瀧森古都のレビュー一覧
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みやざき中央新聞で紹介されており手に取った本。
4年連続赤字だったホテルアソシア名古屋ターミナルが、
柴田秋雄氏により「従業員満足を高める」ことにより生まれ変わった話。ドキュメンタリー映画にもなっている。
耳の聞こえないウエイトレスの話、お客の大学受験票をなくしてしまった話、東海集中豪雨の時にホテルを開放して帰宅困難者をもてなした話などなど。
お客に食中毒が出た際、10人以下の場合は保健所に報告する必要はないのだが、従業員らと話し合いを設けた。
そして「お客様に誠実であること」の信念に沿って保健所へ報告した。さらに、多くのお客へおわびの手紙を送った。
普通、その後の営業を考えたら、だ -
Posted by ブクログ
最初は、これは猫が死んでしまうお話が詰まっているのかと、もしそうだったらとてもじゃないけど読み進められないと考えていました。
それは違いましたね。最終話を読み終えた今、特に最終話は出来すぎた偶然が幾つもありましたが、死を見つめる話じゃなくてよかったです。いや、正確には中途に娘さんやらお腹の子を亡くした人の話も出るっちゃ出ますけれども。
良い意味で、言葉に重たさがなくて。取り扱ってる事柄や登場人物が言ってることは言葉として意味合い深いはずなのに、不思議となぜかすらすらと流して読み進められます。何か理由があるのかもしれません。主人公のちょっと冷めた人間性からくる言葉の選び方や考え方をそっけなく、で -
Posted by ブクログ
ネタバレこれもいい本でした。
この人の小説、好きだなぁ〜。読みやすい。
P194の、「(災害で最愛の母親を亡くしたのも、虐待され木に吊るされ三本足になったのも、家族を手放してしまったのも、最悪だけどそこで「終わり」じゃない。)
最悪なきっかけは、本当に最悪だけど、そこがゴールじゃない。どう考え、どう行動するかによって、最悪は最高に変えられる。」
この部分にひどく感銘を受けました。
ただ、ラストの設定は少し納得いかないところもあり……。
アナフィラキシーショックで亡くなったなら、当時の捜査でもわかるのではないか?というのと、心中するつもりだった夫婦が、死んだつもりで北海道に行くというだけで前向きに -
Posted by ブクログ
テレビマンが書く小説ってすぐわかるよね。雰囲気で。
キャラクターや話の構成がテレビ的すぎて個人的に当たり外れが激しいパターン。
1章読んだ時点ではちょっと辞めようかなと思ったんだけど、せっかくだしと最後まで読んでみた。ハードボイルドなミステリーになってきた後半は、面白くて一気読み。はぁ、子どもが不幸にならなくてよかった。
主人公よりマッチのほうが好きかな。キャラとして深掘りもされてるし。
カピバラさんのキャラがいまいちリアリティがないように感じられて、どう捉えていいかよくわからなかった。障害がある人の純粋さ、の上澄みだけというか。(リアリティある映画とかドラマとか好んで見ているからそれと比べる -
購入済み
良い作品でした。
読み終わった時のスッキリ感が心地良かった。良い終わり方でした。全体を通して、文章も読みやすく表現されており、イメージもつきやすかった。登場人物も個性的で最終的に全てがつながるというのは、よく出来ていると感心した。
しかしながら、本のタイトルと帯の宣伝文句は、中味と違う。読む前の期待感と想像が裏切られましたね。