谷泰子のレビュー一覧

  • 寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた

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    伏線かなと思ったことがまったく関係なかったり、いろいろ考えながら読み進めていくのが面白かった。
    過去の話は時系列が前後することが多くわかりづらかったので、目次があって何年何月の話とわかるようになってたらわかりやすかった。

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    2023年06月23日
  • 刑事たちの四十八時間

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    後半から、グイグイ引き込まれて一気に読んだ!寝る前に読むと、寝不足になります(笑)前作の刑事たちの三日間を読んでなくても、話は繋がってないので楽しめます。私がそうなので。にしても、ハマースミスくんは頑張り過ぎ!でもそのキャラが良いなぁ(笑)

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    2014年09月25日
  • 刑事たちの三日間 下

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    緊迫の三日間、後半です。
    殺人捜査のやりかたもまだまだ確立していない時代。
    事件に立ち向かう警官達の泥臭い奮闘を描きます。

    髭を生やした男がつぎつぎに殺される、ホームズの事件の表題になりそうな事件があったり。
    時代の暗闇は濃厚です。
    警察署の前の路上にいる浮浪者ダンスマンも捜査に関係し、ディ警部はダンスマンの身の振り方を考えてやります。

    登場人物が個性的で、その濃さは同じような比重で描かれます。
    犯人の視点からの描写もあり、途中から犯人はわかってしまいますが。
    動機が20世紀後半の連続殺人とは違い、貧しさや解決不能な絶望が背景に。

    行方不明になった幼い子供を捜し続けた親のもとへ、子供が帰

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    2014年06月09日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    長かった。途中諦めようと何度も考えたが変な意地でダラダラと読み続ける。誰が犯人か気になるのと二転三転する話に引っ張られる。
    アガサクリスティの小説からの引用は読んだ事がないので流し読みになってしまうがアガサのファンならうれしくなるぐらい引用されている。
    犯人が意外な人だった。そして推理小説の醍醐味は誰が犯人か考えながら読む事と天真爛漫な人が謎解きするから楽しく読めるのかも。

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    2025年10月13日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    アガサ・クリスティ オマージュだらけのミステリー。コロラド州のスキーリゾート地に立つ本屋さん。経営を受け継いだばかりの姉妹が主人公。ゴンドラで亡くなった謎の男。男の死を予想した読書会。男が残した本の謎。雪山での殺人事件だけど、主人公の一家が仲良しで暖かくて、三毛猫ホームズみたいな看板猫もいて、楽しくほっこり読める作品でした。アガサ・クリスティをほとんど知らないので、順番に読んでいきたくなった!

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    2025年09月23日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    ネタバレ

    アガサ・クリスティ好きにはたまらない一冊だなぁと。
    物語に度々アガサ・クリスティに関する事柄が登場するし、探偵役を務めるのはクリスティ一家だし、書店の看板猫はアガサ・C・クリスティだし

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    2025年07月19日
  • 寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ

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    一巻で消えたエリーが心配で、スティヴィが学校から離れて状況もわからずハラハラしながら読み進めた。
    ずっと生きてまた再開できることを期待してた。標高の高いところで夜間の気温も低下してるけど、きっと生き延びてくれてる、スティヴィが必ず見つけてくれるって期待してた。。。

    まだいろいろな謎は解けないものの、過去の事件は解決の目処がついてまた新たな事件発生で幕引き。
    ぼんやりと、生き残ってたアリスの壮大な復讐なんじゃないかなと想像するけど、わからないことが多い。
    スティヴィはあんまりうろうろしないで、ちゃんと精神科でカウンセリングを受けて授業に集中した方がいいと思う。

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    2025年02月01日
  • 刑事たちの三日間 下

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    下巻まで一気に読ませる力は持っている。
    犯人の描写が徐々に具体的になり、黎明期の刑事達の操作はその当時なりの雑さがありもどかしいくらいではあるが、最後には主人公達に迫る危機もありつつ、時代ミステリなりの展開。

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    2015年08月11日
  • 刑事たちの三日間 上

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    19世紀末のロンドンを舞台に、警官達の奮闘を描きます。
    時代色たっぷりで面白く読めました。

    1889年、切り裂きジャックの事件がどうやら迷宮入りに終わり、街には恐怖が漂っている時期。
    警察の権威は地に落ちています。
    とはいえ、そもそも警察官の数は少なく、殺人課は発足したばかり。増え続ける犯罪に対して、12人しかいない刑事の負担が増える一方という過酷な状況なのでした。

    ウォルター・ディ警部補は抜擢されて殺人捜査課へ赴任してきます。
    犯罪が少ない田舎町から越してきて、若い妻クレアも慣れないロンドン暮らしに。
    クレアは良家の出で、本来は高嶺の花。ディのほかにない人柄を見抜いて結婚したのです。

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    2014年06月13日
  • 刑事たちの三日間 上

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    1889年のロンドン。事件を解決するため奔走する警察官の人物像、
    時代背景、街の様子が丁寧に描かれている。
    意識してスピード感が出過ぎるのを抑えている気がする。
    ストーリー展開が自然で無理が無い。

