ミッキー7

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小説・文芸
1,210円 (税込)

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宇宙開発で危険な仕事をこなすために生み出された【使い捨て人間/エクスペンダブル】ミッキー。すでに六度の死を経験した彼の身に思いがけないことが!?

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1~2件目 / 2件
  • ミッキー7
    1,210円 (税込)
    宇宙開発で危険な仕事をこなすために生み出された【使い捨て人間/エクスペンダブル】ミッキー。すでに六度の死を経験した彼の身に思いがけないことが!?
  • ミッキー7 反物質ブルース
    1,518円 (税込)
    宇宙開発で危険な仕事をこなす、使い捨て人間(エクスペンダブル)の役割から無事逃れることができたミッキーだったが、さらに新たな無茶ぶり仕事が!? 2025年2月7日公開映画『ミッキー17』原作続篇!

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ミッキー7 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・ミッキーのキャラクターが良い。今作で明確に認識できたが、一人称が俺で少しやさぐれていて、読者に語りかけるように皮肉っぽい冗談を言う主人公が好きだ。
    ・とにかく文章のリズムがよく、吹き替えの洋画を観ているような感覚。そもそもの文章の作りと日本語への翻訳、どちらも素敵だからこそのクオリティと思える。訳者に注目したことはこれまでなかったが、大谷真弓の他作品を読んでみたくなった。
    ・物語の展開もスピーディーでダレない。ミッキーが何をするか明確で、背景と目的も分かりやすい。章の区切りも「なんで!?」「どうなっちゃうの!?」と引き込まれるものが多く、本当にあっという間に読まされてしまう。
    また参考として出てくる他惑星や過去の情報もテンポよく小出しにされるので飽きが来ない。過去と現在の情報が行ったり来たりするのはプロジェクトヘイルメアリーを想起させるが、本作では過去の情報が補助的な役割を果たしている向きが強い。
    ・キャラクターの数も丁度よく、個性も分かりやすい。混乱せずに読める感じ。
    セブンとエイトが同じ人格にも関わらず、立場の違いであまり一致していないのが面白い。どちらもユーモラス(当然だが)なので2人の掛け合いはとても心地よく読める。
    ・あらすじでめちゃくちゃ引き込まれた。単なる不死身ではなく、同じ人格で生まれ直す点とそれによる同一性の考え方も面白い。
    全編通して読んだあとにベルトの視点で読み直しても面白そう。
    ・ムカデ側の詳細や思惑が見えきらず、スッキリしない部分はあった。が、そこ含め情報過多にならないよう調整されているからこそリズムよく読めるし適度なボリュームの作品に収まっていると感じる。膨らませようと思えば他惑星のことや科学的な情報をいくらでも膨らませられるが、あえて良い加減に抑えている。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    テラフォーミングの移民船で、記憶と人格を引き継ぎながら死んでは再生される「エクスペンタブル」のミッキー。7人目の彼が任務中の事故で命からがら生還するが、基地にはすでに8人目のミッキーがいて……というお話。
    同一人間が存在することへ忌避の念を抱く者、「死ぬってどういう感じか?」という単純な興味を抱く者……主人公を取り囲む環境や、登場人物たちがそれぞれ異なる価値観や倫理観を持っていて、興味深かった。
    地球から遠く離れた地では資源は何もかも貴重で、食料は1カロリーとも無駄にできず、「余分な複製なんてタンパク質がもったいない!」と言われたり。ミッキーの日常はとても過酷。
    ミッキーは文字通り命を懸けて仕事をしている。何度も死んで宇宙船のみんなを救っている。「エクスペンタブル」はそれが仕事だから。それ故に彼をヒーロー扱いするものはいない。
    ここからは少し脱線するけれど、ふとアンパンマンのことを思い出した。もしアンパンマンに番号が付いていたらどうなるのだろうか、と。バタ子さんが「アンパンマン!ナンバー1649の顔よ!」って。
    誰かが「底辺労働者」となるのか「ヒーロー」となるのかってやっぱりその社会がどうなのかが大きいのかな。アンパンマンの世界は金の概念が無く「みんなが喜ぶことが対価」らしい。彼らはやっぱり妖精なんだな、と思う。
    シニカルな口調が印象的で、軽妙さの中に重い問いが潜んでいる小説だった。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    使い捨て(クローン)人間と惑星のテラフォーミングをうまいこと面白く書いた本で楽しかったー!でも細えことはいいんだよ精神がないと引っかかる箇所は多い気がする。結構危機に瀕した生活を強いられてるのにみんな考え方が雑で、そんなんじゃ遅かれ早かれミッキーの件がなくとも失敗してたんじゃない?っていう感じがする。映画は17まで増やされたらしくて、映画自体は楽しみだけどそこまでする必要ある??とも思う。

