語って来たことを民俗学的に集め、ケアとは何か?を専門職の語りから表現して行く。
    口語体の部分もあり、はっきりとしておらず、
    どうにでも解釈できる。

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    2021年09月12日
  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

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    ケアとは。ケアするとは。ケアされるとは。
    ケアについて様々な角度から考察されています。

    赤ちゃんから母親のSOSをキャッチする、のエピソードや、ピアの活動など、「そうだよねぇ」と思わず頷いてしまう場面がいくつも紹介されていました。

    ソーシャルワーカーの私にとっては、頭の中で未整理だった経験が整理され、言葉が与えられていく感覚になれる本でした。

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    2021年09月11日
  • 子どもたちがつくる町――大阪・西成の子育て支援

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    ネタバレ

    すごい。うちとことどうやって関連付けるか私が何を学べるかが見えない。共倒れを防ぐとどう関連させたらいいんだろう。

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    2021年07月07日
  • 母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ

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    虐待してしまう母を対象としたグループワーク「MY TREE」プログラムを取り上げた本。プログラムについては良く知っているつもりだったけれど、ファシリテーターの人たちの細やかな準備、配慮は想像以上だった。虐待に関しては加害者である母親たちはそれぞれ過酷な人生を歩んでいる。具体的なエピソードはこの本には出てこないけれど、それぞれが自分の被害的側面にも向き合いながら、ファシリテーターとグループの力で回復していくプロセスが描かれている。「人は変われる」「回復する力を持っている」と信じている人たちで作られた安全な場であるからこそ、自分のことも他人のことも信じられなかったところから少しずつ変わっていく。と

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    2018年04月07日
  • 客観性の落とし穴

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    自然、社会、人が客観と主体に分離されてきた経緯と、その中で発生した数値化による序列という概念、そして序列の中で生きづらさを感じる現代の人たち。
    今自然と受け止めている社会の仕組みやものの見方の歴史が見えて面白かった

    昨今ビジネス界隈で言語化というテーマがトレンドになっていますが、多分これも同じ。
    みんなにとって自分ごとになる話なんじゃないかな

    そうだよねーって感じで,サクサク読みました

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    2026年02月23日
  • 客観性の落とし穴

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    なんかちょっと思っていたのと違った。客観性の落とし穴については1~3(4)章くらいで終わり、そこからはずっと経験の大切さを具体例から見ていく感じ。なかなか見れない「具体的」で「生々しい」経験の数々は興味深かった。

    統計は客観的に確率を教え、そこから得られる知見も多い。しかし、得られるのはあくまで確率で、それを構成しているのは「社会」であり「生身の人間」である。生身の人間がする経験は、誰かに語り、自分で行動することでしか得られない。全てを統計で判断できると考えていると、「じぶん」というものが薄れていくのだと思った。

    読んでいるうちに、この本に対してもっと「客観的」で「一般的」な結論としてまと

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    2026年02月10日
  • 客観性の落とし穴

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    ネタバレ

    「働く意志のない人を税金で救済するのはおかしい」これに対して、「統治者の視点に立っている」と言うのは良い指摘だと思った。客観性に執着しすぎず主観的に判断しても良い。

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    2025年12月05日
  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

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    ケアという言葉は仕事でも、プライベートでも、さまざまな場面で用いられるけど、その言葉が持つ意味、期待される行動などを考える機械になった

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    2025年10月23日
  • 客観性の落とし穴

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    ・数字に支配された世界においては、人間が序列化されること。

    ・科学の客観的価値は、個々の対象/性質ではなく、物事の関連性=対象間の法則を教えるものであること。

    は意識する必要を感じた。

    顔の見えない数字やデータによる定量化によって、ひとりひとりの経験の価値が顧みられなくなるのでは?には同意だが、著書の研究手法でもある「現象学」のアプローチの必要性を飲み込むには少し骨が折れる感覚があった。

    定量と定性をバランスよく見ていくように心がけたい。平均でつくられたコクピットに合うパイロットがいない、なんてことにならないようにしなくては。

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    2025年10月12日
  • 客観性の落とし穴

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    仕事でも私生活でも客観的に物事を考えることが多いが、何か忘れていることがあるのかも、と気になり読んだ本。本書のキーワードでもある「客観性」とは関係が薄そうな話がチラホラ出てきたので、読みづらさを少し感じた。会社のミーティングなど、議論の場では客観性が重視されるが、違った観点の考え方を知る機会になった。

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    2025年10月05日
  • 客観性の落とし穴

