【感想・ネタバレ】箱根駅伝のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年04月29日

 生島淳の「駅伝がマラソンをダメにした」の2部作的著作。
 有名監督のインタビューを挟み込み、正月2日・3日に箱根駅伝を楽しむ為のマニュアル本には必読の本。

 前作の「駅伝が…」も含め、読み込んでいくと川口優輝が何故ロンドン五輪代表に選ばれなかったか判るような気がする。

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Posted by ブクログ 2011年12月29日

正月は箱根駅伝を見るのが習慣になって数十年(笑)。瀬古選手が活躍していた頃とはレース展開が異なってきたのはなんとなく感じていたが、それを見事に明文化してくれた。

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購入済み

生々しい裏側が

2019年12月29日

箱根駅伝の生々しい裏側がよくわかりました。
往路向きと復路向きでは性格が違うこと
復路が思った以上に大事なこと
監督がただ選手を鍛えるだけでなく、選手のリクルートから就職の世話、出られない選手のフォローまで幅広い役割を担っていたとは知りませんでした。
箱根駅伝前に読む予習本としてはこれ以上ない本だと...続きを読む思います。

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Posted by ブクログ 2014年02月02日

今年も堪能した箱根。2011年時点の勢力図とヒーローたちの活躍の源泉がみえる。ただ、毎年の状況がこんなに変わるとは思いませんでした。

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Posted by ブクログ 2013年03月14日

この本は2011年の10月に刊行されているようだ。そのころ読んでいればもっと箱根駅伝を楽しめたと思うが、今読んでも十分楽しめた。わたしは関東の大学しか出られないという基本的なことも知らなかった。区間配置の監督の知恵比べや往路キャラと復路キャラの傾向などおもしろかった。駒澤、東洋、早稲田の監督の一問一...続きを読む答もよかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年01月03日

この本が出版された2011年は18年ぶりに早稲田が優勝し渡辺監督の鼻息も荒かった(笑)。
そりゃそうだ。
山の神、柏原選手を擁する東洋大学の連覇を抑えたのだから。
この本に出てくる渡辺監督もちょっと嬉しそうだ。いろいろと語ってくれている。
が、2012年、早稲田は東洋大学の超高速駅伝に圧倒され4位だ...続きを読むった。その時の渡辺監督の弁は「おごり、慢心がある」だった。
で、本日、2013年の箱根駅伝が終わったわけだが、早稲田は5位だった(泣)。
今年の試合後、本当に悔しそうに「いっそ落ちるところまで落ちて」とか言ってたけど、この本を読んでたから、その気持ちよく判る。
走る選手だけではなく監督の気持ちを知りたければこの本を読むべきだと思う。
最後のインタビューまでが「箱根駅伝」なんだ。

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Posted by ブクログ 2013年01月01日

2013年の1冊目は、箱根駅伝の本。各大学の戦略、オーダーの考え方、受験に与える影響などを知る。面白かった。箱根をいる目がちょっと変わると思う。この本は2011年の大会の結果までで、2012年の結果まで取り上げた続編の本も出ているということを読み終わった後に知った。

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Posted by ブクログ 2012年08月08日

箱根駅伝前に読めば良かったと激しく後悔。箱根駅伝の構造がよくわかります。箱根駅伝というものが一人歩きしていって大きなパワーを持っていることがよくわかりますが、それが日本の陸上界にとって良いことなのか?筆者は一ファンとしての立場を取りながら問題提起をしている気がします。

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Posted by ブクログ 2012年05月03日

今年の箱根駅伝を見る前に事前知識を入れるために読んだ。おかげで中継楽しめた。
箱根駅伝2013に向け、と新刊希望!

