ベン・ホロウィッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜベストセラーになったかわからないくらい、読むのが辛い本。
イントロダクションからして非常にハード。
本当に難しいのは、大きく大胆な目標を設定することではない。本当に難しいのは、大きな目標を達成しなかったときに社員をレイオフすることだ。
本当に難しいのは、優秀な人々を採用することではない。本当に難しいのは、優秀だと感じていた人々が既得権にあぐらをかいて、不当な悪態をつきはじめたときに対処することだ。
本当に難しいのは、大きく夢見ることではない。その夢が悪夢に変わり、冷や汗を流しながら深夜に目覚めるときが本当につらいのだ。
▼成功するCEOの秘訣
そもそも秘訣はない。良い手がまったくないときに、それでも最善の手を打つこと。
寝れなくてもいい、吐いてもいい、困難を乗り切ることに集中すること。
どんな言い訳も必要ない。ベストメンバーが揃わない。部下が無能。市場が厳しい。
そんなことはどうでもいい。そんなことは誰も気にしてはいない。気にしているのはあなただけだ。
すべてのエネルギーを、最善の手を打つことだけに集中させること。
▼経営幹部に求めるべきこと
・設定された目標に対する達成度
・マネジメント
・イノベーション
・同僚との協調
▼苦闘とは
・苦闘とは、自分自身がCEOであるべきだと思えないこと。
・苦闘とは、社員があなたはウソを着いていると思い、あなたも彼らが多分正しいと思うこと。
・苦闘とは、自分の能力を遥かに超えた状況だとわかっていながら、代わりが誰もいないこと。
・苦闘とは、苦しい話ばかり聞こえて、会話していても相手の声が聞こえないこと。
・苦闘とは、多くの人に囲まれていながら孤独なこと。
・苦闘とは、破られた約束と壊れた夢がいっぱいの地。
苦闘は失敗ではないが、失敗を起こさせる。特にあなたが弱っているときにはそうだ。
しかし、どんな偉大な起業家も苦闘に取り組み、困難を乗り越えたきた。
▼つらいときに役立つかもしれない知識
・一人で背負い込んではいけない。
・長く戦っていれば、運が掴めるかもしれない。
・被害者意識は100害あって、1利もない。
・良い手がなくても、最善を打つ。
▼正しいレイオフ
1)自分のアタマをしっかりさせる。過去ではなく、未来に集中する。
2)実行を先送りしない。1秒でも遅くなるほどに、問題が連鎖して増えていく。
3)レイオフは「会社が失敗したけれど前進するために手放さないといけない。」というものであるべきだ。CEOは言い訳してはいけない。
そしてレイオフは、これまでの信頼を打ち崩す。信頼を取り戻すためには、レイオフ含めて今後とも全てに真摯で誠実であるべきだ。
4)管理職を訓練する。訓練は、黄金律を知ることから始める。「マネージャーは自分自身で部下をレイオフしなくてはならない。」
マネージャーは、そのシゴトを人事部門やサディステックな同僚、上長に任せてはいけない。
5)皆の前にいる。みんなと話すことは、なにより重要だ。
▼マネージャーの成果を出すコツ
・なぜ部下を教育すべきなのかを話す
・教育と成果に集中させる
・ほとんどの社員は、会社が嫌いでやめない。マネージャーが嫌いか、成長させてもえらえていないことでやめる。という真実を伝える。
・教育ブログラムを、つくらせ、洗練させる。
▼その他
・幹部採用は、長所よりも短所のなさを重視してしまうことに気をつける。
・「ピーターの法則」「ダメ社員の法則」をしっておく。
※ピーターの法則
ある仕事で成果をあげた人物が、その仕事を評価されて昇進しても、その地位において有能とは限らないため、昇進し続けるうちに能力の限界に達し、いつしか無能になる。もしくは無能な人は今の地位にとどまり、組織が無能な人が増える。
しかし、ピーターの法則が発生することは仕方がない。上げてみて、ダメならリサイクルしかない。
※ダメ社員の法則
大組織においては、どの職階においても、社員の能力はその職階の最低の能力の社員の能力に収斂してしまう。 -
Posted by ブクログ
生々しいヤバい人。
その中から何を学ぶか。
経営書。
CEO→ベンチャーキャピタルのブログをベースにした記事。
課題を伝えるときに解決策とあわせて持ってくるように
→手に負えないモノほど持ってこない
良い会社であること
・それ自体が目的である
・物事がうまく行っている時はどうでもいいが、うまくいかないときに真価を問われる
・物事は必ずおかしくなる
howどうやってを思いついて満足に浸っていてはダメ
what何をすべきか、を明らかにする
新しい仕事は今の仕事と何が違うか
最初の一ヶ月、何をするか
溶け込むために何をするか(キーパーソンと交流する)
どんな支援が必要か
多数は欠点が少ないほうを好む(求めている長所を重視しなくなってしまう)
するとみんなが賛成するモノ、ただしうまくいかないものが出来上がる -
Posted by ブクログ
まずタイトルが良い。
君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくると。
日々の行動における暗黙の判断軸やルールが存在する。
それに対して社員全員がなんと答えるのか。
それが企業文化である。誰も見てないときにどう行動するか。
全ては行動に現れる。
その文化を作り変えるために必要なテクニックの中の1つに
「ショッキングなルールを作る」というのが印象に残った。
(例:アメフトのチームで5分前集合のルールを破ったら例え遅刻でなくても罰金)
なぜ?と思うような、ショッキングなものであるが
それへの答えが文化の概念そのものを明快に説明できていれば良い。
自社において、色々な企業文化のコアになりうるような
様々な思想がたくさんある。
(心理的安全性、正解はない、認識の範囲拡大等)
それぞれに対して、「なぜ」を問い続けることはとても重要だなと感じた。
一方、「掟を盾に取る」ということにも触れられていて
心理的安全性=ぬるさのような問題と近しいと感じた。
また、チームの方向性や文化醸成に悩んでいたが
サブカルチャーという考え方に背中を押された。
核になる共通の文化要素は必要だが、チーム固有の文化を作ることは全く問題ない。
リーダーがありのままでいて、自分の信念に基づいて
自身の掟に基づいて、時に厳しい判断をしていこうと思う。