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     著者の言っていることには基本的に賛成だし立場も似ている気がするけれども、一冊の本としては、だいぶとっ散らかっている感じがする。たしかに書かれている内容は『客観性の落とし穴』なのだ。その穴に落ち続けると、どこに行き着いてしまうのかが書いてあるのだ。だけど、このオビだと、ひろゆきのような冷笑系の人々の煽りに対する返答が直接的に書いてあるのかと思ってしまい、それにしては随分遠回りだなあ、という読後感になってしまう。著者が研究する際の方法論である現象学やインタビューのススメみたいにも読めてしまう。オビが読み手をミスリードしている気がする。わたしだけミスリードされてるのかもしれないけど。

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    2025年10月05日
  • ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと

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    ネタバレ

    この方の講義の動画を見る機会があって、かいつまんでるからか分かりにくいなというのが正直な感想だったけど、ケアラーへの聞き取りを、話し言葉そのまま載せている感じが社会学っぽくて好きと思って本を読んでみた
    引用がたくさんあって読んでみたいものが本当にたくさんできた!
    私は医療者介護者のこうゆう話し言葉の語りをたくさん読みたいのだなーと思った
    講義の印象と文章の印象は淡々としてる感じだったけど後書きは人間味があったな

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    2025年07月25日
  • 傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと

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    真摯に書かれた内容だが、少し読み応えが軽く期待したもの、読みたかったものと違った。私自身はマイノリティの属性がいくつかあり、マジョリティの属性もあるが、ついマイノリティの属性に頼ったものの見方をしてしまい、自分の加害や、無知に鈍感になることがある。その意味で、そうなんだよな…と思うことが多かった。

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    2025年07月15日
  • となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

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    昨今、ニュースやCMなどでも取り扱われている"ヤングケアラー"。
    それら問題を子ども向けに解説した本。読みやすい。

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    2025年06月08日
  • 客観性の落とし穴

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    ネタバレ

    『客観性の落とし穴』を読んで、客観的なデータや合理性ばかりを重視する社会が、少数派や弱い立場の人の実情を見落としやすいという指摘には納得できた。効率や数字を優先するあまり、人の個別の事情や感情が軽視されるリスクは現代社会の課題だと思う。

    ただ、著者が強調する「一人ひとりの語りに耳を傾ける」ことは理想的ではあるが、現実的には時間や資源の制約もあり、全ての声を平等に拾うのは難しいという印象も受けた。現場の実情を考えると、なかなか実践が難しい部分もある。

    だからこそ、客観的なデータや制度の整備と、個々の声を尊重する姿勢とのバランスをどう取るかが重要になる。この本は、「客観性」という言葉の裏にある

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    2025年05月31日
  • 客観性の落とし穴

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    「客観性」。もはや神格化されていると言っても過言ではないこの言葉に警鐘を鳴らす1冊。

    ものごとをどこまでも客観的に見ていくと、それは全て数値化・データ化されてしまう。
    例えば、スギの木は花粉症の原因となりうる植物であるが、その花粉が原因で鼻がムズムズしたり目が痒くなったりなどの人間の「経験のダイナミズム」は、客観的に見れば無駄である、とされてしまうのだ。

    そういった、「経験のダイナミズム」の重要性を今一度説き、昨今社会が抱えている問題解決の糸口を見つけていく。

    正直、終盤の筆者の意見はなかなか理想論で実現は難しいと思ったが、面白い内容ではあった。

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    2025年05月31日
  • 客観性の落とし穴

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    本書は
    前半-客観性と序列化について
    後半-客観性の対照となる個人の経験について

    書かれているのだが、前半の客観性と序列化についての経緯や問題点には、大いに興味があり、納得できる部分も多かった。

    科学によって、自然や人間でさえも数値化されてしまい、『正しい』とされることからズレることの難しさや、序列化による優劣の社会的な常識の息苦しさは感じるところがある。

    後半の客観から排除された「個人の経験」に注目することについては、納得は出来るが現実的に人間の認知領域の限界により難しいのではないかと感じた。

    ただ客観性が真理ではない、という考えは非常に重要であり、一人ひとりが客観性やエビデンスがあ

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    2025年04月20日
  • となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

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    当たり前になってしまっていることに自身では気付いていないけど、実は十分ケアラーっていう存在に、周囲が目を光らせる必要がありますわな。

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    2025年03月10日
  • 客観性の落とし穴

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    村上靖彦(1970年~)氏は、東大教養学部卒、同大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学、基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)取得、日大国際関係学部助教授・准教授、阪大人間科学研究科准教授を経て、同教授。精神分析学・現象学者。
    本書は、2024年の新書大賞第3位を獲得。
    本書の帯には、「「数字で示してもらえますか」、「それって個人の感覚ですよね」、「その考えは客観的なものですか」、「エビデンスはあるんですか」 この考え方のどこが問題なのか?」と書かれており、私も、それに大いに興味を引かれて手に取った。
    が、通読して、正直なところ少々期待外れであった。
    本書の構成は、前半で、客観性・数

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    2025年03月07日