瀧森古都のレビュー一覧
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購入済み
答
紡がれている言葉が好き。
今この瞬間は,けっして準備期間なんかじゃない。
そんなこと言ったら,人生ずっと準備期間になってしまう。
死ぬために生きてるんじゃない。
幸せとはなんで,なんのために生きるのか?
明確な答えは,死ぬそのときまでわからないかもしれないけれど。 -
Posted by ブクログ
家族・友達・恋人など大切な人は必ずいますね。その大切な人を思い浮かべ、そして大切な人とどう暮らしてどう生きていくか、幸せとは何かとても考えさせられた作品でした。
感動の7つのストーリーから構成されている作品。
ハズレは一つもなし!!登場人物の考え方、生き方、気持ち共感する部分が沢山あり、自分と重なり合わせて考える事ができました。
特にお気に入りストーリーは、「真昼の花火」
『グッと堪えていた涙が、僕の瞳から溢れ出してしまった』という所を読んだ途端、自分も涙が溢れ出してしまいました笑。これは、悲しみの涙ではありません笑笑
この作品を見て瀧森古都さんにハマってしまいました。他の作品も読んで -
Posted by ブクログ
すごくあったかくて優しい物語だなって思った。こんな風に暮らせていけたらいいなぁ、なんて。五郎と宏夢、そのまわりの門倉にしても弓子にしても問題や悲しみを抱えているけど、自暴自棄にならず誠実にやるべきことをコツコツ積み重ねている。で、どうしてこんなに居心地がいいのか考えてみたら、嫌な奴がいないことに気が付いた。唯一、動物を虐待していた吉沢だけかな、クズなのは。ほかはなんだかんだでいい人たちばかりだ。ちょっと宗教っぽく感じちゃったんだ。週末に勧誘に回っている人たちって表情豊かで優しそうでここに出てくる人たちと似ているような気がして素直に感動できなくなっちゃった。ひねくれてるな、オイラは。
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Posted by ブクログ
みやざき中央新聞で紹介されており手に取った本。
4年連続赤字だったホテルアソシア名古屋ターミナルが、
柴田秋雄氏により「従業員満足を高める」ことにより生まれ変わった話。ドキュメンタリー映画にもなっている。
耳の聞こえないウエイトレスの話、お客の大学受験票をなくしてしまった話、東海集中豪雨の時にホテルを開放して帰宅困難者をもてなした話などなど。
お客に食中毒が出た際、10人以下の場合は保健所に報告する必要はないのだが、従業員らと話し合いを設けた。
そして「お客様に誠実であること」の信念に沿って保健所へ報告した。さらに、多くのお客へおわびの手紙を送った。
普通、その後の営業を考えたら、だ