【感想・ネタバレ】怪異古生物考のレビュー

あらすじ

(概要)
世界各地に残る、さまざまな伝承や伝説、物語。そうした伝承・伝説・物語には、「怪異」がよく登場します。
西洋世界だとユニコーンやグリフォン、アラブ世界だとルフ、東洋の龍、日本のぬえ、天狗などが有名どころです。

こうした怪異、単なる“架空の産物”と思っていませんか?

実は、怪異は、何でもかんでも架空というわけではありません。
モデルとなった「何か」が存在することがけっこうあります。

遠い遠い昔、人々が出会った「何か」が、長い年月をかけて「怪異」に変化して伝説や物語に残っているのです。

本書は、古今東西の有名怪異9体に着目。
プロの学者が繰り広げる科学的考察をもとに、その「正体」に迫ります。
昔の人は、一体何に出会って、その怪異を生み出したのでしょうか?

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Posted by ブクログ

好奇心を満たしてくれる本。恐竜や絶滅種の化石から想像というものが多かったが、ヤマタノオロチの火砕流説は面白かった。鬼は漂白西洋人説が掲載されていなかったのが少し不満。

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2018年08月04日

Posted by ブクログ

謎な生き物のほとんどが、絶滅した生き物の残したものを誤解したかも?は、アリだな〜。でも勝手に想像するのもすごいわ。想像力ある人が考えて、こうだって言っちゃったのかなあ?「幽霊は柳」みたい( ̄ー ̄)ニヤリ

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2019年03月23日

Posted by ブクログ

ほとんどの回は「まあそういう仮説も一つありだなあ」というものなんだけど、サイクロップスだけは「絶対そうだ!」と確信できるもので、けっこう興奮した。
なるほどねえ、象の頭蓋骨ってあんな感じになっているのね。

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2018年10月21日

Posted by ブクログ

龍の章は参考になる生物の骨が多いのか、ページ数がとりわけ多い。
不確かな生き物に「もしかしてコレじゃない?」って仮説を立てるのは楽しい。
化石が残ってる古い生き物たちを知るのも面白かった。

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2018年09月29日

Posted by ブクログ

書店パトロールで見掛け、内容の薄いトンデモ本かな…と期待せずに手に取ってみると、意外や(失礼)ムー脳の持ち主にとってはなかなか読み応えのありそうな中身っぽい。
著者を見るとなんと土屋健氏ではないか。
購入して実際に読んでみると、まあかなり適当で説明が足りないところもあり、中には古生物とはまったく関係のない考察もあったが(笑)、生き物好き、古生物好き、UMA好きならば総じて興味を持って読み進められる内容だった。
特に"キュクロプス"の項は、なるほどと納得させられた。

ただ、規模の小さな出版社の単行本にはしばしば見られがちだが、明らかな誤植が複数個所あったのが残念。

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2018年07月05日

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