榊花月のレビュー一覧
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購入済み
俺様なんだけど
俺様カメラマンと広告代理店サラリーマンの話
いきなり俺様カメラマンが出てきてモデルといちゃつくから
どうなるかと思いましたけど、お互い一目惚れに近い
しかもお互い頑固、偏屈なところもあり
面白いカップルになりそう -
購入済み
いつまでも
いつまでも今のままでいられないかも知れないけど、居たいから。
出会いは思惑が、あっての仕組まれたものだけど恋する気持ちは
計算されたものじゃなかった。
幸せになりますように -
購入済み
途中までは良かった
最初は登場人物が次々と出てどうなっていくんだろうと思いましたが、出揃ったらそこからはチープな内容になり残念でした。
作品が素人臭いんですよね。お金取ってるんだから、もう少しプロの作品と思えるものを書いて欲しいです…。
あと自力でストーリー考えるより、よくあるエンタメ要素を取り入れたほうが大衆受けすると思いますが、この作家さんは我が道を往くと思うのでこれで良いんじゃないでしょうか。
くそ生意気なキャラを書けるのが、この作家さんの特長だと思いますが、社会はそんなに甘くないので、主人公は高校生にするか、ファンタジー路線で書いたほうが読者を選ばないと思いますよ。 -
購入済み
白けること数度
主人公目線で読むから、彼なりの理由があるとはいえ救いようもなく最低なことをされると、何読まされてんだと白けてしまいます。
攻めも後半に最低じゃないかと思う行動を取り、また白けました。
カップルが互いの不足部分を補い、支え合うというのは良いと思いますが、その不足部分のためにとる行動は可愛げのあるものじゃないと、読んでいてきついです。
学生さんならぴんとこなくて大丈夫かもしれませんが、社会人にとってこういう話はきつくないですかね?
基本的に萌えを書けない作家さんなのかなという印象です。 -
購入済み
絡ませ方に問題が…
主人公を取り巻くバーでの一時は良かったです。オカマさんがいるから和気藹々として楽しいし。
この作家さんが書かれる冷めた受けが好きで購入したのですが、攻めと受けの絡みが少なく、かつ淡白で、これで読者を楽しませようというのは無理があるのでは?
攻めの出番が少なくて、結局攻めがどういうキャラクターなのかわからずじまい。
構成に問題があると思います。 -
Posted by ブクログ
あらすじ
幼い頃、避暑地で野犬に襲われそうになったところを相楽森哉という少年に助けられた斎京瑠加。大病院の理事長である父にねだって身寄りのない相楽を引き取らせ彼の人生を手に入れた瑠加だが、心までは自分のものにならないと知っていた。やがて成長した瑠加は父の跡を継がぬまま将来を決めかね、相楽は理事長の運転手として斎京家に仕えていたが!?―。
甘ちゃんの受を守る設定は好き。
でも、思ってたよりシビアな設定と進行で面白いって感じとは違ったかな?この本に関しては、もう少しご都合設定でもいいわ~。
攻には、何かしら秀でた部分があって欲しかった。引き取られて憐れまれて育っただけじゃ、なんかね、ヒーローとして物足りない気がする。何を呈しても受を守る姿勢はいいんだけど。
色っぽいシーンも今一だし。せっかく受が綺麗な設定なのに、残念。
ラストの「狼は迷わない」は、はっきり言っていらない。せっかくのハッピーエンドに水を差した感が否めない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ七年前に妻を亡くした編集者・本間は、三十三歳にして、のらりくらりと恋愛ごとを避け、生きていた。
そんな本間が遭遇したのは、男同士の別れ話。
校了を気分転換のために喫茶店でやっていた本間はの耳に入ってきた言葉は「泣くのはやめろ。醜悪だ」。
かなりキツメの言葉に、思わず顔を上げてしまったら、振ってる側の男と目が合ってしまった。
思わず自分たちのことに注目している本間にいい顔なんてするわけもなく、彼・香枢ににらまられてしまう。
その後、たまたま入った店が、香枢のバイト先で再び出会ったことから、本間はしつこく香枢に絡まれるようになる。
