瀧森古都のレビュー一覧
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購入済み
我が家には五匹の猫がいる
心温まるエピソードや感動的な物語の連続。
でも私には偶然や奇跡のような物事がわざとらしく感じられて、ちょっと興を削がれてしまった。
悪人が1人も出てこない作品は、心がほっこりとして、読後感は爽やかで温かい。 -
Posted by ブクログ
家族を失って孤独に生きる修二と同じく家族を失い異国の日本で暮らすインド人のオム。
その二人が一人の少女りんごに出会ったことから始まる家族愛を描いたストーリー。
りんごを連れて修二とオムが色んな人と会ううちに、修二は自分の出生の真実や自分を愛してくれた亡き父親の想い、そしてりんごと修二の出会いが偶然でなかったことを知ります。そして全てが明らかになった時、変えられない過去に責任をなすりつけるより、変えられる未来に向かって歩き出す選択をして本当の笑顔を取り戻していく3人の姿が描かれています。
どんなに不幸だと思っても人生を投げ出さずに歩き出さなきゃいけない意味。そして夢を持つことが人生を豊かにして -
Posted by ブクログ
「たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える」 瀧森古都 ★★★☆☆
絵にかいたようないい話。浮世離れというより偶然が過ぎる。
無駄に日本語を間違えるインド人とかをもう少し活かすことはできなかったのだろうか。
人間は基本いいひとなんだな。
こまかいけど、タイトルの「世界が滅びても今日」は「世界が滅びても 今日」にしないと分のつながりが不安定。本文上は半角スペースが空いてるんだから倣えばいいのに。
#引用
・過去は、どうあがいても変えることはできない。今変えなければならないのは、明日という現実。
・人は生きるために謝り、生きるために許し、生まれ変わるために前進する。
・人は、生まれ