筧裕介のレビュー一覧

  • 持続可能な地域のつくり方――未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン

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    SDGsを切り口に、地域づくりの方法を教育やワークショップなどの「場」まで落とし込んでいるので納得感が高い。より実践をインプットしたい場合は、同著者の別書が出版されているのでそちらに流れるだろう

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    2020年02月09日
  • 人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

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    人口減少について様々な項目を図や表で美しく表示しているのが画期的。
    人口の将来推計手法についての項は役立ちそう。

    婚外子は日本が2.2%だが、スウェーデン54.7%、フランス52.6%、デンマーク46.2%など欧米諸国との差に愕然。
    五つの提言の中で魅力的なもの
    小さい経済づくりのためのアクションとしてリサーチ、デザイン、ITのスキルを教育に組み込むこと
    ふるさと愛構築のためのアクションとして、地域の仕事を伝える、学校を守り磨く、都市市民と地域住民との交流事業

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    2018年12月27日
  • ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ

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    ソーシャルデザインの教科書
    本書では、ソーシャルデザインを「人間の持つ『創造』の力で、社会が抱える複雑な課題の解決に挑む活動」と定義している。
    また、デザインを「問題の本質を一挙にとらえ、そこに調和と秩序をもたらす行為」「美と共感で人の心に訴え、行動を喚起し、社会に幸せなムーブメントを起こす行為」と定義している。
    この定義が秀逸であり、何やら難しそうに感じるソーシャルデザインという言葉を分かりやすく説明しているのである。
    その上で、Part1でソーシャルデザインの行程を7つのステップで説明している。
    1.森を知る
    2.声を聞く
    3.地図を描く
    4.立地を選ぶ
    5.仲間をつくる
    6.道を構想する

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    2017年05月25日
  • 人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

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    これまでi+dのセミナーやワークショップなどで聞いたことのあることも多かったけれど、「人口減少」という課題を、どう捉え、どう解決しようとしていこうと提案しているのかが、各地で動き始めている事例とともに、とても分かりやすい一冊だった。独身女性の課題のあたりはあまり客観的には読めなかったけれど。

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    2015年10月21日
  • 人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

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    人口減少によって今後日本がどうなっていくのか、豊富な図表で明らかにしてくれる。そして人口減少をどう食い止めるのかその対策が提言されている。ただ、TPPを初めとして今の日本が向かっているのはこの本に書かれていることとは真逆の方向だ。

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    2015年10月18日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    今更の登録ですが、、地域を元気にするアイデアの詰まった1冊。後ろ向きなニュースを聞くことが多い世の中で全国のいろんな地域でそこにいる人たちと、そこにある課題にみんなで取り組んでいる様子が伝わってきます。自分たちの地域でも応用できそうだと思える事例やヒントが散りばめられていて、バランスのいい1冊だと思いました。

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    2015年05月02日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    2年以上積ん読状態になっていた『地域を変えるデザイン』。2013年9月にスタートした「こすぎの大学」を照らし合わせながら読んでました。とても多くの気づきと学びが得られた一冊。永久保存版の一冊が増えました。

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    2014年11月24日
  • ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ

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    ソーシャルデザインを仕事にするときに、まず手に取りたい一冊。インタビューにいくときも、フィールドワークするときも、バイブルのように横に置いて読んでいた。今やっていることが不安なときには開いて、目的と意味を再確認しようとした。本当に役に立つけど、わかりやすい。まずはこれの通りにやってみること。その通りできる人のほうが少ないと思うので。

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    2014年10月11日
  • ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ

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    とても身になる本。
    プロジェクトにぜひ取り入れていきたい。
    アートとデザインは違うということが学び。

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    2014年05月29日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    2013年01月 01/01
    定期的に読み返す一冊。デザイン思考って大切だと思うので、その事例が載っているのはわかりやすいです。思考のプロセスを追いながら、読み込んでいきたいところなのですが、さらっと流しているところがあるので、まだまだです。

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    2013年01月21日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    イラストが多様されており、これからの課題解決型の思考を学びたい人の入門書として適切。
    「デザイン」を「アイデア」と置き換えてよい事例がほとんどのなので、タイトルで読者層を絞ってしまっているのが残念。

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    2012年10月08日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    特に最終章の筧氏の「地域を変えるデザイン思考」は参考になり、共感しました。
    事例が多くてよいが、その分一つ一つの内容が薄まってしまったのは残念。もう少し深く知りたかった。

