大谷真弓のレビュー一覧

  • 虚ろな街 下

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    映画原作となった『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の続編だが、前の巻の後半は映画と違っている。島を出た子どもたちがロンドンまで旅するのだが、1940年、ドイツ軍による爆撃などもあり過酷な旅路となる。ピキューリアについても、新たに明かされる事実がたくさんあって、ともかく、早く第三部が読みたい。

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    2017年11月17日
  • 虚ろな街 下

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    映画の内容が書かれているのかと思いきや、新たな登場人物(動物?)やら、組織やら

    めちゃくちゃおもしろい。

    しかも

    大団円かと思いきや・・・どんでん返しがすごい。

    そしてなんと、第3巻に続く・・・

    次巻が楽しみです。

    ちなみに、映画ではエマとオリーブの能力が入れ替わっています。

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    2017年08月06日
  • 虚ろな街 上

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    映画の内容が書かれているのかと思いきや、新たな登場人物(動物?)やら、組織やら

    めちゃくちゃおもしろい。

    しかも

    大団円かと思いきや・・・どんでん返しがすごい。

    そしてなんと、第3巻に続く・・・

    次巻が楽しみです。

    ちなみに、映画ではエマとオリーブの能力が入れ替わっています。

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    2017年08月06日
  • ミッキー7

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    久し振りにSFを読みました。
    「三体」読破後、SFは本当に久しぶり。
    映画の予告で面白そうと思ったミッキー7(映画は17だけど)
    なんかいいですね。軽快な一人称、不死身とはいえ一旦は完全に死を経験するという書き方によってはものすごく重くなる話をさらっと書ききって、まったく難しいことは語られないし、登場人物はびっくりするほど少ない。
    とても分かり易くて、面白い話です。

    ラストのミッキーのブラフは拍手を送りたくなるほど
    素晴らしい!!
    続編があるらしいので、そちらも楽しみです。

    結局映画は見てません。

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    2025年07月18日
  • ミッキー7 反物質ブルース

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    「ミッキー7」の続篇ということで、こちらはエンターテインメント性が一層増してさらに面白い。
    今度はクモっぽいクリーチャーが出てくるが、ムカデといいクモといい、わかりやすさ優先で訳者の主観がかなり優先されているようで、これってどうなんでしょう?
    この先住民は、知能も非常に高いし、体も機械のハイブリッドという設定なので、そこんところもう少し未知の生物として、あまり地球の生物に寄せない方が良かったんじゃない?きっとこの先も続篇が出てくる気がするのだが、どこかで辻褄合わなくなるんじゃないかと、ファンとしては心配しています。

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    2025年07月15日
  • ミッキー7

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    ネタバレ

    クローン技術で再生される“使い捨て人間(エクスペンダブル)”と、テラフォーミングのお話。
    エクスペンダブルの主人公ミッキーが、深刻に悩みはするけどユーモアある人物なので語り口が飄々としてて、不穏さは漂いつつ楽しく読めました。

    数々の惑星で、数多の失敗と成功を繰り返してきた人類。
    ミッキーが歴史学者だから、これらのエピソードも無理なく登場してたのも良かったです。
    歴史となる記録自体は情報としていつでも読めるけど、それを活かせるのは歴史に学んでいるからこそ……ムカデとの共存を取れたのも彼にはこれがあったからなんだなぁ。相手はこちらの言語を利用できるほど高度な知性体、でも概念や考え方はお互いに理解

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    2025年06月07日
  • ミッキー7 反物質ブルース

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    期待通りのミッキー7続編だった(映画観ておくんだったな)。今回は入植先の拠点ドーム内ではなく、ドーム外でのミッキーたちの活躍が楽しめる。死ぬべきミッションに投入され複製される契約のミッキーだが、死なない状況となることで少しばかり成長し、危機を乗り越えていく様を、感動的になりすぎず描いている塩梅が絶妙で良い。映画のミッキー17はだいぶ改編されているようだけど、原作に忠実な配信映画とか、観てみたい。

