野崎歓のレビュー一覧

  • ちいさな王子

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    どんなおとなだって、最初はこどもだった(それを覚えているおとなは、ほとんどいないけれど)

    なにしろおとなには、いつだって説明が必要なんだから。

    「まっすぐに歩いても、そんなに遠くまでは行けないんだよ……」

    でも残念ながら、ぼくには箱のなかのヒツジを見てとる力はない。きっと、少しばかりおとなたちに似てきたのかもしれない。ぼくも年をとったんだ。

    こどもたち!みんな、バオバブには気をつけるんだよ!

    「あのころ、ぼく、なんにもわかっていなかったんだなあ!お花が何をしてくれたかで判断するべきで、何をいったかなんてどうでもよかったのに。お花はぼくをいい香りでつつんでくれたし、明るくしてくれた。ぼく、逃げ出したりしちゃいけなかったんだよ!いろいろずるいことはいってくるけど、でも、根はやさしいんだとわかってあげなくちゃならなかった。お花のいうことって、ほんとうにちぐはぐなんだもの!でもぼくはまだちいさすぎて、どうやってお花を愛したらいいかわからなかったんだ」

    「そうだとも。ぼくにとってきみはまだ、たくさんいるほかの男の子たちとおなじ、ただの男の子でしかない。ぼくにとっては、きみがいなくたってかまわないし、きみだって、ぼくなんかいなくてもいいだろ。きみにとってぼくは、ほかのたくさんいるキツネとおなじ、ただのキツネでしかない。でも、もしきみがぼくをなつかせてくれるなら、ぼくらはお互いが必要になる。きみはぼくにとって、この世でたった一人のひとになるし、きみにとってぼくは、この世でたった一匹のキツネになるんだよ……」

    心で見なくちゃ、ものはよく見えない。大切なものは、目には見えないんだよ。

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    2013年02月09日
  • うたかたの日々

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    絶妙なバランス。現実と虚構の渦が生み出す夢のような世界。

    肺に睡蓮が咲く奇病に取り付かれたクロエとコランの儚く繊細な日々。

    ピアノカクテル、小鳥のソーセージ、心臓抜き、、、、

    愛をこめて現実を破壊するヴィアンの魅力が凝縮された一冊。


    自分の選んだ職業のために、クロエの運命を知るコラン。そのシーンはとても印象的で好き。

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    2013年01月05日
  • ちいさな王子

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    恥ずかしながら、この年になって初めて読みました。
    洋書はもともと日本語で書かれているものと違って、伝えたいことのニュアンスを読み取りづらいなと感じました。
    もっといろいろ読んでみたいと思います。
    次はグレートギャッツビーに挑戦してみようかな。。

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    2012年08月17日
  • 赤と黒(下)

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    節目に読み返したくなる本。

    早熟な知性。マイノリティゆえの孤独。冷笑的な思考。

    自分の経験から考えると普通こうゆう人間は人との関わりを極力避け腐る一途。

    ジュリアンのすごいところは社会性を保ったこと。出世の志を捨てなかったこと。

    腐り続けてダラダラ過ごすより、情熱的に生きてすぐ死んだ方がまし。レナール夫人がジュリアンに告訴を提案した時、ジュリアンは自ら死刑を選んだ。この選択ほど彼の人生にとっていきいきとしたものは他にあったのだろうか。

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    2012年03月16日
  • 赤と黒(上)

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    語訳の話もあったので、最新の4版を購入。
    が、93ページから123ページまで紙がしわくちゃだったので3版に交換。

    この本とは、相性悪いというか縁がない。。。

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    2012年03月19日