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    2012年05月25日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    「issue+design project」による地域デザインについて書かれた本。
    ビジネスの世界ではグローバル展開に目が行きがちだけれど、今日本に起きている事、これから起こるであろう事をしっかりと理解し、自分ができる事から初めたいと思わせてくれる内容。

    前半1/3は前提となる「キーイシュー」20個の説明。
    課題先進国と言われる日本には人口減少、高齢化、自殺、食料自給率の低下、エネルギー問題など多くのイシューを抱えている。
    これらを前提として各地域で実行されている事例を後半で説明。

    デザインの説明に関しても、アルビン・トフラーの『第三の波』の説明で分かりやすい。

    第一の波・・・農耕社会(

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    2012年03月25日
  • 地域を変えるデザイン ― コミュニティが元気になる30のアイデア

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    ネタバレ

    たくさんのアイデアがissueにもとづいて書かれていた。
    こういう事例を踏まえた読み物はなかなかない。
    楽しいの一言。
    どんどん実践と自治体からのアイデア発信、もっともっとおもしろいアイデアの開発。
    そういうことをやっていきたい。

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    2012年02月06日
  • 認知症世界の歩き方

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    認知症については勉強していたけど、表面上の理解に過ぎないと感じた
    感覚が鈍くなるだけで、ここまで広く障害が増えるのは、周囲の気遣いや悩みを伝えやすい環境を意識することもひつよう

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    2025年10月10日
  • 人口減少×デザイン ― 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

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    「地方創生1.0」が始まった2015年発行。
    目的は「1 人口減少問題の「本質」を理解する」ことと「2 地域でできる「アクション」を知る」こと。「1」については女性デザイナーによる可愛い図表とともにわかりやすく解説されている。
    「地方圏から大都市圏への過度な人口移動は日本全体の多様性を損なうという質的な面だけでなく、人口減少を加速するという量的な面でも、日本全体にとってマイナスです(p75)」
    後半の「2」では、
    提言1 女性中心の小さな経済をつくる
    提言2 縁を深めるローカルシステムを築く
    提言3 会社員女子をハッピーに
    提言4 ふるさと愛を最大化する
    提言5 非地位財産型幸福をまちづくりの

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    2025年06月21日
  • 認知症世界の歩き方

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    タイトル通りちょっとした旅行気分で
    認知症という病気のポイントを抑えることができました

    認知症予備軍の当人にも面白く知識が得られるかも

    ただ忘れてるだけなのかと思っていたけど
    こんなにも不安でしんどい世界なのかと驚きでした

    戸棚の中身が想起できないとか
    考えてる通りに体が動かないとか
    自分だけタイムスリップしちゃってるとか
    ただの物忘れとは違うんだということが
    分かりやすく、そして面白く学ぶことができました

    まだ家族は大丈夫だけど
    もしなったら気付くポイントがたくさん

    明日の自分にメモを残すとか時間術の本にあったけど認知症になってしまったらそのメモの内容すら理解できないっていうことな

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    2025年02月12日
  • 認知症世界の歩き方

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    デザイン性がとても良くて、読みやすい本だった。
    特に認知症“世界の歩き方“として、当事者の声を旅人の声と表記しているのは、好感が持てた。
    当事者としても意図せず様々な症状が降り掛かってきて未知の世界に飛び込む者であり、当事者でない人間も予期せず自身も突然旅に放り出される場合もあるし、既に旅を始めている旅人の声に耳を傾ける。

    ミステリーバス、
    ホワイトアウト渓谷、
    アルキタイヒルズなどなど、症状別にユーモアある名前がついているのも表現がやわらかくなって良い。

    症状によっては施設に頼らないとパニックの日々で大変そうだなと思いながら読んでいたら、どうやらそれでもまだ工夫して自立した生活をおくって

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    2025年02月09日
  • 認知症世界の歩き方

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    認知症になった、なったかもしれない、なったらどうしようと思う人の思いに寄り添った、とても温かい本。これから、更に認知症の方々が多くなる世の中で、老若男女みんなが読んだら良いと思った。認知症の症状と障害部位を旅仕立てで構成されていて、とてもわかりやすく、楽しみながら読めた。

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    2025年01月16日
  • 認知症世界の歩き方

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    なぜそんなことをしているのか、当事者なりの行動・困りごとのロジックがよくわかった。当事者の声が多数あって納得感もある。
    一方で、これらの症状に対して周囲・家族がどんなサポートをするべきか、具体的な処方箋があるとなおいいのにと思った。

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    2024年11月03日