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Posted by ブクログ 2012年03月14日

信頼の置けるスポーツライター。「箱根」をあくまで楽しむための本に特化したか。自分としては「駅伝がマラソンをダメにした」のほうが良かったかな。ただ、この本でも「箱根」の問題点はチクリとは指摘。

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Posted by ブクログ 2012年01月18日

箱根駅伝と柏原竜二選手の4年間は、2010年の負けも含めて、物語として完成しすぎていて、寒気がした。つまり、今年の箱根は非常に楽しかった。私個人が、TV中継を熱心にみていたのは、彼が不調だった2010年の方で、今年の往路は余りに圧倒しすぎて正直そこまで楽しめなかったのだが、復路で東洋の選手が一向に手...続きを読むを緩めないのを見て、こんな楽しみがあったか、と思反省した。1月3日はたまたま品川にいたので、ホテルで窓から、通り過ぎる選手を見ていた。ちなみに、東洋大の選手はそろそろ通るだろうかと状況を確認しているうちにすぎていた。速いよ、斎藤選手。

そんなこんなで、面白かったので陸上マガジンやらなにやら買い収め情報収集を始めた。熱田神宮から伊勢神宮まで走る駅伝の存在は知っていたがそれが全日本大学駅伝だとか(力いっぱい地元なので今の私なら観戦に行っただろう)選手の名前も箱根で走っていた一部の学生トップ選手の名前だけしかまだ覚えていないが、生島さんの新書を買ったのも、情報集をせんというその流れである。

端的にいってしまうと、Numberなどでネットでみられる記事や陸上マガジン等もあらかた読んだ後にこの新書を読んだので、大学側の宣伝効果などなどの話も含めて新鮮味はあまりなかった。また2012年の箱根前に書かれたものなので、今年の箱根を踏まえてもう一冊本を、もっと出来らば情報のボリュームも増やして書いていただけないだろうか、というのが今の私の感想である。それこそ、箱根の創始者であり、金栗四三の細かい話から。うーん、とはいえ、この辺の本は確かに探せばありそうだ。さがすか。

知らなかったな、と感じたのは、ふくしま駅伝のお話。地域ごとの対立が激しく故に県をあげての大盛り上がりを見せる、らしい。
県を上げての駅伝大会がある県は(あたりまえだが)その後強い学生を、強い実業団選手を排出する可能性が高まる。中高レベルから選手を発掘すること。昨年、早稲田の5区を走った早稲田の猪俣選手(現在三菱商事におそらく総合職でおつとめ)もそうらしいが、長距離が得意な中高生は必ずしも陸上部に所属しているとは限らないものね。そういう意味での選手発掘機能もはたしているという。

また、これはついでのような感想だが、女子の長距離との放送の違いなどについても書いた本が読みたいなぁと。となると箱根限定じゃなくなるけども。

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Posted by ブクログ 2012年01月10日

新聞の広告に惹かれて12月に買いました。
箱根駅伝は毎年見ていますが、近年戦国駅伝と言われるような各校の実力が伯仲している中、新山の神柏原竜二選手の走りに注目していました。そのことも含めて、箱根駅伝の舞台裏が、何人かの監督へのインタビューも効果的に用いてわかりやすく書かれています。
今年は、この本を...続きを読む読んでからの観戦だったので、いつも以上にレース展開を楽しめました。

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Posted by ブクログ 2012年01月02日

今年の箱根駅伝往路を見ながらの読書

監督インタビューが面白かった。

ベストコンディションを保つ工夫は

私たちの日常にも通じます。

さぁ充実した毎日を!

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Posted by ブクログ 2019年02月04日

2011年11月発行の新しい本。
箱根駅伝観戦の予習の仕上げとして読んだ。
監督へのインタビュー、大学経営と箱根駅伝の関係、区間配置のトレンドなど、興味深かった。

2012年の箱根駅伝は、柏原の度肝を抜く走りを見たい。

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Posted by ブクログ 2011年12月31日

2011年最後の読書は,2012年1月2日に向けて予習。

著者がまさか気仙沼の人とは。

走者の人選の奥深さ(知恵比べ)。

陸上競技との関係。

監督としての社会人と学生のマネジメントの違い等。

箱根駅伝見るなら読んで損は無し。

さぁ,2012年はどこが優勝するのか。

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Posted by ブクログ 2011年12月30日

大学経営や、オリンピック種目との関連に触れているところが、生島氏ならではの視点でいいですね。大学だけが突出して認知度が高いことが、代表レベルの強化につながらない点はラグビーにも通じる問題点。著者には、大学スポーツの功罪について横断的にろんじてもらいたい。

