長谷川博和のレビュー一覧
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ネタバレMBA サプライチェーンマネジメント
編著:長谷川博和(早稲田大学ビジネススクール教授)
テーマ:付加価値を生む変化の時代の全体最適
■要点
SCM(サプライチェーンマネジメント)は、調達・生産・物流・販売を個別に管理するものではなく、企業全体の競争力を高める経営戦略。
部門ごとの部分最適から、企業全体・サプライチェーン全体の最適化への転換。
コスト削減だけでなく、顧客価値の向上、収益性、事業継続性、競争優位の確立が目的。
SCM改革には、経営戦略、組織、人材、IT、データの一体的な変革が必要。
AI・DXの活用に加え、部門横断で課題を捉え、変革を推進できる経営人材が重要。
■総括
SCMの本質=部分最適から全体最適への転換。
競争優位の源泉=調達・生産・物流・販売の統合と変化対応力。
改革の成否=経営戦略・組織・人材・データの連動。
★建築営業への示唆=建物需要を待つのではなく、顧客の経営課題・SCM上の制約から設備投資需要を創出。
★新規事業への示唆=既存の経営資源を組み合わせ、顧客の全体最適に資する新たなサービスを構築。 -
Posted by ブクログ
コロナによって生じた変化に対してどう対応するかについて、色々な視点からアプローチしている。
これからの社会に求められるのは柔軟な対応と、何のためにビジネスをしているのかを見つめ直し、軸を持って活動することで有事にも耐えられる経営である。
メモ
日本は知の探索が苦手である。
できるだけ遠くに探索へ行き、知を幅広く見て
持ち帰り新たな組み合わせをすることでイノベーションにつながる。
知の探索は、時間もコストもかかり失敗がつきものである。
日本は目先の利益を追い求めるので、知の探索よりも儲かりそうなものを深堀りする知の深化に傾いているためイノベーションが起きない。
対策
評価制度の見直し
失敗すると評価が下がってしまう評価せいでは知の探索はできない
オープンイノベーションの促進
社外に放出することで新たな知が見つかる
混乱時における最大の危機は、混乱そのものでなく、従前の理論に基づいて行動することである。 -
Posted by ブクログ
VCやりたい人向けの本。
読めば読むほど、日本でVCやるのが難しい事がわかってくる。
以下に日本でVCが難しい3つの理由。
1.ベンチャー向けの市場が不十分
投資した株式を換金する市場やそもそも上場する魅力的な市場が無い。マザーズなどが挙げられるが、規模が十分に大きくないので機関投資家などの行動に左右され、価格が公正でない。そのため、誰もその市場で取引したがらないので、ベンチャー企業への資金も集まらない。
2.ベンチャー投資が一般的でない
ブランド志向や日本企業の悪い風習のため、ベンチャー企業がいくら良い製品やサービスを開発しても知名度の無い企業に投資する企業は稀。そのため、資金が集まらない。
3.人材の不足
法人税や所得税が他の国より高いため、優秀な人材や企業が集まって来ない。 -
Posted by ブクログ
一般的には、一念発起し起業することを考えると、商工会議所や産業振興財団、行政など様々な団体が主宰している創業塾や起業セミナーなどに行くことが多い。
しかしそこで学ぶのは、経理であったり、マーケティングであったり、組織であったり、バラバラとした知識の寄せ集めであり「起業」を体系的にまとめたものはない。
この本は「起業」を体系的にまとめており、また理論だけではなく、実際にベンチャーキャピタルを興した著者の経験則からも、起業のプロセスについて解説されている。
もっと早く体系づけられていれば…と思うのは私だけではないだろう。
起業を考えられている方には一読の価値はある。