生島淳のレビュー一覧

  • 箱根駅伝に魅せられて

    Posted by ブクログ

    昔から正月の娯楽としてなんとなく見てきた箱根駅伝が、息子が長距離をするようになってここ数年は結構ハマっているのでとても興味深く読めた。
    インターネットで当事者のコメントがすぐ拡散される時代だから、筆者は早い記事ではなく、じっくり時間をかけて取材した内容の遅い記事を心掛けているというところが面白かった。
    尚、第5章の”目の上のたんこぶ”は箱根駅伝の歴史が網羅されていてためになった。

    0
    2025年05月30日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    「あなたの長所を教えてください」と日本人選手に聞くと、なぜか自分の短所について述べる。
    「そんなこと聞いてないですよ。あなたの強みについて聞いているんです。」というとなぜか黙り込んでしまう。

    ビジネスの現場でも、これは本当によくある。
    部下と面談していても、得意なスキルや長所についてヒアリングしているのに、謙遜してばかりで伝えることができない。
    ひどいケースになると、短所や欠点を探すことに慣れすぎていて、そもそも自分の長所に気がついていないこともある。

    我々日本人は謙遜が美徳であると刷り込まれているので、「私はこれが得意なんです、ここが強みです、だから私はこのチームにこのスキルを生かして貢

    0
    2025年04月03日
  • 箱根駅伝に魅せられて

    Posted by ブクログ

    自分自身、箱根駅伝が大好き!

    生島さんの読みやすいコラム40本。選手の名前、姿も自分は分かるので、尚楽しい読書時間でした。

    最後の方の瀬古さんの人生は実はめっちゃ過酷。その中でも前向きに生きてきた。との話は意外であり感銘を受けました。

    一つ組織運営に参考になった話を備忘。

    「MGCプロジェクトで瀬古さんは顔役となって、実際のルール作りや運用はスタッフが進めていく。組織が上手く行く時のパターンだ。」

    0
    2024年04月19日
  • 箱根駅伝に魅せられて

    Posted by ブクログ

    私は「箱根駅伝」が大好きで、「走る格闘技」と呼んでいる。本書、今年の100回記念大会の前に読んでおけば良かったと悔やんでいる。本書の内容を知った上で観ていたら数倍楽しめたと思う。

    とは言え、「箱根駅伝」に関する様々な話題に触れることができて、たいへん楽しめたことは事実。監督の苦労、厚底シューズ、3大駅伝の違いと各大学の攻略方法等々。更に小ネタ(と言ってはいけないかもしれないが)、①駅伝ルートで「小涌園」だけが紹介されるのは何故か?②池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』で、テレビ局幹部が芸人をスタジオに入れよう(=バラエティ色をつける)と試みる、③出雲駅伝に関して、出雲のスタバではコーヒーが出雲焼で

    0
    2024年02月16日
  • 箱根駅伝に魅せられて

    Posted by ブクログ

    まもなく箱根駅伝、昭和からの歴史を俯瞰的に捉え未来を展望する一冊。観戦のお供に。

    裏話的な内容と歴史、将来についてバランス良か配分されている。ここ最近では箱根駅伝をテーマにしたホンを最も上梓している筆者だけに、安定の出来。

    0
    2023年12月26日
  • 奇跡のチーム ラグビー日本代表、南アフリカに勝つ

    Posted by ブクログ

    生島淳のノンフィクション作品『奇跡のチーム ラグビー日本代表、南アフリカに勝つ』を読みました。
    廣瀬俊朗の作品に続き、ラグビー関係の作品です… 生島淳の作品は5年半くらい前に読んた『ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」』以来なので久し振りですね。

    ------
    ラグビーW杯開幕! 必読のスポーツノンフィクション
    世界が震える勝利はこうして生まれた!

    2015年9月19日、ラグビーW杯イングランド大会。
    強豪南アフリカに劇的な逆転勝ちをおさめ、世界を驚かせたラグビー日本代表〝エディー・ジャパン〟。
    勝利に至る歩みのすべてを選手・関係者への徹

    0
    2023年09月13日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    「生島淳」の『ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」』を読みました。
    ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    ラグビー関係の作品は昨年の10月に読んだ「荒木香里」の『ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」』以来ですね。

    -----story-------------
    ラグビー日本代表を勝利に導く名将の哲学
    弱かったラグビー日本代表は、なぜ世界の強豪に勝てるようになったのか。
    世界的名将が組織と個人を育てるための哲学を語り尽くす!

    ラグビー弱小国・日本は、なぜ世界と戦えるようになったのか――

    0
    2022年12月20日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    2015年ワールドカップ。あの南アフリカを破ったGiant Killingの直前に出版された作品。エディー・ジョーンズへの10時間に渡るインタビューをもとに、リーダーシップ、コーチング、そして、日本や各国の文化についての彼の考えが収められている。
    コーチングとはアートである。状況、相手を見ながら、最も適切と思われる方法、言葉を選ぶ。数字、統計を使いこなすこと、科学的であること。クリエイティブであること。そして、勉強すること。彼の世界各国でのラグビー指導者としての経験から語られるこれらの言葉は、ビジネス、人生にも参考になる。

    0
    2021年03月19日
  • 箱根駅伝

    購入済み

    生々しい裏側が

    箱根駅伝の生々しい裏側がよくわかりました。
    往路向きと復路向きでは性格が違うこと
    復路が思った以上に大事なこと
    監督がただ選手を鍛えるだけでなく、選手のリクルートから就職の世話、出られない選手のフォローまで幅広い役割を担っていたとは知りませんでした。
    箱根駅伝前に読む予習本としてはこれ以上ない本だと思います。

