【感想・ネタバレ】LAST KISSのレビュー

あらすじ

「私が死んだら、お兄ちゃんはきっと泣くと思います――」 重い病気を患っている中学ニ年生の井崎由香。夏休みに一時退院した彼女は、これまでほとんど接触のなかった兄の智弘と、“かんネェ”こと夏尾とともに過ごした夏の想い出を日記帳に綴る。 兄に帽子を買ってもらったこと、神戸の高山植物園に行ったこと、お弁当を持って須磨海岸に海水浴に行ったこと……。 だが、何気ない日々の中で少しずつ兄への気持ちは形を変えていく。揺れ動く淡い恋心を知るべくもない智弘。そして由香の気持ちを知ってしまった夏尾。結末は悲しい出来事とともに訪れた……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 ありきたりすぎる話だけどボロボロに感動しました。とくに日記の最後の言葉が書き直されていたところとか。予想していた「イイ話」ではなく、ただ悲しすぎて切ないです。

 最後の兄の述懐で台無しにされたと感じましたが、これはダラダラ泣きながら自分に言い聞かせているんだと考えると泣けました。

0
2010年08月12日

Posted by ブクログ

色々な心境の変化を経て、兄は妹を守ろうとし、妹は兄に信頼を寄せ、二人が様々な面で成長していく姿がとても感動的です。

いとう

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ええ(・∀・)泣きました。←
この人の他の本わヲタぽくてなんかな〜だったんだけどこれわ良かったです^^

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

あんなにオタク要素満載の小説書く人が、こんな感動する小説書くなんて・・・。
なめてかかっちゃいけませんぜ。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

病弱な妹とその兄貴とのお話。
ありきたりなお話かもしれないけど、やっぱり泣けます。
最初はそんな妹にどう接すればよいのかわからないながらも、どうにか面倒を見て、どんどん大切な存在に心境が変化していく様子がうまく書かれているので、どんどん引き込まれて行きます。
涙もろい人には一人で静かに読むことをお勧めします。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「由香、パンに挟んだだけだよ」
「それが一番大切な仕事よ。何をどういう組み合わせでどのくらい挟むかってところでサンドイッチの出来の良し悪しは決まるんだから」
「でも由香、そんなのあんまり考えなかった」
「いいの。それで。才能ある人間は考えてなくても出来るんだから。考えながらじゃないと出来ない奴ってのは、要するに才能の不足を補うために頭を使わざるを得ないってだけなんだから。」
「そうなの?」
「そうよ。世間で頭いいって言われてるような奴なんて、みんなそんなもんよ。いわゆる知識先行型で口ばっかり達者な、実際には何の役にも立たないボンクラね。何も考えずともちゃんと生きられる奴が一番偉いの」
「ツッコミ入れるときに『なんでやねん』と『アホか』しか言えなくなったらおしまいじゃない」
「うん。あのね、話すとね、聞いた人と話したことを半分こできるんだって。だから、辛さも半分になるって。」
「ああ、そういう事もあるんやろうなあ。けど、それやったら余計話されへんわ。由香ちゃんに辛い事押し付けたり出来へんもん……」
「心の中にしまったまま死んじゃうと、秘密も一緒に消えちゃうから」
「ああ、まあな。でもそれやったら死んでも秘密守れるやん」
「ううん。違うの。大切なものだから、消えちゃうと寂しいの」
「さっきからアンタ溜め息ばっかりついて、アタシが気づくの待ってたでしょ?女々しい真似しやがって。」
「え?いや、別にそういうアピールをしたつもりは……」
「違うの?だったらそういう態度は表に出すな。鬱陶しいから」
「考えなくていいから。とりあえず思いついた事から喋りな。初めは支離滅裂でいいから。喋ってるうちに分かってくるから。こっちもアンタも。」
「まあそれくらい別に。どうせ減るもんじゃないし」
「だってお兄ちゃん、かんネエといる時、由香のこと忘れてる……」
『俺は貞淑な男の鑑なんや。』
『グーでみぞおちに一撃って、コイツ……。』

0
2014年04月12日

Posted by ブクログ

2008年7月21日再読。

作者がこの方だということをすっかり忘れていました。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

兄貴に感情移入できなくて泣けない。お題からして泣かせる話だと思ってたのに泣けない。兄貴の心情がしんどい。

0
2012年11月17日

Posted by ブクログ

悲しかったです。
「生きたい」っていう感じがひしひしと伝わってきた。

Thanks to I.A.

0
2010年03月27日

Posted by ブクログ

2005,12,27 読破 + 全体的には普通に読みやすかった。あまり物語りに読み込めなかった。妹との関係を無理に発展させてない所が好ましかった。

0
2009年10月04日

「男性向けライトノベル」ランキング