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    物語のテンポ良し。ストーリー的に際立ったものがあるわけではないが、主人公のキャラクターもありスイスイ読めた。

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    丁度良い。
    先が気になり過ぎて手が止まらないとまではいかないし、かといって展開が間延びすることなく面白い。起こっていること自体は全く穏やかじゃないが、非常に充実した読書体験だった。

    人の紹介で知った本作だが、成立したのがここ最近と中盤読み進めたくらいで知った。『三体』とかと同じかと思ったが、『三体』は意外と前だった。日本に入ってきたのが数年前って感じか。中国語の原文にあたるとか、英語で読めたらいいがそうもいかない。

    おし並べてSFは面白い。想像力が刺激される。未知の、下手をしなくとも自分が生きる中では経験の仕様のない事態、環境、時代の下でのあれこれに触れることができる。なんと贅沢なことか。
    しかも無傷でね。

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    エクスペンダブルスという記憶を引き継いだクローンを危険な任務に就かせて使い捨てにするという設定が単純に面白かったです。

    人間関係やエピソードはもっと工夫があった方が良かったかも。独特の世界観が何度も読みたいと思わせる作品でした。

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    久し振りにSFを読みました。
    「三体」読破後、SFは本当に久しぶり。
    映画の予告で面白そうと思ったミッキー7(映画は17だけど)
    なんかいいですね。軽快な一人称、不死身とはいえ一旦は完全に死を経験するという書き方によってはものすごく重くなる話をさらっと書ききって、まったく難しいことは語られないし、登場人物はびっくりするほど少ない。
    とても分かり易くて、面白い話です。

    ラストのミッキーのブラフは拍手を送りたくなるほど
    素晴らしい!!
    続編があるらしいので、そちらも楽しみです。

    結局映画は見てません。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    前々から気になってたミッキー7。映画(そっちは17だけど)が公開されて、そういえばと思い手に取ってみた。おもしろい。まず翻訳がいい。基本、死んでも複製される契約(記憶付き)で宇宙開拓の様々な危険任務に就く主人公ミッキーの独白体だけど、西洋的な皮肉屋で自虐的で、でもユーモアは忘れない風の喋り言葉がとても自然で読みやすい。
    ストーリーもおぉーそうきたかーといい驚きのある仕掛けが仕込まれてて最後まで盛り上がり続けながら楽しめる。
    続巻の反物質ブルースにも期待しよう。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    まあ亜人だって死ぬしね
    ロバート・パティンソンを拝む前に読んでおくか、の気持ちで買ったところ、終始ふざけ気味で楽しく読めるエンタメSFだった。
    映画も同じくらいふざけていたけれど、正直小説の方が17倍くらい面白かった。
    そしてまたアイデンティティについて考える

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    人類が地球を離れ(詳細は書かれていないが、地球には住めなくなった・・・今の状況を見れば未来の姿は明白だ)、居住可能な惑星を求めて、宇宙船で光年の開拓に出ざるを得なくなった。そんな過酷な開拓で、生命の危険があっても、どうしても人がやらなければいけない任務があり、それを行うのが「使い捨て人間」・・・エクスペンタブルの主人公ミッキー7。
    記憶の転生技術とDNA情報を再現する再生技術のおかげで、クローン人間がすぐに作れる、この未来の世界。
    かつてブレードランナーは、レプリカントの生き続けたいという根源的な欲求から、サイボーグとは?生きるとは?というテーマを扱ったが、その世界観はディストピアだった。

    この小説は、生き返るから何度死んでも大丈夫ということを前提にしている。
    死という絶対的なものが曖昧になった時、人はどう考えるのか?・・・
    しかし主人公は、何度も死にながら至って明るい。
    重いテーマなのに、哲学的なお話は脇に追いやり、軽やかなSFに仕立てられている。こんな世界だって暗いだけじゃない、生きていることに価値があるんだと思わせてくれるし、読んでいて楽しい。だって地球が住めなくなっちゃったし、科学技術が進歩しちゃったからね。と
    この作品は軽薄なSFなんかではなく、きっと人類のリアルな未来の姿を描いたんだろうと思う。

    映画「パラサイト」のポン・ジュノが監督した映画も近々公開される。こっちも楽しみ。

    0
    2025年03月21日

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