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    2025年05月31日
  • ミッキー7

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    前々から気になってたミッキー7。映画(そっちは17だけど)が公開されて、そういえばと思い手に取ってみた。おもしろい。まず翻訳がいい。基本、死んでも複製される契約(記憶付き)で宇宙開拓の様々な危険任務に就く主人公ミッキーの独白体だけど、西洋的な皮肉屋で自虐的で、でもユーモアは忘れない風の喋り言葉がとても自然で読みやすい。
    ストーリーもおぉーそうきたかーといい驚きのある仕掛けが仕込まれてて最後まで盛り上がり続けながら楽しめる。
    続巻の反物質ブルースにも期待しよう。

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    2025年05月18日
  • ミッキー7

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    まあ亜人だって死ぬしね
    ロバート・パティンソンを拝む前に読んでおくか、の気持ちで買ったところ、終始ふざけ気味で楽しく読めるエンタメSFだった。
    映画も同じくらいふざけていたけれど、正直小説の方が17倍くらい面白かった。
    そしてまたアイデンティティについて考える

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    2025年04月20日
  • 男たちを知らない女

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    ネタバレ

    【2025-026-1779】事実は小説より奇なり。人間が想像できることは、人間が必ず実現できる。ジュール・ヴェルヌ。

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    2025年04月11日
  • ミッキー7

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    人類が地球を離れ(詳細は書かれていないが、地球には住めなくなった・・・今の状況を見れば未来の姿は明白だ)、居住可能な惑星を求めて、宇宙船で光年の開拓に出ざるを得なくなった。そんな過酷な開拓で、生命の危険があっても、どうしても人がやらなければいけない任務があり、それを行うのが「使い捨て人間」・・・エクスペンタブルの主人公ミッキー7。
    記憶の転生技術とDNA情報を再現する再生技術のおかげで、クローン人間がすぐに作れる、この未来の世界。
    かつてブレードランナーは、レプリカントの生き続けたいという根源的な欲求から、サイボーグとは?生きるとは?というテーマを扱ったが、その世界観はディストピアだった。

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    2025年03月21日
  • ミッキー7

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    ネタバレ

    面白かった。読みやすい。
    この作品を知った時は、面白そうだなと思いつつ、手に取らなかったけど、ポン・ジュノ監督、ロバート・パティンソン主演と聞いて読んでみた。面白かった。映画だとどう料理されるのか楽しみ。

    死んだらまた一から身体を再構成される、というのは綾波レイを連想する。しかしミッキーは綾波レイの精神性は有してないので、死ぬのは怖いしお腹を空かせている。攻殻の少佐みたいに自己の同一性にこだわらない。
    設定的にはスカイクロワのキルドレにも近いかもしれない。最初にとったデータの身体にバックアップしておいた記憶を読み込ませる。
    何度も死ぬ体験からは、リゼロのスバルを連想した。
    死ぬことにコリゴリ

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    2024年03月24日
  • ミッキー7

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    良い意味でぶっ飛びすぎておらず、POPな形でSF小説の古典的命題に踏み込んでいてとても楽しめた。
    過去の失敗からきちんと学べば、人類は今よりましな選択ができるようになるのか?

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    2024年03月03日
  • アフェイリア国とメイドと最高のウソ

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    15歳のメイドのグローリアは逃亡した首相(マダム・スプリーマ)の影武者になるよう首相の夫ティモールに命じられ、国の水害に立ち向かう。

    国のトップは嘘付きでメディアの情報も嘘だらけで事態は悪化。嘘がどんどん溢れる中、グローリアは最初はスプリーマの振りだけだったのもなんとかしなくてはと思う様になる。

    人的被害も多数出て、食べ物は無くなり、都市部の働き手は全員工場に閉じ込められ、子供の体調は悪化、不安と不満がたまる国民たちという険しい状況はどの様に収束するのか予測がつかず読み応えあった。

