新井和宏のレビュー一覧

  • 持続可能な資本主義

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    わかりやすく平易に今の資本主義に対する限界論と今後の金融が果たすべきことを伝えてくれる。
    日本ならではのスタンスで、サステナビリティの自然な未来を示唆してくれる一冊。

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    2025年09月02日
  • 持続可能な資本主義

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    近藤哲朗著「ビジネスモデル2.0図鑑」に紹介されていて。いい本だ。でも本当にいい会社はあるんだろうか。うちもいい会社になってやっていけるんだろうか。どうしても懐疑的になってしまうビジネス経験14年のわたし。

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    2024年06月26日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    田舎で暮らすこと、幸せとは。
    豊かだけど幸せじゃない、に気づけるか。
    めんどくさいことは大切なこと。
    人や自然との関係性は予定調和でないからめんどくさい。けど、その間にこそ幸せがある。

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    2024年05月21日
  • 持続可能な資本主義

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    「良い会社」の判断基準が書かれている本。

    いまの自分の知りたいことにかなりフィットした本だった。タイトルに資本主義という言葉が書いてあるが、斎藤幸平さんのようなガチガチの資本論が書かれている本ではない。むしろ、ニュースで耳にするような社会問題に対して「良い会社」がどのように取り組んでいるか、いくつか例が紹介されており読みやすかった。
    投資信託の会社なのに、数字は参考程度というスタンスがかなりかっこいい。「鎌倉投信から融資を受けている会社は良い会社」という評価が他の金融機関に広まっているところもさらにかっこいい。

    鎌倉投信という会社の新井さん(もう退職され別の会社を立てたらしい)の著書なので

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    2024年04月11日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    何か自分のこと言われているようで。
    自分も未来のために今を犠牲にしてるなぁと。
    今を生きないともったいない!

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    2022年06月14日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    ネタバレ

    とっても面白かったし、共感する部分が多くて一人唸った(笑)
    対談形式なこともあり、サクサク読めた。

    お金に色をつけるとかとても斬新で面白い!

    お金と食というのが主な切り口なのだけれど、人生についての考えや問いも多く、深かった。いかにお金を主軸に判断を下しているかに気づいたし(無意識すぎてびっくり!)、小難しく考えすぎず感覚を大切に今を生きるって良いよなと心が軽くなった。

    社会が多様化していく中で、お金という概念も多様化していくんだな〜と。個人レベルで新しいお金を作れるっていう考えがなかったけれど、可能なんだなーと思うと、自分にも何か生み出せそうな気がするというワクワク感が芽生えた。

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    2022年05月18日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    いい会社を増やすことが大事。

    いい会社とは、
    強みを理解し、社会的価値とつなげ、継続的に成長する仕組みを持っている企業。

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    2021年09月04日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    強く思うのは、大人として幸せな生き方をしなければならないなということ。そのために短絡的に楽だからと自分らしさに蓋をせず、1人1人が個性を発揮して生きる覚悟をもって選択肢を増やしていくことが必要と感じました。

    ・いまの社会システムは、稼ぐことを目的化しているが故に同質化、効率化、排除を求める傾向にある。価値に多様性がなく、戦後貧しくて食うのに精一杯だった時代をずっと引きずっている。
    ・今を手段化している。
    ↑これらは最近読んだビジネスの世界(山口周さん)や、人新世の資本論(斎藤幸平さん)にもつながることが書いてあった気がする

    ・都会はコントロールしやすいように作られていて、何でも思い通りにな

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    2021年02月17日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    今、お金が人と人を断ち切る(決済)機能になっているという言葉がとても心に響いた。お金や経済が人を繋ぐ、支え合う社会へ変わってほしい。仕事や買い物の選択の方法を根本的に見直したい。

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    2021年02月06日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    社会課題の本質→選択できないこと→多様性がある社会にしていく必要がある
    選択肢があること、選択できる環境や能力があることのどちらもが必要。
    →それぞれの個人やコミュニティが大切にしたい価値基準を大切にできる仕組みや社会ができた姿

    =【共感資本社会】

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    2020年01月09日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    鎌倉投信の「結い2101」の元ファンドマネージャー、新井和宏さんが、在職中に書いた本。

    独立系投信のなかでも、ひときわ異色の存在感を(良い意味で)放つのが鎌倉投信。

    リターンはお金だけではない(資産の形成、社会の形成、心の形成)。
    投資先の倒産は真のリスクではない。真のリスクは社会からいい会社がなくなること。
    投資手法の高度化が投資家と投資対象を分断している。
    など、独自の世界観が語られます。

    金融の在り方に対する本質的な問題提起をしている本であり、おそらく10年後、20年後に読んでも、「う~ん」と深く考えさせられる良書だと思います。

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    2019年12月07日
  • 幸せな人は「お金」と「働く」を知っている

