生島淳のレビュー一覧

  • 箱根駅伝 新ブランド校の時代

    Posted by ブクログ

    ひとりの圧倒的な選手の存在がレースの流れを変える箱根駅伝。東洋大学・柏原竜二なき2013年以降、大学間の実力は拮抗し、混戦の時代を迎える。駅伝戦国時代を楽しむ観戦術を伝授。注目校監督の独占インタビューも収録。。

    大学駅伝のシーズンになったので読んでみた。新ブランド校とは明治と青山学院のこと。大学受験でMARCHと称される人気校が駅伝に本腰を入れれば、知名度は抜群なだけに新興校や中堅校は高校生のリクルーティングで苦戦するだろうという。確かにこの本が書かれた頃の大学駅伝は両校の健闘が光った。が、2013年の優勝校は古豪の日体大だった。予想が不可能なところが箱根駅伝の面白さ、と再確認した。
    (B)

    0
    2013年10月11日
  • 箱根駅伝 新ブランド校の時代

    Posted by ブクログ

    東洋の酒井監督の話を読んで改めて柏原竜二のすごさを思い出した。広島出身の青山の原監督の目線もよかったし、上武大の花田監督の箱根駅伝からオリンピック選手を出すという考えがすばらしいと思った。選手が必要としているときに、選択肢を作ってあげるというまさしく指導者の鏡。来年は混戦になるらしい。今年の秋にこの手の本でるかな?出たら今度は駅伝の前に読んでみたいと思う。

    0
    2013年03月14日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    この本は2011年の10月に刊行されているようだ。そのころ読んでいればもっと箱根駅伝を楽しめたと思うが、今読んでも十分楽しめた。わたしは関東の大学しか出られないという基本的なことも知らなかった。区間配置の監督の知恵比べや往路キャラと復路キャラの傾向などおもしろかった。駒澤、東洋、早稲田の監督の一問一答もよかった。

    0
    2013年03月14日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本が出版された2011年は18年ぶりに早稲田が優勝し渡辺監督の鼻息も荒かった(笑)。
    そりゃそうだ。
    山の神、柏原選手を擁する東洋大学の連覇を抑えたのだから。
    この本に出てくる渡辺監督もちょっと嬉しそうだ。いろいろと語ってくれている。
    が、2012年、早稲田は東洋大学の超高速駅伝に圧倒され4位だった。その時の渡辺監督の弁は「おごり、慢心がある」だった。
    で、本日、2013年の箱根駅伝が終わったわけだが、早稲田は5位だった(泣)。
    今年の試合後、本当に悔しそうに「いっそ落ちるところまで落ちて」とか言ってたけど、この本を読んでたから、その気持ちよく判る。
    走る選手だけではなく監督の気持ちを知り

    0
    2013年01月03日
  • 箱根駅伝 新ブランド校の時代

    Posted by ブクログ

    前著『箱根駅伝』を昨日読み、この続編が出ていることを読後に知った。幻冬舎の方からも続編がおもしろいとツイートをいただいたこともあり、駅伝本番前に読みたくて、電子書籍で購入。前著がストラテジ中心であったのに対し、こちらは、2012年の流れを受けてこれからどうなって行くかの話が中心。どちらかというと週刊誌的か。でも、各大学の監督へのインタビューなどおもしろかった。特に母校の青山が有力と言ってもらえていることもいい。今回、はじめて本格的にiPadで読書したが、電子書籍はこんな時に便利だ。元旦でも読みたいと思ったときに読める。NTVが箱根の番組を始めた。この本に登場する監督や選手達がインタビューされて

    0
    2013年01月02日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    2013年の1冊目は、箱根駅伝の本。各大学の戦略、オーダーの考え方、受験に与える影響などを知る。面白かった。箱根をいる目がちょっと変わると思う。この本は2011年の大会の結果までで、2012年の結果まで取り上げた続編の本も出ているということを読み終わった後に知った。

    0
    2013年01月01日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝前に読めば良かったと激しく後悔。箱根駅伝の構造がよくわかります。箱根駅伝というものが一人歩きしていって大きなパワーを持っていることがよくわかりますが、それが日本の陸上界にとって良いことなのか?筆者は一ファンとしての立場を取りながら問題提起をしている気がします。

    0
    2012年08月08日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    今年の箱根駅伝を見る前に事前知識を入れるために読んだ。おかげで中継楽しめた。
    箱根駅伝2013に向け、と新刊希望!

    0
    2012年05月03日
  • スポーツを仕事にする!

