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「いい会社」への投資で利益を出す鎌倉投信の創業者にして「共感資本社会」の実現を目指してeumoを起業した新井和宏氏と、『東北食べる通信』創刊編集長にしてポケットマルシェCEO、「関係人口」提唱者の高橋博之氏のふたりが考える、お金、働き方、都市と地方、生きるということ……いま日本に必要なすべて。
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Posted by ブクログ
田舎で暮らすこと、幸せとは。 豊かだけど幸せじゃない、に気づけるか。 めんどくさいことは大切なこと。 人や自然との関係性は予定調和でないからめんどくさい。けど、その間にこそ幸せがある。
何か自分のこと言われているようで。 自分も未来のために今を犠牲にしてるなぁと。 今を生きないともったいない!
強く思うのは、大人として幸せな生き方をしなければならないなということ。そのために短絡的に楽だからと自分らしさに蓋をせず、1人1人が個性を発揮して生きる覚悟をもって選択肢を増やしていくことが必要と感じました。 ・いまの社会システムは、稼ぐことを目的化しているが故に同質化、効率化、排除を求める傾向にあ...続きを読むる。価値に多様性がなく、戦後貧しくて食うのに精一杯だった時代をずっと引きずっている。 ・今を手段化している。 ↑これらは最近読んだビジネスの世界(山口周さん)や、人新世の資本論(斎藤幸平さん)にもつながることが書いてあった気がする ・都会はコントロールしやすいように作られていて、何でも思い通りになると思ってしまうのも無理はない ↑私も兼ねてから感じていて大共感! ・幸せとは人や自然と交わること
今、お金が人と人を断ち切る(決済)機能になっているという言葉がとても心に響いた。お金や経済が人を繋ぐ、支え合う社会へ変わってほしい。仕事や買い物の選択の方法を根本的に見直したい。
社会課題の本質→選択できないこと→多様性がある社会にしていく必要がある 選択肢があること、選択できる環境や能力があることのどちらもが必要。 →それぞれの個人やコミュニティが大切にしたい価値基準を大切にできる仕組みや社会ができた姿 =【共感資本社会】
2021.57 ・コミュニティとしてソリューションを提供する ・使うことでつながりが増えるお金のデザイン ・「間」を育むために必要なものは地域にある
都市化が進み、経済も合理性ばかりが着目される今の時代に、緩やかに繋がり助け合う関係性の重要さを主張する一冊。お金に縛られてる自分がいることを気付かされた。本当の幸せとは自由に生きること。
共感資本社会。高橋さんのポケットマルシェはとても具体的な取り組みだと思う。生産者とのつながりを大切にする。たしかに今の僕らに欠けている部分。 一方の新井さんのeumo の取り組みはイマイチ理想論であるようにも思える。結局は元締めであるeumoが稼ぐことになるのでは?とどこかで思ってしまった。共通の通...続きを読む貨がすでに存在している以上、その縛りからは解放されることは決して無いと思う。消費する事で生産者と繋がり相互に助け合う。そのこと自体は非常に共感できる。ポケットマルシェ、のぞいてみたい。
「共感」のキーワードで固め読みしてるうちの一冊。新しい通貨eumoの立上げを行なっている新井さんと東北食べる通信やポケットマルシェの高橋さんの対談本。既存の資本主義社会の矛盾やシステム上の限界をそれぞれに感じている中で「幸せ」をどう作っていけるか、という話。 共感というキーワードで読んだけど、共感...続きを読む自体の定義や意味の確認はなく、共感でなくても良いかなという感じもした。どちらかと言うと人と人との「つながり」「間」「コミュニティ」の方がしっくりくるし、対談中にもキーワード出していたけど社会関係資本との違いはいまいちわかりにくかったかな。 人だけでなく自然や環境への共感という話も出ていたり、共同体感覚みたいなキーワードも出ていたけどだとしたら「資本」という言葉が浮いてくる。まぁ社会関係資本に倣ってそのまま使ってるだけのような気もしますが、既存システムのどこが問題だと思っていて、どこを変えたいと思っているのか、大枠の問題意識や方向性にそれこそ共感できるからこそ、対談というやり方の雑さだけでぶん投げてしまってるのがちょっともったいないかなという印象でした。
人と人の間のコミュニケーションには本来「共感」が必要なはずなのだけれども、今規定されている法定通貨は「交換」のモードを作ってしまうため、現代日本社会における日常の購買活動からは「共感」が抜け落ちてしまう。その結果、他者と関係性を構築しなくても生活は出来るようになった。その一方で社会資本が低下が進んで...続きを読むしまったのが今の日本で、お金を使って一人でサバイブする能力が必要になってしまった。その能力がないと自殺するまで追い込まれてしまう。
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