それは「出版関係のバイト先を紹介してくれ」というかなり無理やりなお願いから始まり、紹介したら紹介したで、会社から帰るところを幾度となく待ち伏せされたり……そのくせ、態度は傲岸不遜で……
という話でした。
実は、香枢は本間のことを気に入っていて、それで付回したり、酔ったところを無理やり襲ってしまったりしたのだけれど、何せ口が悪い態度がでかい素直じゃない、でまったく本間に本当の気持ちが伝わらない。
本間は本間で、妻の死に責任を感じていて、なかなか次の恋に踏み出そうと思えず、足踏みばかり。
そこを強引に突き破っていったのが、香枢だった……という話。
30代のおじさんが、10個も下のオレサマ強引男(だけど実はピュア)に文字通り無理やり押し倒されてやられて開花しちゃう話です。
オヤジ……って程ではないので、おじさん受けが好き、もしくはうんと年の離れた年下攻めが好きっていう人にはオススメできる作品だったと思います。
残念ながら、個人的にはどちらにもヒットしなかったので、この点数になりました。
でも、このちょっともったりめの雰囲気とかは嫌いではないので、これ読んで面白そう! と思っていただければ、読んでもらえればいいかなあと思います。
小説としてのクオリティはばっちりです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校生で鮮烈なデビューを飾り、いまも売れっ子作家街道ばく進中の高取カイ。育ちもルックスも申し分なく、まだ若いのにヒット作を飛ばす才能まで持ち合わせているとあっては怖いものなしの人生。あの男、老舗文芸出版社やり手編集者の神命に出会うまでは…。
自分がラノベ出身だということへの密かなコンプレックス、一般小説も小手先の器用さでラノベの延長で書いている最近の傾向まであっさり見抜かれ、カイのプライドはズタズタだ。
カイのデビュー作からすべての作品を熟知しているばかりか、いちいち腹立たしい指摘も至極ごもっともで、実際カイ自身も少々自覚ありな事だけに、腹を立ててばかりもいられない。次第に編集者としての神命にカイは信頼を深めていく。
自分を最優先して欲しいという子供じみた独占欲。神命が関わる他の作家へのちょっとしたジェラシー。少しからかってやろうと仕掛けたキス。どういうわけかとんだ返り討ちにあったあげくおいしく頂かれてしまう。おまけに未開の処女地だった場所まで開拓されてしまった上に、良すぎて気絶してしまうとはww
真意の見えない神命の態度にぐるぐる懊悩しながらも、カイの創作への意識の高さ、物事を素直に受け入れられる鷹揚さ、神命にちょっとしたヒントを与えられただけで、壁を打破していく自助力の高さはいいなと思う。
はなから予定調和な感はあるけれど、そうとわかっていてもついニヤニヤしちゃうような展開。
神命の気持ちがすごいわかりづらいのと、えっ結局最後まで敬語崩さないんですか?!てのが、若干気になったけど、私は普通に楽しかったな。 -
Posted by ブクログ
再会ものです。就活で敗戦して、嫌だった家業の葬儀屋を継いだ青井には、今でも高校の時の同級生である渡会に対して複雑な思いを抱いています。渡会のことで一番気になっているのは、彼が自分の夢だったテレビ局のディレクターという職に就いていること。次に気になっているのが、かつて彼に告白されて意識してキスまでしてしまったこと…なのです。
ライバルでもあった男への羨望や嫉妬が、とんでもなくすご過ぎる理想像を勝手に作り出してしまっていた…というお話です。
高校受験の頃から模試の結果を見て、競争意識を燃え上がらせていたんですよね。その感覚のまま同級生として張り合ってきた青井が、異常に渡会を意識していたのは道理です。
その意識が、別のものに変化していたことに分からないくらいライバルとして必死だったんですね。
でも、青井のひとり相撲をバカにできませんでした。青かった自分の高校時代をなぜか思い出してしまいました。
10年くらい経つと、小野くらい男前なら冷めた気持ちでつき合えるんでしょうが、青井の場合はまだまだ心を乱されるものがあって、対処の仕方がとてもぎこちないものになっていたところに焦れ焦れさせられたり、笑わせられたりしました。
葬儀屋という人生の終焉を厳粛にとり行う職業と、お笑いという軽く見られがちな番組を制作するテレビ局との温度差、これ以上ありえないという対比にはっとさせられました。