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Posted by ブクログ 2011年12月28日

箱根駅伝が始まる前に読んでおいてよかった本。3強と呼ばれる大学の監督の采配、指導方法、選手への着眼点が似ているようで、実は三者三様なのが興味深かった。それは3人の監督のバックグラウンドがそれぞれ違うからだと思う。(根っからのエリートと、箱根のために働きながら大学へ通った苦労人と、走ることより安定を求...続きを読むめた地方の長男というように・・・)
また、近年は駅伝の成績が大学受験者数の増減に直結しているらしい。テレビ局は視聴率を稼ぎまくり、大学側は広告塔として駅伝を利用。(上位で走ればアナウンサーが大学名を連呼してくれる)
箱根駅伝の経済効果は、選手や監督の意図を超えたところまで発展していて、ちょっと気の毒にも思う。だけど、ひたむきに選手が走る姿は感動するし、やっぱり駅伝はおもしろい!

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Posted by ブクログ 2016年01月05日

 「駅伝がマラソンをダメにした」の著者,生島淳さんが,2011年に書かれた本。
 前著以降に変化してきたこと,特に,4区と5区の距離変更により,5区が23.4kmに延長され,5区を制した者が箱根駅伝を制するようになったことが,選手やチームに与える影響について書かれていた。
 東洋大の柏原竜二選手が1...続きを読む年次より5区で素晴らしい走りをし,チームの総合優勝に貢献したことも大きいだろう。

 また,箱根常連校の監督とのインタビューも。駒澤大の大八木弘明監督,東洋大の酒井俊幸監督,早稲田大の渡辺康幸監督(当時)があり,やはり監督の指導方針やカラーがチームに大きく影響していると感じた。

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Posted by ブクログ 2013年01月17日

 以前は、なんで大学生の駅伝に監督が後ろにくっついて喧しく言ったり、ゴールしたとたんに倒れて泣くんだと批判的だったのに、今はなぜか必死で見ている。筆者の言うように山のスターの存在は大きかった。
 現在箱根大好きなのでおもしろかった。欲を言えば、もう少し監督の本音というか生々しい声が聴きたかった。現監...続きを読む督なので、あまり本音は言えないのかな。
 
 大学の戦略としての箱根駅伝の所は面白かった。

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Posted by ブクログ 2012年09月09日

いろんな視点があって参考になる。

・東北出身の箱根ランナーが多い。
・福島出身が多いのは福島駅伝の影響と地元のライバル意識が多いので越境高校進学が少ないこと
・アフリカ勢のマラソンがのこり10キロからスプリント勝負でそもそもの戦略/発想がちがうこと
・5区が延長され、5区、6区の山岳ステージが勝負...続きを読むのウェイトが大きいこと

他にもいろいろあったが、印象的なのは上記。

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Posted by ブクログ 2012年05月29日

「箱根駅伝」の入門書。駆け足でその歴史、これからの長距離日本陸上界のありかた、問題点を指摘していて平易。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月11日

駅伝の裏事情が少し垣間見えて、なかなか興味深い内容でした。
大学生の指導にも変化、昔は精神論でついてきたが、今は情報伝達が発達しているのもあり、効果の出ない練習などは学生も?となるという話が一番印象に残っています。
メリット、デメリットの多い箱根駅伝かと思いますが、毎年楽しみにしています。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月03日

著者は「駅伝がマラソンをダメにした」という本を書いていることから、駅伝に否定的かと思いきやそうでもなかった。近年、明大や青学が伸びている理由を景気の悪さと結びつけたあたりが興味深い。また、箱根では福島出身の選手が目立つなと思っていたら「ふくしま駅伝」なるものがあって吃驚。良い選手を発掘できるシステム...続きを読むが県単位でできているのは凄いことだし、地域性も面白い。東洋・柏原が卒業したことで来年の箱根はさびしいけど、読めないので楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月26日

