柴村仁のレビュー一覧

  • 我が家のお稲荷さま。 七

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    狐耳が目当てで読んでる訳では決してない。



    原作の小説は全く読んでないけど十分面白いです。画がかわいい。

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    2011年05月19日
  • 我が家のお稲荷さま。 伍

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    松風水蓮さんの絵が優しく可愛い。
    男性キャラが好きなのですが、やっぱり女性キャラの法が多いですよね。でも、可愛いからいいや。

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    2010年03月19日
  • おーい! キソ会長

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    柿田さんの存在意義が今一つ不明でしたが、ライトミステリーとして大変面白かったです。
    小さな事件から入り、実は大きな一つの流れに乗っていたりするところが好み。
    木曽&勝村、オイシイところで丹野さんな感じで続編とか出たら嬉しいんだけどどうかな。

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    2010年01月17日
  • おーい! キソ会長

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    主人公は最初軽い事件から入り、最後は少し重い事件へと関わっていくが後味は悪くない。終わり方がとても爽やかで ほっとしました。一見、主人公向きではないようにみえる木曽君ですが、彼のいい人っぷりと鈍感っぷりは、充分に主人公向きの性格だと感じました。

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    2009年12月24日
  • 我が家のお稲荷さま。 壱

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     電撃文庫のお稲荷さまがの漫画化したもの。小説と一緒でおすすめ
     小説を知っていれば先の内容も分かるものの、なかなかに楽しませてくれる漫画です

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    2009年10月04日
  • プシュケの涙

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    学校で飛び降り自殺を目撃してしまった主人公。嫌な記憶だったと忘れたいところだが、自殺した女子生徒の知り合いである変人の由良に目撃した自殺について付き纏われる。曰く、「自殺した理由を知りたい」との事である。二人しかいない目撃者の一人である主人公は嫌々ながらも由良の捜査に協力する学園ミステリー。かと思えば、中盤で真相を何から何まで明らかにしてしまい、残る部分は由良と女子生徒との馴れ初め等である。意外性のある構成ではあるが、あえてこの構成にする意味はちょっと分からない。胸糞感情を誘うにしても唐突過ぎるのと、由良の変人っぷりにしか目がいかない。

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    2025年11月01日
  • 夜宵

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    ある期間だけ開かられる細蟹の市。
    そこにはなんでも売っている。ここで買えないものはないといわれている。そんな細蟹の市を守っているサザと出会った人びとの話。
    この市ではなんでも非合法のものも売っているためいろんな人びとが迷い混む。だが人間さえも売られているここはとても危険な場所であった。

    最初は短編でチョコレートスープの話から怖かった。でもこのおどろおどろしい雰囲気と
    細蟹の市の世界観がよかった。

    途中から身元わからない、記憶もないカンナとサザの話になる。サザは一体何者なのか?カンナは成長していきサザのために何かしてあげたいと考えるが破滅が襲いかかる。
    そしてなんといってもカンナとまことの恋

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    2025年10月29日
  • プシュケの涙

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    ネタバレ

    一応ミステリなのかな。何が正義で悪なのかはハッキリしていて、先に悪側に感情移入させてひっくり返すという部分が斬新ではあった。
    微妙に感じたのは、全体的にぼんやりしているというか、もう少し事件の解明に踏み込んで(警察の介入とか)描写してくれていたらもっとサスペンス要素が高まって盛り上がったように思う。
    あと、一番の悪(◯◯に◯◯を盗ませた奴)が何のお咎めも受けないというのは流石にモヤモヤした。
    後半の話はガラリと視点を変えていて、こちらの方が青春ものとしては面白い出来だったように思う。

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    2025年07月24日
  • 夜宵

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    ネタバレ

    一ノ経 チョコレートスープ
    白いポンチョの女
    生首の蒐集家。

    肥満男
    真性の変態。

    サザ
    アカハラ。赤腹衆。仄白い翁の面をつけている。

    ヒチリキ
    雪客衆筆頭。毛羽立ったぼろぼろの外套を肩にかけた男。白鷺の面をつけている。


    マドウジと扱われる。黒胞衣を着せられている。妊娠中。石骨病院で出会った女に、チョコレートスープを飲めばおなかの子が助かると言われた。

    間倉
    まん丸いサングラスをかけた男。

    あさなさな
    ゆうなゆな
    瓜二つの女の子。

    シラ御前
    チョコレートスープを作る。


    一ノ緯 マドウジ
    少年
    赤毛。カンナ。

    四人の男
    キビト。白い兎のラバーマスクをつけている。

    サザ

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    2025年07月07日
  • 夜宵

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    夜市が好きで読んでみました。
    夜市のパクリとか口コミがあったものの、夜市とはうさんくさい怪しい市場という世界観が同じなだけで全く違うお話なのでパクリではなかった。
    これはこれで面白かった。
    このうさんくさい世界で楽しんでる人もいれば、宿命というかここでしか生きられない人もいたり。
    私は好きなので今度は続編の宵鳴を読んでみようと思う