不必要な職業なんてありません。
笑いにも涙にもちゃんと向き合って仕事をしている人達がいて、そして私たちは生きることができているんだな~と実感。
職業に貴賎なし、だとしみじみ感じさせられました。
萌えとエロは微量でしたが、誤解と勘違いが判明した最後は、クスッと笑わせてもらえていい読後感でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレややタイムリーな感さえある、いじめが原因の引きこもりの少年の話。
主人公の実景は、学校でいじめられたことが原因で引きこもりがちになってしまう。
部屋の中は安全な逃げ場所で、誰も何も実景を傷つけることはない。
そんな温かな巣の中で、実景はぬくぬくと生活をしていた。
実景の心の拠り所は、そんなにメジャーでもないけれど、独特な歌を歌うアーティスト。実景の姉には理解してもらえないけれど、実景はそのアーティストの書く歌詞にすごく共感していた。
そんなある日、「同じアーティストが好きだから」という理由で、姉から姉の同僚である藍川を紹介される。
突然、初対面の人間と二人きりにされても、実景には話すことなんてないと思ったけれど、思いの外藍川との話は弾んだ。
最初は実景が聞いたことのないという好きなアーティストのCDを藍川が貸してくれたことから始まった二人の関係は次第に深まって行く。
そして、そんな関係を嫌だと思わない自分に気がついた実景は自分が藍川に恋をしているのだということを知る。
という話でした。
何というか、いい意味で温くて暖かい話でした。
あえて、自分で閉じこもることを選んだ実景の世界にそっと藍川が入り込んできて、実景の世界を少しずつ広げて行くという感じの話で、大きな変化は起こらないけれど、そういう日常こそが大切なんだなーと思える人にはおすすめです。
個人的には、実は温い引きこもりと不登校経験者なので、自分のいる世界を「内」と表現して、そうじゃないところを「外」と表現した実景の気持ちはとても理解のできるものでした。
ただ、私の場合は「外が全部敵」だったのではなく、私を「私」として認識ない外はどちらかといえば、居心地のいいところだったので、それが実景と私の違いかな、とは思います。
余計なことですが。
何にせよ、そんな引きこもりの気持ちを丁寧に理解して書けている話なので、ちょっと弱っている時に読むとちょうどいいと思います。
世の中は、こんな物語のようにうまくはいきませんが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初に言っておくと、思い切り犯罪者×年下受け、なのでダメな人はダメなのかもしれない。
朱砂は十五歳の時に、病院帰りの電車の中で、唇を奪われた。
その朱砂の唇を奪った相手は、指名手配中の逃亡者だった――。
片田舎のローカル線の車内で突然起こった出来事。
それが、朱砂と稲月真男との出会いだった。
その後、真男が指名手配犯であることに気が付いた朱砂の通報で真男は逮捕される。
そして、七年後、二十二歳になった明日なの前に再び稲月が現れた。
驚くと同時に、怯える朱砂をよそに、稲月は勤務先を告げただけ……。
生まれつき身体も弱いことを理由に、高校を卒業してから、定職にも就かずふらふらとしている朱砂にとって七年前の稲月との出会いはとても印象深い出来事だった。
朱砂は、そんな稲月に対して興味を抱き、距離を近づけようとし始める。
という感じの話でした。
病気がちで友達もいない朱砂にとって、稲垣との思い出が今までの人生で一番強烈に印象に残る出来事で、その思い出から出てきた稲月は強烈に朱砂の興味を誘って。
朱砂はその気持ちに正直に、稲月に近づいていくけれど、犯罪者ではあるものの、しっかり地に足を着いて真面目に仕事をしている稲月に近づこうとすればするほど、朱砂は自分の心無い言動で稲月を傷つけたり、自分の至らなさを思い知ったりする……そうやって朱砂が少しずつ成長していく。
なんだかとってもキレイな話でした。
じんわりきました。
これ、BLじゃなかったらドラマみたいな話だよなー……と、なんだかしんみりしてしまった。
なんだかキレイな世界観で作りこんで、静かなドラマにしてほしいなー……とか思ったりするくらい、あったかくてゆっくりな話。