    0
    2019年12月29日
  • 浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2011年に書かれているので、出てくる選手の名前は古いが、フィギュアスケートがどのようなスポーツなのかがよく分かった。

    0
    2018年08月25日
  • 浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側

    Posted by ブクログ

    フィギュアスケートの歴史から、
    2002年のソルトレイクシティ・ゲート事件によって大きく変わった採点方法
    2003年以降現在まで続く新しい採点方法の課題
    その中で日本のフィギュアスケートの人気を高めてきた今おなじみの選手たちが戦ってきた
    コーチ、振付師、選手、選曲、衣装、メイクについて
    採点方法に対する『模範解答』となる『勝つためのプログラム』について
    あと、IOCにオリンピックの正式競技から排除されないように配慮しなければならないこと
    なんてのもあって、
    フィギュアスケートを観ながら解らないことも多かったですが、こちらを読んでそういうことがあるのかと裏側を知ることができ
    フィギュアスケート好

    0
    2017年12月29日
  • 浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側

    Posted by ブクログ

    バンクーバー・オリンピックの女子フィギュアスケートで、浅田真央とキム・ヨナとの間にどうしてあれだけの得点差がつくことになったのかという疑問から説き起こし、芸術とスポーツの間に位置するフィギュア・スケートという競技の複雑な採点システムを解説している本です。

    前半はフィギュア・スケートの歴史を振り返りながら、現在の採点システムがどのような経緯で採用されるにいたったのかということが説明されています。後半は、もはや選手自身も自分の演技がどのように評価されるのか理解できない現代のフィギュア・スケートにおいて、コーチや振付師などの役割が大きな比重を占めていることや、政治的な駆け引きが採点システムに影響を

    0
    2017年04月21日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

     ラグビーワールドカップで日本が3勝し話題になる前に書かれた本。故にワールドカップの結果に伴うバイアスがない。ここ最近読んだ書籍でベスト。
     俄かラグビーファンにとってみると、ラグビーというゲームが何を目指しているのかが分かり、ゲームを見る指標になる。
     安倍首相ではないが地球を俯瞰し、国の文化にまでチームの特色の因果関係を考える。
     仕事の美観を考えることは、岡潔の数学と文学の結びつきを思い出した。
     先入観でゲームを捉えるのではなく、視点を変えることは『マネーボール』や『弱くても勝てます』などを思い出しながら読んだ。

    0
    2016年01月09日
  • 駅伝がマラソンをダメにした

    Posted by ブクログ

     正月の風物詩ともいえる箱根駅伝。
     注目度が非常に高いことから,駅伝に力を入れる大学も多い。

     しかし,「箱根ディスタンス」とも言われる20kmに力を入れることにより,マラソンやトラックでの弱体化を招き,オリンピックや世界陸上で活躍できる選手を生み出せていないのではないか。そんな疑問を投げかけている。

     2005年12月に発行された本のため,その時点から状況が変わってきている部分もある。
     しかし,いま箱根駅伝に興味を持った人にも,参考になることは多いと思う。1987年から日本テレビで中継されるようになったことが,その後の箱根駅伝の性質を変えたこと。そのテレビ中継以降に力をつけて箱根駅伝

    0
    2016年01月05日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた前ラグビー日本代表ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズさんと著者との対話本。

    エディーさんの語る組織論、リーダー論やコーチ論について何度も「なるほど」と唸った。

    なによりも、科学的根拠に基づいたアプローチを重視する姿勢には、ポンと膝を打つ思い。なるほど、日本ラグビーを一歩も二歩も前進させたわけだねと。

    願わくばエディーさんとラグビー日本代表との冒険をもう少し見ていたかったな。

    0
    2015年11月24日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    エディージョーンズの考え方が良く分かった。ラグビーだけでなくその他のスポーツの指導やスポーツ以外の組織にも生きるような内容がたくさんあった。面白かった。

    0
    2015年11月09日
  • ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

    Posted by ブクログ

    エディ・ジョーンズは聡明でありアナリストである。20年以上ワールドカップで勝てなかった日本代表が世界3位の南アフリカに勝利したのは、彼のお陰であろう。

    0
    2015年09月29日
  • 浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく フィギュアスケートの裏側

    Posted by ブクログ

    バンクーバーオリンピックでなぜ世界で唯一3Aを飛ぶ浅田真央ちゃんがキム・ヨナちゃんに負けたのか。
    4回転に挑戦しないライサチェックくんが、なぜ皇帝プル様に勝てたのか。
    ルールの当・不当は別として、そのときのルールを一番上手に解釈して実践した選手が勝つのがフィギュアスケートってことなんだね。
    芸術かスポーツかの議論は、これからもしっかり続けていって欲しいです。
    選手の実力だけでは勝てないのがフィギュアスケートってことがよくわかった1冊でした。

    0
    2014年05月15日
  • 箱根駅伝

    Posted by ブクログ

    今年も堪能した箱根。2011年時点の勢力図とヒーローたちの活躍の源泉がみえる。ただ、毎年の状況がこんなに変わるとは思いませんでした。

    0
    2014年02月02日
  • 箱根駅伝 勝利の方程式 7人の監督が語るドラマの裏側

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去の修正版だけど、加筆で東洋の酒井監督にインタビューしてくれたおかげで大変興味深いものになってた。酒井監督は選手との連絡ツールにメールを使っているらしく、そういう内部の日常を垣間見れるのはファンにとっては嬉しいもの。
    個人的には大後監督の主務話もマニア心をくすぐりました。
    次回は原監督も載せていただきたい←希望

    0
    2014年01月24日