    そんな殺伐としたなかでも登場する犬が癒し。
    描かれる人物は凄く人間味が溢れてた。
    グローリアとティモールが

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    2024年02月19日
  • アフェイリア国とメイドと最高のウソ

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    あとがきを読んで、この話がアメリカで実際に起きた災害をモデルに書かれていると知り、驚きました。
    成り行きで国の代表になったしまった主人公が有能ですね。

    忘れちゃいけないのが二匹の犬(チビも入れれば三匹)の存在です。
    気持ちのいいお話でした。

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    2024年02月15日
  • ミッキー7

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    もう、難しい話はいらないでしょう。

    あたまをからにして楽しめます。
    特に、ミッキー7と8との掛け合いは、1960年代アメリカのホームコメディ(馬や車が喋ったりするやつ)でのコントのように、奇妙に面白い。
    それでいて、スリルありアクションありラブあり……映画化されるそうで、ええ、そうでしょう。わかります。

    さて、主人公のミッキー・バーンズは歴史学専攻で、宇宙でも暇を見つけて過去の出来事を調べてました。
    そこには、エンタメ作品の中にも社会風刺を潜ませてます。

    やっぱり地球って大切なんだなぁ〜

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    2023年08月21日
  • ミッキー7

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    映画化が決定しているSFエンタメ作品で派手な展開はないものの、SFならではのアイディアが沢山盛り込まれていてSF好きとしては楽しめた。現在の主人公の動向と、主人公のこれまでの「死亡履歴」、そしてこの世界の他の植民星の状況を歴史として語るパートがあり、ディテールが深掘りされていて、実在感のある世界観を形成できている。ただちょくちょくパートが切り替わるため、本編の展開の進み方のテンポは悪く、続きが気になって仕方がないページターナーとは言えないかもしれない。SF的思考実験をエンタメ化した哲学書という印象が強い。

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    2023年08月20日
  • ミッキー7

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    主人公ミッキーは使い捨て人間(エクスペンダブル)。氷の惑星でのコロニー建設ミッションで危険な任務を担当する彼は、任務で死ぬたびに過去の記憶を引き継いで新しい肉体に生まれ変わる。死を繰り返した彼は、現在ミッキー7。次のミッションで命からがら帰還すると、ミッキー8が生まれていて・・・

    高評価!
    設定も面白いのですが、展開もまた引き込まれる。ふたりのミッキーはその存在を隠しつつ、コロニー建設のゴタゴタやムカデ型の先住生物との抗争に巻き込まれてしまい、ついに・・・といった感じで、コンパクトな内容なのですが、合間合間に世界背景の描写があったりと、意外と奥行きも感じる作品でした。結末もキレイにまとめて良

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    2023年08月10日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    作品紹介・あらすじ

    北京五輪の開会式を彼女と見たあの日から、世界はあまりにも変わってしまった――『三体X』の著者・宝樹が、中国の歴史とある男女の運命を重ね合わせた表題作、『三体』の劉慈欣が描く環境SFの佳品「月の光」、春節シーズンに突如消えた列車の謎を追う「折りたたみ北京」著者の郝景芳による「正月列車」など、14作家による中国SF16篇を収録。ケン・リュウ編による綺羅星のごときアンソロジー第2弾。解説/立原透耶 本書は新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『月の光 現代中国SFアンソロジー』を改題・文庫化したものです。
    〈収録作品〉
    序文
    ケン・リュウ
    夏笳(シアジア)「おやすみなさい、メランコリー」

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    2023年07月05日
  • 12歳のロボット ぼくとエマの希望の旅

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    SF。子供向け。
    早川書房の子供向けレーベル。
    ロボット。冒険。
    ロボットたちのキャラが良い。
    イラスト可愛い。
    普通に面白い。好き。

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    2023年06月13日