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    お金、働く、幸せ、の本質を説いた一冊。

    ただ単に
    「お金もちになるには起業しろ!」
    「時間とお金を自己投資しろ」
    のように成功とか勝ち組になる方法をまとめた意識高い系自己啓発書とは違い、
    「いい会社とは?」
    「会社や仕事や社会に役立つための存在」
    「幸せはあなただけのもの」
    と、これから社会に出る若者に知って欲しいことを説明している内容。

    金融マンとしてお金と働くに振り回された著者だから語る、誰もが勘違いしている幸せの概念。

    普遍的なことだけど、意外と知らないことを知れる一冊。

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    2018年11月28日
  • 持続可能な資本主義

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    鎌倉投信については耳にしていたが実際にその内容については知らなかった。
    フローよりストック、短期より長期、八方よしの経営については非常に共感が持てる。
    やはりオールドパラダイムで動いているステークホルダーとの調整をやりつつ、新しいパラダイムにどう移行するかと言うところがチャレンジングで面白そうな部分だ。その軋轢をどう乗り越えてこの持続可能な資本主義を展開していけるか。

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    2018年04月01日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    「いい会社」への投資を通じて、資産・社会・心の形成を生み出していく鎌倉投信の哲学が詰めこまれている。

    前職では第三者による「客観的」な指標によって投資先を決めていた著者が、いい会社だと「主観的」に感じた会社を信頼し、投資先として付き合っていくことを決めるようになったプロセスが面白かった。

    とかくビジネスにおいては効率や生産性が求められる場面が多いが、ロジカルに説明できない主観的な行動がのちにつながりを生み出し、結果として社会へ好影響を与えていく循環が出来上がるという著者の想いには深く頷ける部分があった。

    また、何かと冷たい目線が集まりがちな「お金」についても、そこに意志が伴っていれば、集

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    2017年12月23日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    「きれいごと」は理想論だと思う方もいるかもしれませんが、私はすごく好きな考え方です。
    「この会社を応援したいと思うから投資する」というのがあるべき姿だと思いますが、現在の経済はそうした姿勢でいる人ばかりではありません。
    信頼を積み重ねていくことは、効率的ではないかもしれないけれど、最大のリスクヘッジなのだろうと思います。
    社員を大切にする会社、顧客を大切にする会社、地縁を大切にする会社が好業績であるという研究は他にも読んだことがあります。
    また、この本で紹介されているヤマトHDも、値上げという消費者にとってはネガティブなニュースが出た時でさえ「でもヤマトは東日本大地震でこんなに被災地を助けてく

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    2017年12月09日
  • 持続可能な資本主義

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    ネタバレ

    常に右肩上がりの成長を求めなくてもよい資本主義の在り方はないものなのかと漠然と考えることがあったところ、本書で述べられいる考え方がその解決の一つになり得そうだなと思えた。
    効率化はステイクホルダーの分断をもたらし、リターンをお金だけで定義するとステイクホルダーの利益は相反してしまう。客観的基準ではわからない主観的評価をすることによって、地域、社会、国を含めた八方よしの「新日本的経営」を認め、応援することにより全ての関係者が利益を得ることが可能になるという。そんな新日本的経営を行う会社を応援したいなと思わせられる本。このような会社を評価して個人に紹介し、各個人がそれを応援できるような仕組みがもっ

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    2017年09月30日
  • 幸せな人は「お金」と「働く」を知っている

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    これから今の仕事に対して何を思い、どう向き合うか、そしてどうしたいかを考えるのにとても良い本でした。

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    2017年08月13日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    鎌倉投信という名前は聞いていましたが、その中身まではどのようなものが知りませんでした。それが本書を読むことで、一般的なファンドの常識では考えられないような哲学で運用していることがわかりました。応援したくなるファンドで、自分も毎月積み立てしてみようかなと言う気になりました。

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    2017年08月03日
  • 投資は「きれいごと」で成功する

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    やはり経験に裏打ちされた哲学を持って仕事に力を注いでいる人はかっこいい。
    外資金融の道で成果を出しながらも現在の金融システムに疑問を持ち、それに対抗する哲学を持って鎌倉投信を始めた新井さんの考えが存分に伝わってくる本だった。

    シンプルに経済成長や多額の報酬を追い求める思考法は、僕たちミレニアル世代には今ひとつ魅力的に思えない。
    鎌倉投信の投資哲学は経済的成長と社会への貢献の両方の観点がバランスよく取り入れられていて、それが今の時代にはウケるのだろう。

    社会的に意義のある企業への投資といっても、外資で金融工学を突き詰めた人が言うと説得力が違う。ファンドなら当然ではあるのだろうが、社会貢献を言

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    2017年06月27日
  • 持続可能な資本主義

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    本来の金融の意味やあり方、社会全体のあり方を問うてる本だと思います。
    僕は金融マンが持って置くべきマインドだと思うし、このような仕事がしたいと思っています。

    理想を語るだけでなく、実践されて結果を出し続けている方の一つのあり方、考え方、やり方に触れて、自分自身何をどう考え行動するのか考えさせられました。

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    2017年04月05日