ベン・ホロウィッツのレビュー一覧

  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    面白いです。
    まず純粋な読み物として面白い。
    この手のビジネス書は中盤既視感のある事例紹介や例え話のオンパレードで飽きてしまうのですが、本書は著者が経営者として向き合い苦しんできたエピソードがベースとなっているので非常に解像度が高くシネマチックな面白さがあります。
    またビジネス書としてもちゃんと学びが散りばめられており、経営者目線のみならずPMO目線でのプロジェクトマネジメントの勘所もある程度抑えられる内容になっています。
    個人的には「私は交戦中だったから、戦時の将軍が必要だった」というフレーズがお気に入りです。
    組織におけるマネジメントとはなにか、考え方が変わるかもしれない1冊でした。

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    2024年10月13日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    ・苦難に関するエピソードだけでなく、そこから得られた経営技術(組織構築、人事、文化等)やマインドセット、リーダーシップ等を細かく解説している。
    ・出典や言及されている人を元に以下の本も読んだことにより、より上記の理解が深まった。
     -High Output
     -1兆ドルコーチ

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    2023年04月01日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    リーダーシップと企業文化の関係性を、偉人の振舞いや他書から紐解き詳らかにした本。なぜ、企業文化が大切なのか、文化を醸成するには行動が必要かを腹に落とすことが出来る。

    以下、備忘として印象的なフレーズ。
    ・文化に沿わない行いを見聞きしても対処しなければ、それが自分たちの新しい文化になる。ビジネス環境が変化し、戦略も変わっていく中で、企業文化も環境に合わせて変わり続けなければならない。目標は動くものなのだ。
    ・人間が触れ合うときに必要なコミュニケーションの量は、信頼の量に反比例する。
    ・リーダーが率先して行動しないかぎり、文化は花開かない。

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    2022年11月26日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    またステップアップしたときに巡り合うかもしれない本。
    一度挫折したが、また別の本で出てきて再読して今回は読み切れた。また役職が上がると参考になるところも増えるかな。

    フィードバックの項が早速参考になった。

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    2022年08月07日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    CEOとしての困難や苦悩、苦闘を語った本ではあるが、小さな組織のリーダーとしても深い学びを得られる。時に残酷でありながらも組織を前に進めるための考え、行動、振る舞いが凝縮されている。読んでよかった。
    以下、印象的なフレーズ。
    ・戦士が常に死を意識し、毎日が最後の日であるかのように生きていれば、自分のあらゆる行動を正しく実行できる。
    ・何を避けるべきかに意識を向けず、これから何をなすかに意識を集中すべきなのだ。
    ・苦闘を愛せ。

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    2022年07月24日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    CEO向けの視点で書かれているが、中堅社会人には誰にも学びがあると思う。ずっとこの本を読む気がしなかった。それは、熱血エリートビジネスマンにありがちな、ずっと働き詰め、熾烈な戦い、政治的駆け引きをやりやられつつ、でも俺は前に進む、のような、自分に酔ってる勘違いエリートの自慢話であり、ビジネスって厳しいんだぜ!という話かと思っていたからだ。全く違う。成功自慢やしんどさ自慢は一切ないどころか、自身の苦しみ、弱み、失敗をさらけ出し、人の採用、解雇、株主、ファンドとの向き合い方を彼の経験から得た知見を惜しみなく語る。
    IT専攻し、純粋にITが世界にもたらす価値を突き詰めるための組織、会社を作った。お金

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    2021年12月19日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    自分はまだ幹部にはなっていないが、それでも普段の仕事に役立つ金言が多数記載されていた。CEOならなおさら響くのではないだろうか。
    内容としてはエピソードが多くエンタメとして面白い。
    同時に苦難から学んだ著者の「経験則」が羅列されているという作りになっている。中項目、小項目とまとめられておりわかりやすい。

    自分が共感できた「経験則」を備忘にて書き記す。


    辛い時に役に立つかもしれない知識
    ・1人で背負いこむな。
    ・被害者意識を持たない。自分の責任だ。
    ・良い手がなくとも最善手をうつ。

    管理職、あるいはCEO
    ・事実は部下にありのまま伝えろ。部下にはなんだかんだ全て伝わっているのだから、隠す

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    2021年12月06日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    マネジメント層じゃないんだけどうぁぁってなった。よし、今から仕事に鉛玉をありったけ打ち込んでくるわ。

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    2021年10月08日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    ネタバレ

    ベン・ホロウィッツが企業文化の構築のノウハウを、自身の体験と他者の経験や歴史から学んだ情報とを織り混ぜて、体系的にまとめた本。最近読んだ本の中で、一際その内容に引き込まれた本だった。

    ・口先であなたの望みを伝えるだけでは文化は変わらない。差し迫った必要があることを部下に実感させなければならない。(p.174)

    ・どの企業文化でも最も重要な要素は、社員が会社を気にかけているかどうかだ。彼らは自分の仕事の質を気にかけ、会社のミッションを気にかけ、良き市民であることを気にかけ、会社が勝つことを気にかけている。ということは、企業文化が成功するかどうかは、その会社でどんな行動が報われるかに大きく左右

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    2021年06月13日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    何回も読める必読書。リーダーの行動が全てのカルチャーの源泉。カルチャー無くして事業戦略は成り立たない。ビジョン・ミッション以上にこのカルチャーをより言語化する事、体系化することが大事。