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    2023年06月02日
  • 夜宵

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    「大事なことはただ一つ。まともな一生を送りたければ、あの市に近づくべきでは無い」

    帯にもある通り、人に言えぬもの全て揃います。
    ただ一つだけ置いてないものがあります。
    人間が迷い込んでしまえば容赦なく切り落とされ、犬に噛みちぎられ、売り物にされる細蟹の市。

    柴村さんの作品はぬるっとどんでん返しがあるので、衝撃っていうよりもなんか嫌な感じになるミステリーってところが面白いです

    人間がいくべき市ではないけど、なぜか魅力的で美しくて
    行ってはダメだけど
    この作品を読んだ人は誰でも細蟹の市に一回は行ってみたいと思うのではないでしょうか

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    2023年03月21日
  • プシュケの涙

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    学生生活という異質な窮屈さを帯びた日々。もう一度嗅ぎたい青春と、思い出したくない青春が蘇ってまさしく高校生だった頃の、不完全な自分に立ち戻った感覚に陥った。
    あの頃の私達は何故もそう必死に順応し、特殊な社会を創り、未熟なふりをして残酷なことをしたのだろう、と。

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    2023年01月29日
  • ノクチルカ笑う

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    いつの間にかひっそりと続いていた由良シリーズ。
    謎の解明も魅力的だが、本作の心に残るポイントは、うまくいってないクラスでの、モヤモヤした雰囲気の描写だ。なぜこんなにも息苦しいのか、、、。自分の理想との乖離、心がうまくついていかない状態が思い出されて苦しくなる。
    解決もしたが、何かドロリとした感情が残った。

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    2022年12月26日
  • プシュケの涙

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    由良くん、名前もさることながら、自由で突拍子なくて顔が良くて頭がいい、しかもなんか絵もうまい、絶対みんな好きなやつ〜!にこにこ!としていたら、冒頭の女の子の自殺が彼にとっては誰かが思うよりもつらい話だったんだな、というのが二部でわかる、という構成。おもしろいけど悲しいなと思いました。一部は死んだ女の子がなぜ自殺したのか、という真相パート。二部はその女の子が色々あったけど前向きに生きていくまでの話。このあとに彼女が死んでしまう、というのが待っていると知っている身からすると、めちゃ青春でキラキラな思い出がさみしいものになってる。

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    2022年10月26日
  • プシュケの涙

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    最初この本の概要を読んで、〝絵を描きかけのまま彼女が死ぬはずがない〟だけ読むとストーリーが薄い感じがしましたが、読み終えるとこの一文ですら想いがつまってる深いフレーズだなと思えます

    なぜ由良はこんなにも彼女の死に執着するのか、
    彼女を取り巻く環境だったり、少し変わった彼女との出会いと関係、そして別れがとても切なかったです。

    自殺、青春ミステリと書いてあるからハッピーエンドではないことはわかるけどストーリーも面白かったので他の由良シリーズも読んでみたいなと思いました。

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    2022年08月20日
  • プシュケの涙

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    読み終わったあと悲しい気持ちになった…。少女が落ちて意識不明になってしまったけど最後には目が覚める、とかだったらよかった…。

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    2022年08月11日
  • プシュケの涙

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    前半と後半のギャップよ…後半は普通に周囲から浮いてる2人の青春学生物語じゃん…もう1人このあと死ぬんだなと思うと後半読むの辛くて飛ばしまくったわ。

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    2022年05月28日
  • プシュケの涙

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    ミステリというよりは、青春系だったかな。
    一章のあとの二章は結末が分かってるからこそ、悲しくなってくる。

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    2020年08月27日
  • プシュケの涙

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    夏休みの補修中に少女が学校から落下して死亡。どうして落下したのか、疑問を持った少年が原因を究明するといった青春小説。
    前半は少女の落下を補習中の教室で見た少年「榎戸川」目線での話。後半は落下した少女「吉野彼方」目線の話になってる。
    はじめはミステリーなのかなと読んでたんだけれど、ミステリー感はうすい。どうして落下したのか!という確信部分はなにか弱いような気がする。
    後半からは青春感たっぷりでけっこう好きかも。少女目線の青春のお話になっても、最後に落下するのわかってるし、なんだかもやもや。

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    2019年09月07日
  • 宵鳴

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    大晦日までの僅かな期間にだけ立つ「細蟹の市」。そこで手に入らぬものはないといわれ、欲望と幻想が妖しく交わるこの場所も、しかし少しずつ衰退の兆しを見せていた。滅びの予感に身をゆだねながら、赤腹衆のサザは最後の市守りとして今年もまた仮面をつけ、夜ごと市を巡回する。そんな折、市に大道芸人の父娘が流れてきた。彼らはある呪いを解くため、「うろくづ」という不思議な道具を探しもとめており…。

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    2019年07月13日