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宇宙開発で危険な仕事をこなすために生み出された【使い捨て人間/エクスペンダブル】ミッキー。すでに六度の死を経験した彼の身に思いがけないことが!?
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Posted by ブクログ
テラフォーミングの移民船で、記憶と人格を引き継ぎながら死んでは再生される「エクスペンタブル」のミッキー。7人目の彼が任務中の事故で命からがら生還するが、基地にはすでに8人目のミッキーがいて……というお話。 同一人間が存在することへ忌避の念を抱く者、「死ぬってどういう感じか?」という単純な興味を抱く者...続きを読む……主人公を取り囲む環境や、登場人物たちがそれぞれ異なる価値観や倫理観を持っていて、興味深かった。 地球から遠く離れた地では資源は何もかも貴重で、食料は1カロリーとも無駄にできず、「余分な複製なんてタンパク質がもったいない!」と言われたり。ミッキーの日常はとても過酷。 ミッキーは文字通り命を懸けて仕事をしている。何度も死んで宇宙船のみんなを救っている。「エクスペンタブル」はそれが仕事だから。それ故に彼をヒーロー扱いするものはいない。 ここからは少し脱線するけれど、ふとアンパンマンのことを思い出した。もしアンパンマンに番号が付いていたらどうなるのだろうか、と。バタ子さんが「アンパンマン!ナンバー1649の顔よ!」って。 誰かが「底辺労働者」となるのか「ヒーロー」となるのかってやっぱりその社会がどうなのかが大きいのかな。アンパンマンの世界は金の概念が無く「みんなが喜ぶことが対価」らしい。彼らはやっぱり妖精なんだな、と思う。 シニカルな口調が印象的で、軽妙さの中に重い問いが潜んでいる小説だった。
使い捨て(クローン)人間と惑星のテラフォーミングをうまいこと面白く書いた本で楽しかったー!でも細えことはいいんだよ精神がないと引っかかる箇所は多い気がする。結構危機に瀕した生活を強いられてるのにみんな考え方が雑で、そんなんじゃ遅かれ早かれミッキーの件がなくとも失敗してたんじゃない?っていう感じがする...続きを読む。映画は17まで増やされたらしくて、映画自体は楽しみだけどそこまでする必要ある??とも思う。
久し振りにSFを読みました。 「三体」読破後、SFは本当に久しぶり。 映画の予告で面白そうと思ったミッキー7(映画は17だけど) なんかいいですね。軽快な一人称、不死身とはいえ一旦は完全に死を経験するという書き方によってはものすごく重くなる話をさらっと書ききって、まったく難しいことは語られないし、登...続きを読む場人物はびっくりするほど少ない。 とても分かり易くて、面白い話です。 ラストのミッキーのブラフは拍手を送りたくなるほど 素晴らしい!! 続編があるらしいので、そちらも楽しみです。 結局映画は見てません。
前々から気になってたミッキー7。映画(そっちは17だけど)が公開されて、そういえばと思い手に取ってみた。おもしろい。まず翻訳がいい。基本、死んでも複製される契約(記憶付き)で宇宙開拓の様々な危険任務に就く主人公ミッキーの独白体だけど、西洋的な皮肉屋で自虐的で、でもユーモアは忘れない風の喋り言葉がとて...続きを読むも自然で読みやすい。 ストーリーもおぉーそうきたかーといい驚きのある仕掛けが仕込まれてて最後まで盛り上がり続けながら楽しめる。 続巻の反物質ブルースにも期待しよう。
まあ亜人だって死ぬしね ロバート・パティンソンを拝む前に読んでおくか、の気持ちで買ったところ、終始ふざけ気味で楽しく読めるエンタメSFだった。 映画も同じくらいふざけていたけれど、正直小説の方が17倍くらい面白かった。 そしてまたアイデンティティについて考える
人類が地球を離れ(詳細は書かれていないが、地球には住めなくなった・・・今の状況を見れば未来の姿は明白だ)、居住可能な惑星を求めて、宇宙船で光年の開拓に出ざるを得なくなった。そんな過酷な開拓で、生命の危険があっても、どうしても人がやらなければいけない任務があり、それを行うのが「使い捨て人間」・・・エク...続きを読むスペンタブルの主人公ミッキー7。 記憶の転生技術とDNA情報を再現する再生技術のおかげで、クローン人間がすぐに作れる、この未来の世界。 かつてブレードランナーは、レプリカントの生き続けたいという根源的な欲求から、サイボーグとは?生きるとは?というテーマを扱ったが、その世界観はディストピアだった。 この小説は、生き返るから何度死んでも大丈夫ということを前提にしている。 死という絶対的なものが曖昧になった時、人はどう考えるのか?・・・ しかし主人公は、何度も死にながら至って明るい。 重いテーマなのに、哲学的なお話は脇に追いやり、軽やかなSFに仕立てられている。こんな世界だって暗いだけじゃない、生きていることに価値があるんだと思わせてくれるし、読んでいて楽しい。だって地球が住めなくなっちゃったし、科学技術が進歩しちゃったからね。と この作品は軽薄なSFなんかではなく、きっと人類のリアルな未来の姿を描いたんだろうと思う。 映画「パラサイト」のポン・ジュノが監督した映画も近々公開される。こっちも楽しみ。
良い意味でぶっ飛びすぎておらず、POPな形でSF小説の古典的命題に踏み込んでいてとても楽しめた。 過去の失敗からきちんと学べば、人類は今よりましな選択ができるようになるのか?
もう、難しい話はいらないでしょう。 あたまをからにして楽しめます。 特に、ミッキー7と8との掛け合いは、1960年代アメリカのホームコメディ(馬や車が喋ったりするやつ)でのコントのように、奇妙に面白い。 それでいて、スリルありアクションありラブあり……映画化されるそうで、ええ、そうでしょう。わかり...続きを読むます。 さて、主人公のミッキー・バーンズは歴史学専攻で、宇宙でも暇を見つけて過去の出来事を調べてました。 そこには、エンタメ作品の中にも社会風刺を潜ませてます。 やっぱり地球って大切なんだなぁ〜
映画化が決定しているSFエンタメ作品で派手な展開はないものの、SFならではのアイディアが沢山盛り込まれていてSF好きとしては楽しめた。現在の主人公の動向と、主人公のこれまでの「死亡履歴」、そしてこの世界の他の植民星の状況を歴史として語るパートがあり、ディテールが深掘りされていて、実在感のある世界観を...続きを読む形成できている。ただちょくちょくパートが切り替わるため、本編の展開の進み方のテンポは悪く、続きが気になって仕方がないページターナーとは言えないかもしれない。SF的思考実験をエンタメ化した哲学書という印象が強い。
主人公ミッキーは使い捨て人間(エクスペンダブル)。氷の惑星でのコロニー建設ミッションで危険な任務を担当する彼は、任務で死ぬたびに過去の記憶を引き継いで新しい肉体に生まれ変わる。死を繰り返した彼は、現在ミッキー7。次のミッションで命からがら帰還すると、ミッキー8が生まれていて・・・ 高評価! 設定も...続きを読む面白いのですが、展開もまた引き込まれる。ふたりのミッキーはその存在を隠しつつ、コロニー建設のゴタゴタやムカデ型の先住生物との抗争に巻き込まれてしまい、ついに・・・といった感じで、コンパクトな内容なのですが、合間合間に世界背景の描写があったりと、意外と奥行きも感じる作品でした。結末もキレイにまとめて良い感じ。
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