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    2021年04月11日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    読んでいる最中に、何度も自身の仕事に引き付けて自然と考えさせられました。読み終わるのにめちゃ時間かかりましたが、この本はそれだけ今の私に、「文化を体現するにはどうすべきか」ということについて、多くの気づきと導きを与えてくれる本だったのだと思います。

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    2021年02月13日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    歴史と実学をこんなに上手く融合して考えられる人ってそうそういないよなぁ。すごい

    まだ社会人にもなってないから企業文化は考える必要もなかったけど、
    いつか読み直して、自分の身にしみる本になっていたいな。

    自分の修論も、彼みたいに、実生活で生きるような教訓をかけるように整理しなおしたい

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    2021年01月21日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    長年CEOを務めた著者がぶつかった様々な困難について、どのように対処してきたかが主に書かれている。
    驚きと懐かしさを感じたのが、学生時代お世話になったネットスケープの関係者だった事。そして、クラウド事業の先駆けという、まさに時代の最先端を行く著者。そんなすごい経歴の裏には様々な困難があった。
    恐らくCEOクラスの仕事に携わる事はないだろうから、直線参考にはならないだろうが、CEOなどの代表者の苦悩を垣間見れたのは良かった。
    平時と戦時のCEOの説は状況によって対処方が違う事がよく分かる事例だと思う。

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    2020年12月25日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    組織文化のあり方について書かれた本。
    トゥーサン・ルーベルチュール(ハイチの奴隷解放運動を率い成功させた人)、シャカ・サンゴール(元囚人、刑務所の囚人のリーダーとなった人)、武士社会、チンギス・ハンの4の事例に基づき、それぞれの組織文化について語り、現代の事例に当てはめる形を取っている。
    組織文化を形作るもののなかで印象的なものを1つ挙げると
    ・ショッキングなルールを作ること
    というものがある。ショッキングな内容は鮮明に頭に焼き付き、新参者にも文化を理解し易くするため、有効であるというもの。
    また、文章を通じて、経営者が正直で、文化に沿った行動を取ることの重要さが書かれており、いい組織の有り様

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    2020年11月04日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化とは言葉であり、言葉とは思考であることを書いたのは、『1984』のジョージ・オーウェルだ。
    『1984』の世界では、ニュースピークという曖昧さや政治的意味合いを排除された言葉が生まれた。
    政治的な意味合いを含んだ言葉が奪われた結果、政治的なことを考えることができなくなり、そのような会話の存在が消えた。
    そうして、全体主義的な管理社会の体制に疑問を抱かずに生活する文化が生まれた。
    文化とは言葉であり、言葉とは思考であり、思考が行動を生む。

    組織文化をどのようにつくるかを探求する本書でも、同じような考え方で話が展開されている。
    文化とは行動の積み重ね、リーダーの言動がメンバーに伝わり、その解

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    2020年06月01日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    今年のベスト3に入る本だと思う。
    とても良い本。
    歴史から学ぶ企業文化の大切さ。
    数々の歴史のストーリーがとても面白く、読みやすい形となっている。
    ベンチャー企業にとってバイブルとなるべき本と思う。

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    2020年05月26日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化を作り上げ、守り通すには一貫性と誠実さがなによりも必要であると気づかせてくれる一冊。

    その本質を伝えるため、本書では歴史に学ぶ手法をとっている。その歴史のチョイスが秀逸であり、単純に話として面白く惹き込まれる。また武士道やチンギスハンなどアジア人にとって馴染み深いものが取り上げられているのも、我々日本人にとっては嬉しい点だろう。

    刑務所の中で作られた勢力、暴虐さで名を馳せたモンゴルの英雄。
    いわゆるビジネス書の文脈ではまずお目にかからないカテゴリだが、だからこそ強烈に文化形成の中の普遍性を感じさせてくれる。

    個人的には、ある程度大きな組織にはサブカルチャーが発生する点、文化を醸成しな

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    2020年05月12日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化は社訓や社是のようなものではない。一度つくれば終わりというものではないのだ。「基準以下の行いを放置しておくと、それが新しい基準になる」と軍隊では言われる。企業文化も同じだ。

    (引用)WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる、日本語序文:辻庸介、著者:ベン・ホロウィッツ、訳者:浅枝大志・関美和、発行:日経BP、発売:日経BPマーケティング、2020年、21

    「HARD THINGS(日経BP社)」の著者、ベン・ホロウィッツ氏の第2弾は、企業文化に焦点を当てたものとなった。その企業文化のモデルとなった人たちは、ハイチ革命を指揮したトゥーサン・ルーベルチュ

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    2020年05月10日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    起業家は必読の書
    起業家のバイブル「HARD THINGS」の著者ベン・ホロウィッツが書いた2冊目。
    読んでいて染みる本。

    >自分が信じていて、実行できる文化を作る
    文化は、リーダーが信じていないものを社員に押し付けることはできない。
    本心から信じているものでなければ、文化にはならない。
    僕自身、自分がメンバーに伝えている内容と自分の言動は一致させることは常に意識している。

    >うまくいっていることを続ける
    >人はこれまでと違うことを受け入れるのは難しいし、全く新しいものを受け入れるのは不可能
    様々なチームでうまくいっていることを取り入れ続けることが重要。
    チンギスハンは、各国を占領する度に

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    2023年12月26日
  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

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    起業家は必見
    タイトルの通り、ハードシングスに見舞われた著者がその中でどのように決断をし、乗り越えたかを描いた名著。
    CEOとしての葛藤や、経験からくる知恵は他の本では味わえないリアリティを持っていて、厳しい中での戦い方を伝えてくれた。

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    2023年12月26日