1月の本
選手のリクルートから、各区間の選手の配置の戦略など、これを箱根駅伝前に読めばよかったと感じた。

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Posted by ブクログ 2012年01月16日

箱根駅伝のガイドブックみたいな本かな?と思っていたのですが、全然違ってた(゜Д゜;)

箱根駅伝が「どのように変化してきたのか」という点を歴史と監督の視点から。箱根駅伝が「今後の日本長距離界にどのような影響があるか」という点を日本における若手の発掘育成と世界との関係から書かれている本です。

世界の...続きを読む長距離がどう変化してきているのか、日本がそれにどう対応すべきなのか?といったことが最後にちょこっと書いてあります。

と言う内容なので、箱根駅伝をイベントとしてとらえた解説本ではなく、純粋に陸上競技として解説した解説本です。

今までイベントとして箱根駅伝を楽しんできた人には、新たな箱根駅伝の楽しみ方が増えるかもしれません。監督の采配や苦労などにも注目できるようになりますから。

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Posted by ブクログ 2012年01月15日

2012年の箱根駅伝の約一か月前の、2011年11月30日に発行された、箱根駅伝に関する知識を得られる本です。箱根駅伝における区間配置の作戦や各区間の特徴、監督の役割と駒澤大学の大八木監督と東洋大学酒井監督と早稲田大学渡辺監督へのインタビュー、留学生に対する考え方、箱根駅伝が大学運営にもたらす影響、...続きを読む福島駅伝の功績と世界レベルの陸上の戦いから箱根駅伝の位置づけなどが書かれています。2012年の箱根駅伝を見終えた後に本書を手に取りましたが、TVで放送されない裏側で起こっている大学間での駆け引きや監督の苦労を知ることができました。次の箱根駅伝を見るのが楽しみになりました。(2012.1.12)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月03日

”駅伝がマラソンをだめにした”の著者の作。自分が走る場合に翻ると、走るとは、”単に走る”ではないこと。勝つためにはいかにしたらよいか、強いチームを作るにはいかにしたらよいか、そこにはマネジメントが必要不可欠である、ということに気づかされた。その観点に立つと、各校がいかにマネジメントを行い、二日間の箱...続きを読む根のために、一年間準備を重ねてくるかが、伝わってくる。そして箱根から世界へという、合い言葉、箱根は通過点、そこから世界を目指すんだという気概、4年生柏原をキャプテンとする東洋大学の最高のパフォーマンスを見て、なお一層箱根が好きになった。柏原の今後も楽しみである。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

2012年、1冊目。箱根駅伝をテレビ観戦しながら楽しく読みました。レベルが上がる近年の駅伝。本書で紹介される駒澤、東洋、早稲田の各監督のインタビューはファン必読。エースを配置しつつ、チーム全体でいかにして勝ちにいくか、これいろんな分野に共通する事項ですね。個人的には、少子化の中で経営が問われる中堅校...続きを読むの選手リクルートの苦労話が印象的でした。
今年は東洋の圧勝でしたが、本書によれば明治の充実ぶりが予想され、来年の箱根がまた楽しみになりました。

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

箱根駅伝ファンとしては今更的な部分もありますが、2012の観戦前に気分を高揚させるのに役立ちました。

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Posted by ブクログ 2011年12月26日

あえてランニングにカテゴライズ。箱根駅伝観戦準備。大学もいろんな事情があるのだなあ…。個人的には大八木さん語録をあと5年以内にだれか書いてほしい。

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Posted by ブクログ 2011年12月20日

大八木、酒井、渡辺の3監督のインタビューはなかなか面白かったけど、ちょっと薄味かな。もっと懐かしいランナーの名前とかが沢山出てくるといいのに。

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