佐藤ケイのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
この作品の素晴らしい点は色々あるんだけど、個人的に評価しているのが非日常パートの緊張感。
前巻もそうだったように、大事な人があっさりと死ぬんですよね。
今回もそれは続いており、まさかのあの人がお亡くなりになるとは…。
確かに死亡フラグは立っていたけど、しっかり回収されてしまった。いやはや。
ダイアナのケーキの話など日常パートが非常にほのぼのとしているだけに、シリアスな場面が余計にグッときます。
そしてラストの、悲しいすれ違い。
来るんじゃないかとは思っていたけど、もう、うわーって感じ。
もはやハッピーエンドはあり得ないけど、どのようなまとめ方をするんだろうか。。。 -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ両親を亡くし、同じく両親を亡くしている親戚の元で居候する事になった主人公。
転入を手配して貰った学校は、共学化したばかりで他に男子生徒の居ない三十三間堂女学院だった。
…あらすじで見ると物凄くテンプレ通りなんだけど、実際読んでみると困った方向にひねくれている作者の学園物群像劇。
最初という事で、登場人物と作品内容の紹介みたいな巻になっている。
取り敢えず売れなきゃ生き残れないという事で、挿絵でパンチラやら花音の入浴シーンがあったりする、既刊を全て読むととても考えられない要素もあって、読み返す度に新たな何かを見つけてしまう第1巻。
ちなみに、この作品の本領発揮は作中32人の主要キャラ大半が -
-
Posted by ブクログ
『天国に涙はいらない』シリーズで有名な作者さんですね。この本、自分は「作者は好きだけど絵がちょっとキラキラしすぎてるよママンw」ってな理由で1巻出た当初は買ってなかったのですが、いざ2巻が出た時に合わせて読んでみるとやっぱり面白い。読んでいるうちになんだか絵も好きになってきて、今では普通に購読しているシリーズになってます。
で、内容についてですが、まずは主人公が顔良し、頭良し、性格良し、運動神経良しのパーフェクト超人であるところ。没個性型が幅を利かせている最近では珍しい。そして女子高に男子1人という夢オチ級にありそうで、実際見渡すとあまり無いシチュエーション。当然のようにモテます。そし