久正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上海・銭龍編終了、新章へ。
上海での物語は、ここで終了というのが勿体無い気もする。この物語当時の上海というと、魑魅魍魎蠢く魔都、というのが鉄板中の鉄板で、ありとあらゆる虚実陰謀が渦巻いているイメージ。まだまだ闇の中で動き続けることができたと思ってしまいますね。序章という立ち位置なのでしょうね、物語上の。
銭龍が、カロノサウルスの変異体だとは思わなかった。パキケファロサウルスかな、と思っていたのですけどね、ドーム頭なので。脳味噌発達パッキーかと思っていたけど、違いましたね。
異常の能力ゆえに行動停止を引き起こしてしまう、というのは皮肉が効いていて良いです。銭の名前を冠しながら、金の力で敗北する -
Posted by ブクログ
恐竜は絶滅していなかった!
二足歩行へと進化し、人語を解する恐竜が人類社会の裏側を牛耳っている。
と言う大風呂敷設定で始まる「龍と霊」。
カバー折り返しの原作者コメントで、同じ設定で過去作があるらしいです、俄然、そちらも読みたくなってきた。電書では読めるらしいのですが、紙の本派なので、探そと思います。電書の優位性派こう言う部分いもあるんだよな。収納スペースにも関わることだけど、データとして残しておけると言うことは、ユーザーだけでなくて、版元にも有効なんですよね。物理的に在庫を抱えなくてよい、というのは強みだよなぁ。
でも、紙の本が好きなのはやめられない止まらない。これは性分なのでね。
冒頭 -
購入済み
弱すぎる
弱すぎるものたちで最底辺を決めるという悪趣味満開な設定。さすが久正人先生原作。ストーリーは久節で、絵柄はすなおできれい。久先生のクセが強い絵が好きな人にはちょっと物足りないかも。