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    2013年10月02日
  • 刑事たちの三日間 下

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    上巻で、丁寧に描かれていた人物像が、ここにきて
    しっくり当てはまり、事件解決に向け展開が気になり本を手放せ無くなる。

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    2013年10月02日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    コージーミステリーって人死ありなのか。
    確かに全体的にほのぼのしてるし、ストーリーもゆっくり進む印象。
    登場人物もれなく怪しいところがいかにもクリスティ風で良い。
    主人公姉妹が切り盛りする《ブック・シャレー》の雰囲気がまた良くて、実在するなら行ってみたいな。

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    2025年09月21日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    本屋と独身女性(と猫)。この組合せは、今や一つのジャンル?としてあるんじゃないか。なんて思いつつ、結構楽しく読めました。
    よく似た設定でも面白いと思えるか、そのカギは、主人公の女性。この手の主人公では珍しく、内気で、受け身な性格のエリー。大好きな家族に囲まれているからか、取立てアクティブでもなく、人間関係のストレスもあまりなく、家族に甘えるのが上手な妹気質。明るく優しい姉メグとの仲も良好で、常に本に囲まれていたいと願っている。

    雪山に彼女の家族が経営する本屋さんがあって、独特の雪山の暮らしが、読んでいて楽しかった。自分たちが乗っているゴンドラの前の、先のゴンドラで死人が出るんだけど、それを見

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    2025年04月18日
  • 寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた

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    やっと読み終わったー!なかなか話が進まなかったり、過去と現在の話しがちょくちょく入れ替わったり、登場人物が多かったりと読むのに時間がかかってしまった。
    ラストの謎解きまで良く進められたし、謎解き部分は納得。アリス探しにも決着がついたけど、遺産は事情があって個人の受け取りができないのがなんとも奥深い。

    デイヴィッドやスティヴィの恋愛には危険を感じてたけど、終わりよければすべてよし。

    どうしても別の作品「自由研究には向かない殺人」と比較してしまいそうになる。
    エリンガムの寮生活はあんまり惹かれなかった。(だって、壁の中にネズミのミイラがどんだけおるねん!!andエリア中古いトンネルがあちこちあ

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    2025年02月04日
  • 寄宿学校の天才探偵

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    スティヴィの青春と探究心が引き起こすドラマが面白い。淡々と進むところが現代っぽい。一昔前の青春ミステリならもっと暑い展開や冒険が強く描かれたと思うけど、現代版では主人公のもろさが丁寧に描かれる印象。

    ネイトの引きこもりつつも、物書きへの執着がかなり好き。特に指輪物語やゲド戦記に傾倒しているあたり、甘酸っぱくてすごい郷愁感がくる。
    p.261 でネイトがスティヴィに憧れの地に立つことができたことをうらやんで、ガンダルフが自分には訪れることがないと話すシーンは、心を打たれた。わかる。わかりみが強すぎる。精神を安定させるのがビルボの丸いドアって!わかりみが過ぎて苦しい。

    スティヴィの恋愛やジャネ

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    2025年01月29日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    雪山と言えば寒くて、そこに殺人となれば少しゾクっとしますがブックシャレーの設定がほんわか暖かく 読んでいて居心地が良いです。 

    少し長いですが 早く犯人を知りたいというよりは雪山の世界にどっぷり浸っていたいと途中から思うようになり楽しめました。
    いっけん関係のない話にみえて伏線だったりもあったので良かったかと。
    真相や結果を早く知りたいと思うかたには もどかしいかもしれませんね。

    グランマの作るキャセロール、それに甘いトフィ、ファッジ。温かい珈琲に編み物、可愛い猫のアガサ。
    次の作品も早く手に取りたいです。

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    2025年01月26日
  • 寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた

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    雪の中で1200歩なんてのでピタリなんてありえんだろだし、長すぎるよだが、YAミステリとしてはまずまずか。

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    2022年03月19日
  • 寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ

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    これは123じゃなくて、上中下とすべき。揃ってから読まないと。しかし、表紙カバーのミススペル、やらかしちゃったな。どうするのかな?

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    2022年03月12日
  • 寄宿学校の天才探偵

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    登場人物を必死で覚え読みましたが…こ〜んなに厚いのに続く、ですかぁ!!
    続き読むのも疲れそうだけど、ここでやめたら何にも解決しないというジレンマ…
    さらに三部作という衝撃…果たして最後まで耐えられるか!!(ヤケですな)



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    2021年01月16日
  • 寄宿学校の天才探偵

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    ヤングアダルトのミステリーだと、楽しみながら読み進めたら、何?何?この本の存在がミステリー?
    これは出版社のフラグ❓新たな試み❓500ページ超えの大作。最後の方はどうなるかとドキドキしながら読み進めたら、突然の❗️内容は楽しめたし丁寧にそれぞれの人物の性格とかまでも書き分けられてたから凄く惜しい気がしてならない。

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    2020年08月03日