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本邦初、観戦者のための駅伝、マラソン批評。空前の人気を誇る駅伝、マラソンだが、その内実は一般ファンには意外なほど知られていない。決して報道されない「感動物語」の舞台裏は?
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Posted by ブクログ
正月の風物詩ともいえる箱根駅伝。 注目度が非常に高いことから,駅伝に力を入れる大学も多い。 しかし,「箱根ディスタンス」とも言われる20kmに力を入れることにより,マラソンやトラックでの弱体化を招き,オリンピックや世界陸上で活躍できる選手を生み出せていないのではないか。そんな疑問を投げかけて...続きを読むいる。 2005年12月に発行された本のため,その時点から状況が変わってきている部分もある。 しかし,いま箱根駅伝に興味を持った人にも,参考になることは多いと思う。1987年から日本テレビで中継されるようになったことが,その後の箱根駅伝の性質を変えたこと。そのテレビ中継以降に力をつけて箱根駅伝で活躍をしたいわゆる新興校と,大正時代から参加してきた伝統校との特徴。マラソン競技と大学駅伝の関係など,大変興味深い。
[ 内容 ] 新聞・TVが報道しない裏側。 本邦初! 観戦者のための駅伝・マラソン批評。 [ 目次 ] 第1章 変わる箱根駅伝 第2章 テレビが生んだ駅伝中心主義 第3章 新興校を分析する 第4章 伝統校を分析する 第5章 駅伝がマラソンをダメにした 第6章 女子マラソンはなぜ強い [ POP ...続きを読む] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
駅伝とマラソンは別の競技である。箱根駅伝が甲子園化してしまったので,箱根駅伝をゴールにしてしまう競技者が増えたり,そもそもマラソンをやる競技者が少なくなり,結局男子マラソンが弱くなってしまった。という本。私は,北海道に引っ越すまでは,箱根駅伝は,関東ローカルの行事だと思っていたので,北海道でも中継さ...続きを読むれていたのにびっくりした経験がある。北海道なのだから,地元の番組をやればいいのに,と今でも思う。
箱根駅伝のテレビ放映が始まって以来、各大学は名前を全国に知らしめるチャンスとばかりに箱根駅伝選手育成に時間と金と労力を費やしている。その為に中距離ランナーのみの育成、箱根燃え尽き症候群などで箱根駅伝の本来の目的である「世界に通用するマラソンランナー」が育たなくなってしまったというのが筆者の論点だと思...続きを読むうのだが…それにしては各大学の箱根戦績詳細データが延々と続いていて、肝心のタイトルについての論説が少ないように感じてしまう。それよりは、箱根駅伝を楽しく観戦するためのガイドのような印象を受けた。駅伝を批判しているのではなく、駅伝とマラソンを愛してやまない著者の応援本と言ったところかな…
活動資金(と、金銭的な満足)・マスメディアへの露出をめぐって、競技のあるべき姿と、ソフト(コンテンツ)としての面白さとの間で格差が生まれ、競技の目標がぶれていってしまう、といったところに焦点を当てた一冊です。私も、露出は少ないながらもアマチュアの競技スポーツ選手であり、身につまされる話題です。 競技...続きを読むスポーツとお金。競技スポーツには何かと活動費がかかるものです。美しくない話かもしれませんが、こればかりは私も体験した、現実です。「スポーツしかしていないのだから…」と思いきや、より良い環境、より良い成績を求めれば求めるほど、費用が(そして時間も)かかってしまいます。 マスメディアへの露出度とお金。 これも、密接にかかわっています。1秒=100万円という換算もあるとか。私自身、「マスメディアへの露出の見込みがない」ということで、スポンサー契約を結んでいただけなかったことがあり、露出しないことには。。。とがっかりきた記憶があります。 広告、コンテンツとしてのスポーツ、記録のためのスポーツ。。。どれが正しい、と言うものはありませんが、自分は、社会は、メディアは、スポーツに何を求めているのか?を考えさせられます。…「マラソンと駅伝」から飛躍しすぎかな?
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駅伝がマラソンをダメにした
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生島淳
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