けーしんのレビュー一覧
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ネタバレ2回目。
なんというか、青春群像劇としては良いのではないかと思う。しかし、文体のせいだろうか。中学生を変に買いかぶりすぎなのか。逆に中学生ではあり得ないだろうというキャラ設定の違和感のせいか。
群像劇の難しいところは、それぞれの立ち位置があって、それ物語における役割を果たしてもらわないと話が展開されないだろうということ。そのためには子どもっぽいキャラクターも、むしろ大人なキャラクターも必要。小悪魔や少し嫌味なやつもエッセンスとして必要。それらを過不足なく、かつ世界観を壊さないようにバランスをとらないといけないという難しさがある。
今回はそのバランスにけっこうな違和感がなくはなく、(中学生 -
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変態ほいほいたる主人公は、そのせいで転職ばかり。
ようやく派遣の仕事をつかんだはいいものの
朝の痴漢から、妙な男がひっかかってきた。
連続短編3話、ですが、心配になるほどに
主人公は変なのがよってきています。
最後にひっかかった変態が…まぁ言動さえおいておけば
今までの中ではいい男、ではないでしょうか?
そして…なストーカーもついてきましたし。
このストーカーが、一番危険な状態です。
当然そのうち正体が分かるのですが、眺めているだけ、と
言うならば、そのまま指咥えて眺めていてください。
違う方向に行動力はあるのに、なぜ
こっちの原動力に使わない…。
題名通り謎解きは少々で、後は主人公がほ -
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異性が苦手なもの同士、友人関係をしている『友人』に
最近の困った事を相談したら、紹介された先生。
何と女好きという…分かりやすい特性。
それでも一応事件を解決してくれるので
まぁいい先生?
女の人限定、ですけど。
完全にネットの住人な『友人』に恋をしている女の子も
なかなかにすごいですけど、それを誤解して
自分の価値観を押し付けているサークル仲間もすごい。
一途に恋をする、と言えば聞こえはいいですけど
この相手にこれは…どうなのか。
確実に一歩通行で終わりそうですが、かと言って
彼らで手を打つのはちょっと違いますし…。
デザインは、先に発表してしまった方が勝ち。
そもそも自宅から学校へ持 -
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ネタバレシリーズ3作目は数学を使った問題解決よりも、宙くんの人間関係の清算(?)がメインだった印象が強いです。
数学に関するところでは、今回は確率・統計がメインの課題解決シーンはあります。しかし、それよりも遥の恋敵的存在(実際は全く違うのですが)の明日菜の存在や、宙くんのライバル的な大智の存在感が強すぎて、数学による問題解決場面が霞んじゃった気がしています。
ただ、宙くんのバックグラウンド(数学での問題解決にこだわるところや、常に黒い長袖を着ているところなどの事情など)には余り興味を抱いていなかったので、前2作に比べると今ひとつのめりこめず……
物語的には遥と宙くんの関係が丸く収まる感じで終焉。 -
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ネタバレ神坂一さん!?
つか、
スレイヤーズの!?
と、
本屋さんで見かけてびっくり。。。
そ、
そういえばあれから何を書いてるんだろう?
と、
思ってウィキを見た!
・スレイヤーズ全15巻 (1989-2000) 2008年に新装版
知ってる!
最後まで読んだ!
・スレイヤーズ すぺしゃる全30巻 (1989-2008)
30巻までやってたの?!
つか、
ナーガ様の最後を見たい笑
・ロスト・ユニバース 全5巻 (1992-1999、イラスト:義仲翔子)
これも全部読んだと思う。。。
・クロスカディア 全6巻 (2000-2005、イラスト:谷口ヨシタカ)
・アビスゲート 既刊3巻 (2007-、イラ -
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数学なんて何の意味もない、役に立たない。
そう思っていた少女の心を変えた少年はもういない。
互いにほのかな好意を抱きつつ、少年は少女のもとを去った。
遠くアメリカに旅立ってしまった少年は、数学技術の発達によって、少女のもとへ帰ってきた!
今回の物語は文化祭の出し物を決め、乙女心を理解し、不登校の生徒をすくい、夢との距離を測るというもの。
これまた難問。
数学でこの難問を解決だって?
詭弁じゃないか!
いやいや、本当にそうかな?
効率だけを追い求めるのが常に正しいとは思わないが、限られた時間や人数、予算の中で皆がある程度納得して答えを出すのにデータは必要だし、比較検討も大事なことだ。
私は模擬