【感想・ネタバレ】雪山書店と嘘つきな死体のレビュー

あらすじ

美しい雪山の書店、ブック・シャレー。故郷に帰ってきたエリーは、姉のメグと看板猫のアガサとともに、ミステリ好きの集うこの書店を切り盛りしている。ある日、山腹と麓をつなぐゴンドラの中で男の刺殺体が発見された。男は死の直前に書店を訪れ、アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』のサイン入り初版本と、不可解なメモ書きを残していた。時を同じくして、店からは従業員の女性が姿を消す。ふたつの事件には関係が? エリーとメグは、ミステリ好きたちの知恵を借りて推理を働かせることに――謎と雪が降り積もる書店が舞台の新シリーズ!

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Posted by ブクログ

長かった。途中諦めようと何度も考えたが変な意地でダラダラと読み続ける。誰が犯人か気になるのと二転三転する話に引っ張られる。
アガサクリスティの小説からの引用は読んだ事がないので流し読みになってしまうがアガサのファンならうれしくなるぐらい引用されている。
犯人が意外な人だった。そして推理小説の醍醐味は誰が犯人か考えながら読む事と天真爛漫な人が謎解きするから楽しく読めるのかも。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

アガサ・クリスティ オマージュだらけのミステリー。コロラド州のスキーリゾート地に立つ本屋さん。経営を受け継いだばかりの姉妹が主人公。ゴンドラで亡くなった謎の男。男の死を予想した読書会。男が残した本の謎。雪山での殺人事件だけど、主人公の一家が仲良しで暖かくて、三毛猫ホームズみたいな看板猫もいて、楽しくほっこり読める作品でした。アガサ・クリスティをほとんど知らないので、順番に読んでいきたくなった!

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アガサ・クリスティ好きにはたまらない一冊だなぁと。
物語に度々アガサ・クリスティに関する事柄が登場するし、探偵役を務めるのはクリスティ一家だし、書店の看板猫はアガサ・C・クリスティだし

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2025年07月19日

Posted by ブクログ

コージーミステリーって人死ありなのか。
確かに全体的にほのぼのしてるし、ストーリーもゆっくり進む印象。
登場人物もれなく怪しいところがいかにもクリスティ風で良い。
主人公姉妹が切り盛りする《ブック・シャレー》の雰囲気がまた良くて、実在するなら行ってみたいな。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

本屋と独身女性(と猫)。この組合せは、今や一つのジャンル?としてあるんじゃないか。なんて思いつつ、結構楽しく読めました。
よく似た設定でも面白いと思えるか、そのカギは、主人公の女性。この手の主人公では珍しく、内気で、受け身な性格のエリー。大好きな家族に囲まれているからか、取立てアクティブでもなく、人間関係のストレスもあまりなく、家族に甘えるのが上手な妹気質。明るく優しい姉メグとの仲も良好で、常に本に囲まれていたいと願っている。

雪山に彼女の家族が経営する本屋さんがあって、独特の雪山の暮らしが、読んでいて楽しかった。自分たちが乗っているゴンドラの前の、先のゴンドラで死人が出るんだけど、それを見たメグとエリーがてんやわんやする様子(さらに写真が撮られてしまう)とか面白かった。あんな感じのシーンがもっとあれば良かったかな。
話自体はちょっともたついて、犯人はやっぱりこの人だったのか!とちょっと残念な感じ。

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2025年04月18日

Posted by ブクログ

雪山と言えば寒くて、そこに殺人となれば少しゾクっとしますがブックシャレーの設定がほんわか暖かく 読んでいて居心地が良いです。 

少し長いですが 早く犯人を知りたいというよりは雪山の世界にどっぷり浸っていたいと途中から思うようになり楽しめました。
いっけん関係のない話にみえて伏線だったりもあったので良かったかと。
真相や結果を早く知りたいと思うかたには もどかしいかもしれませんね。

グランマの作るキャセロール、それに甘いトフィ、ファッジ。温かい珈琲に編み物、可愛い猫のアガサ。
次の作品も早く手に取りたいです。

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2025年01月26日

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