    Posted by ブクログ

    大学4年間を大切に過ごしてほしいという想いからスポーツ系学部と体育学部を比較する。一方で、社会人になってから「本当にやりたい仕事」に気づくのも遅くないと、自分の経験・現場の人たちへのインタビューを紹介している。

    0
    2012年04月21日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    信頼の置けるスポーツライター。「箱根」をあくまで楽しむための本に特化したか。自分としては「駅伝がマラソンをダメにした」のほうが良かったかな。ただ、この本でも「箱根」の問題点はチクリとは指摘。

    0
    2012年03月14日
  • 浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側

    Posted by ブクログ

    フィギュアスケートの採点の意味がわかりました。
    また、芸術性とスポーツ性の両方を併せ持つがゆえのジレンマ。
    フィギュアの楽しみ方がまた一つ増えました。

    0
    2012年02月07日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝と柏原竜二選手の4年間は、2010年の負けも含めて、物語として完成しすぎていて、寒気がした。つまり、今年の箱根は非常に楽しかった。私個人が、TV中継を熱心にみていたのは、彼が不調だった2010年の方で、今年の往路は余りに圧倒しすぎて正直そこまで楽しめなかったのだが、復路で東洋の選手が一向に手を緩めないのを見て、こんな楽しみがあったか、と思反省した。1月3日はたまたま品川にいたので、ホテルで窓から、通り過ぎる選手を見ていた。ちなみに、東洋大の選手はそろそろ通るだろうかと状況を確認しているうちにすぎていた。速いよ、斎藤選手。

    そんなこんなで、面白かったので陸上マガジンやらなにやら買い収め

    0
    2012年01月18日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    新聞の広告に惹かれて12月に買いました。
    箱根駅伝は毎年見ていますが、近年戦国駅伝と言われるような各校の実力が伯仲している中、新山の神柏原竜二選手の走りに注目していました。そのことも含めて、箱根駅伝の舞台裏が、何人かの監督へのインタビューも効果的に用いてわかりやすく書かれています。
    今年は、この本を読んでからの観戦だったので、いつも以上にレース展開を楽しめました。

    0
    2012年01月10日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    今年の箱根駅伝往路を見ながらの読書

    監督インタビューが面白かった。

    ベストコンディションを保つ工夫は

    私たちの日常にも通じます。

    さぁ充実した毎日を!

    0
    2012年01月02日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    2011年11月発行の新しい本。
    箱根駅伝観戦の予習の仕上げとして読んだ。
    監督へのインタビュー、大学経営と箱根駅伝の関係、区間配置のトレンドなど、興味深かった。

    2012年の箱根駅伝は、柏原の度肝を抜く走りを見たい。

    0
    2019年02月04日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    2011年最後の読書は,2012年1月2日に向けて予習。

    著者がまさか気仙沼の人とは。

    走者の人選の奥深さ(知恵比べ)。

    陸上競技との関係。

    監督としての社会人と学生のマネジメントの違い等。

    箱根駅伝見るなら読んで損は無し。

    さぁ,2012年はどこが優勝するのか。

    0
    2011年12月31日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    大学経営や、オリンピック種目との関連に触れているところが、生島氏ならではの視点でいいですね。大学だけが突出して認知度が高いことが、代表レベルの強化につながらない点はラグビーにも通じる問題点。著者には、大学スポーツの功罪について横断的にろんじてもらいたい。

    0
    2011年12月30日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝が始まる前に読んでおいてよかった本。3強と呼ばれる大学の監督の采配、指導方法、選手への着眼点が似ているようで、実は三者三様なのが興味深かった。それは3人の監督のバックグラウンドがそれぞれ違うからだと思う。(根っからのエリートと、箱根のために働きながら大学へ通った苦労人と、走ることより安定を求めた地方の長男というように・・・)
    また、近年は駅伝の成績が大学受験者数の増減に直結しているらしい。テレビ局は視聴率を稼ぎまくり、大学側は広告塔として駅伝を利用。(上位で走ればアナウンサーが大学名を連呼してくれる)
    箱根駅伝の経済効果は、選手や監督の意図を超えたところまで発展していて、ちょっと気の毒

    0
    2011年12月28日
  • 世紀の誤審~オリンピックからW杯まで~

    Posted by ブクログ

    故意か過失か? それとも偏見か? 

    という言葉が本書の帯に書いてあるのですが、そう、正にそうなの!という感じ。
    「それは違うだろう!」と言いたくなる審判を何度もテレビで観てきましたが、
    「なんで?どうしてそんなことを?」と理解に苦しむということは、しょっちゅうです。
    学生時代はテニスをしていて、審判をしたこともあるので、
    判断の難しい時もそりゃあるのは分かりますけど・・・。ということで、すごく気になる本。

    0
    2009年10月04日
  • 箱根駅伝 新ブランド校の時代

    Posted by ブクログ

    自宅にあった在庫本があり、箱根駅伝を見て興味があったので、10年前の著書だが読んでみた。
    著者の生島惇さんが生島ヒロシさんの弟とは知らなかった。10年前から強化が始まった事が青山学院大学の躍進につながっている事を感じた。

    0
    2025年01月04日