高橋弘希のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこれが純文学だったことに気づいてびっくりする。帯だけ読んで、てっきりエンタメかと思っていた。
叩く
受験問題とか、国語のテストに出そうな話。
佐藤の心理を答えさせられそう。
闇バイトで強盗をした佐藤。組んだ塚田に殴られ、気付くと被害者の老婆と共に現場に取り残されていた。顔を見られた老婆を助けてやるか、殺すか、人生の折々を思い出しながら佐藤は悩む。
老婆の家の鳥かごには、2羽の小鳥がいた。佐藤は鳥Aと鳥Bと名付ける。鳥Bは片側の風切羽がまだらに抜けていた。
悩んだ佐藤は、50円玉を畳に落とし、表が出たら殺すと決める。しかし落とす前に鳥の悲鳴が。見ると鳥Aが鳥Bの風切羽を毟っているのだった。
-
Posted by ブクログ
バンドサクセス小説ですが、純文学要素が多大に入っているのでちょっと何言っているか分からないという部分も沢山ありました。でもバンド小説として序盤はとても興味深く、あるある要素も含めて面白かったです。
次第に訳の分からないバンドになってしまって、読んでいてどんな音楽やっているのか分からなくなってしまいました。
序盤はオルタナ系で曲がメロディアスで歌謡曲っぽい親しみやすさがあるようだったので、ウイーザーなんかを想像していましたが、シアトリカルな要素が多くなってきて、ゴスっぽくなったり、ナパームデスなんて言葉が出て来たり、どう考えてもリスナーはドン引きだと思います。牛の頭蓋骨被ったりようわからん。 -
Posted by ブクログ
読書開始日:2021年6月23日
読書終了日:2021年7月1日
所感
学生の頃の、悪いとは思うが周りに流されてやってしまう感じ。自分にも覚えがある。
そんな時は決まって文章中の一文「その冷たい響きに反して、胸中には甘い微熱を覚えた」の感覚を味わっていた。
田舎の年功序列、悪のサイクル、刺激が少ないが故の渇望、よくない部分が全て写ってた。
恐らく稔は、東京からやってきた主人公の中途半端な優しさがムカついたのだと思う。余ったコーラを情けでやるなんて最たるもの。
全ての行動に弱者を庇う自分が色濃く残っていた。
そしてポッと出が晃の右腕ポジションになり自分の罰を見物しているとなれば相当心にくる。
こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ無知な子供たちの悪戯という印象で始まるが後半は痛々しく生々しいが惹きつけられてしまった。
実際中学生ぐらいまでは学校と家が世界の全てになってしまっているので恐怖を感じた。更に田舎という場所がより狭さを感じる。
そんな狭い世界で生きる学生は地元や集団の中でひとつでも選択を誤ると取り返しのつかない事になるという自らの学生時代を思い出した。
そんな感想とは別に、晃や稔の心情をもっと深く読み取りたいと思った。
一度読んだだけの自分は終盤の心情がよく分からなかった。
晃の時折見せる正義感や真面目さは?
稔は歩が自分より弱そうで器用だからムカついたのか?
登場人物の背景も少ないので細部までは分からなか