LAST KISS

LAST KISS

693円 (税込)

3pt

「私が死んだら、お兄ちゃんはきっと泣くと思います――」 重い病気を患っている中学ニ年生の井崎由香。夏休みに一時退院した彼女は、これまでほとんど接触のなかった兄の智弘と、“かんネェ”こと夏尾とともに過ごした夏の想い出を日記帳に綴る。 兄に帽子を買ってもらったこと、神戸の高山植物園に行ったこと、お弁当を持って須磨海岸に海水浴に行ったこと……。 だが、何気ない日々の中で少しずつ兄への気持ちは形を変えていく。揺れ動く淡い恋心を知るべくもない智弘。そして由香の気持ちを知ってしまった夏尾。結末は悲しい出来事とともに訪れた……。

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LAST KISS のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年08月12日

     ありきたりすぎる話だけどボロボロに感動しました。とくに日記の最後の言葉が書き直されていたところとか。予想していた「イイ話」ではなく、ただ悲しすぎて切ないです。

     最後の兄の述懐で台無しにされたと感じましたが、これはダラダラ泣きながら自分に言い聞かせているんだと考えると泣けました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    色々な心境の変化を経て、兄は妹を守ろうとし、妹は兄に信頼を寄せ、二人が様々な面で成長していく姿がとても感動的です。

    いとう

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ええ(・∀・)泣きました。←
    この人の他の本わヲタぽくてなんかな〜だったんだけどこれわ良かったです^^

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あんなにオタク要素満載の小説書く人が、こんな感動する小説書くなんて・・・。
    なめてかかっちゃいけませんぜ。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    病弱な妹とその兄貴とのお話。
    ありきたりなお話かもしれないけど、やっぱり泣けます。
    最初はそんな妹にどう接すればよいのかわからないながらも、どうにか面倒を見て、どんどん大切な存在に心境が変化していく様子がうまく書かれているので、どんどん引き込まれて行きます。
    涙もろい人には一人で静かに読むことをお勧...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2008年7月21日再読。

    作者がこの方だということをすっかり忘れていました。

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月27日

    悲しかったです。
    「生きたい」っていう感じがひしひしと伝わってきた。

    Thanks to I.A.

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2005,12,27 読破 + 全体的には普通に読みやすかった。あまり物語りに読み込めなかった。妹との関係を無理に発展させてない所が好ましかった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年04月12日

    「由香、パンに挟んだだけだよ」
    「それが一番大切な仕事よ。何をどういう組み合わせでどのくらい挟むかってところでサンドイッチの出来の良し悪しは決まるんだから」
    「でも由香、そんなのあんまり考えなかった」
    「いいの。それで。才能ある人間は考えてなくても出来るんだから。考えながらじゃないと出来ない奴っての...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年11月17日

    兄貴に感情移入できなくて泣けない。お題からして泣かせる話だと思ってたのに泣けない。兄貴の心情がしんどい。

    0

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