扱うテーマが「犯罪を犯した人間」だっただけに、ちょっと重くないかな? とドキドキしながら読んだ部分もあったんですが、消化不良を起こすこともなく、重くも、軽くもなくちょうどいい加減でその過去も描いた話でした。
静かでしっとりした小説がお好きな方にはオススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ男やもめの古書店店主・涼介が、万引き犯だと間違えた高校生と交流していく話。
万引き犯だと思って捕まえた高校生・波頭は、実は違っていて、「何かお詫びを」という涼介にどういうわけだか、だったら「飯を食わせろ」と言う。
そのまま、頻繁に食事をしにくるようになった波頭であるが、高校生がそんなに頻繁に人様の家で食事をしていていいのだろうか? また、こんなところにきて楽しいのだろうか? と疑問に思いつつも、すっかり馴染んでしまった波頭。
というような感じの話でした。
えーっとですね、物語自体は淡々と続きます。
それがこの人の持ち味で、それがとっても面白いところだと思うんですが、今回ばかりはそれがちょっとずれているような気がする。
涼介が、波頭の気持ちに対して、「誰かをこんなに強く思うことがこれまでの人生にあっただろうか」というようなことを思う場面があるんですが。
えーっとそんなに思ってるの……? と拍子抜けしてしまう感じでした。
すごく思ってるという割には物語自体のテンションが低いので、あまり思っているように見えない……という。
他の小説に比べたら、吹けば飛ぶようなレベルでしかないように感じてしまう……。
いや、それでも涼介にとっての精一杯なんですけど。
もうちょっと、涼介が波頭のことを思ってるっていう描写があればいいなーと思いました。
いやまぁ、波頭の人生を思っておじいさんに抗議しに行ったりしてるけど、でもそれって、「男のプライド」でも説明が付いちゃうことなので、直接、波頭への気持ちを表した描写にはならないんじゃないかなー……って個人的には思いました。
淡々としたお話が好きな人には向いていると思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ男ばかりの兄弟五人で暮らす夏目家の三男・夏目晶紀は高校三年生。
家事を一手に引き受ける晶紀は、社会人の一実、大学生の嗣人、中学生の真生、小学生の楓の世話で大忙し。朝から、弟たちのお弁当作りに追われ、家族全員の朝食の準備をする。放課後も、スーパーで買い物をして帰り、夕食を作る。
そんなある日、一実が同僚の波柴一郎とともに帰宅する。
親しげに話しかけてくる波柴を、最初は胡散臭いと思っていた晶紀だが、波柴の優しさに、やがて惹かれ始めていく。
そして、波柴によって段々と晶紀の気持ちに変化が訪れる。
今までは「自分には何のとりえもないから」と思い、引き受けていた家事だったが、その気持ちの中に「頼りにされたい」という気持ちが潜んでいたことに気づき、当たり前のように家族に家事をやることを頼りにされていることに苛立ったり。
おまけに、よりによって晶紀は高校三年生。
日々の生活に追われているうちに、自分の将来を考えることを忘れていたことに周りの変化に気がつかされる。おまけにそれを長兄に咎められて……。
この手の葛藤の話は前に、別の本で読んだことがあります。
そっちの作者様もとっても文体の系統が似てるので、一瞬、混同しそうになりますが、ちょっと、ほっこりあったかい物語。
一度、誰かがその任を担ってしまうと、それが当たり前に過ぎてしまう。そんな日常の典型的パターンなお話。
引き受けた方は別に、それをやることが嫌ではないのだけれど、時折、それが自分のキャパを越えてしまうことがあって、その苛立ちを爆発させてしまうものなんだと思います。それを考えたら、晶紀は本当によく耐えてると思う。
私だったら本当はもうちょっと早くにキレてる気がする。
けど、本当は誰でもみんなが平等にやるように、最初に分担しておくのがかしこかったと思います。
まぁ、そうやって全てを背負うことである意味逃げてた晶紀が自分と向き合い始めて、それを大人な波柴が上手に支えてあげる話……でした。
こういう晶紀には、大人な波柴がお似合いだと思います。