エドガー・H・シャインのレビュー一覧

  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    2016年2冊目。
    尊敬する先輩 Yさんの本棚にあったので、
    迷わず購入・大好きな出版社 英治出版さんの本でも
    あった。

    【謙虚に問いかける技術】
    問いかけるとは何か?をとことん深掘りしている一冊。
    普段、後輩にどのような質問をしているのか?
    自分の知識を引け散らかすような質問をしていないか?
    改めて考える機会になった。

    ”自己表現”ばかりにこだわるのではなく、
    あえて"問いかけることで、へりくだることで相手の考えを知る"

    "技術"というよりも、
    "相手を知るための心構え"の大切さを教えてくれた一冊。

    ○謙虚さは3種類存在する

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    2016年05月15日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「自分が話す」のではなく「謙虚に問いかける」ことを心掛ければ、会社も家庭もうまくいく。組織心理学の観点から、「問いかける」ことの重要性とその手法、更には実行面での課題と対処法を明らかにした一冊。

    特に多様な価値観を持ったメンバーとの相互依存によって、複雑性の高い仕事を行う組織では、「まずは自分が話すことで主導権を握る」といった「勝ち負け」の文化を脱却し、地位や立場を超えた人間志向の信頼関係を高めることが不可欠であり、そのためには自分の価値観や先入観を内省し、様々なスタイルの「問いかけ」を通じた、新しいタイプのリーダーシップを身につける必要があると説く。

    このような姿勢は得てして「あいつは弱

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    2015年06月08日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    4年振りに再読。
    医師やコンサルタントといった専門家による公式なものから、職場の同僚のちょっとした相談や手伝い、家庭での家事や介護など、人間関係のあらゆる場面で必要な「支援」を上手く行うことで、よりよい協力関係を築くための指南書。

    往往にして支援が失敗する理由として、著者は支援者・被支援者それぞれに陥りがちな罠があると指摘し、特に支援者には、適切なコミュニケーションによって被支援者との間の認知的・感情的ギャップを克服し、相互理解と信頼関係を土台に、被支援者と共に考え、解決策を探求する「プロセス・コンサルタント」の役割が重要であると説き、その手法は組織のマネジメントにおいても有効であると主張す

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    2015年06月08日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    人を助ける・支援するというのは、兎角、 上下の関係に陥ってしまいやすい。

    支援する対象を理解するという手順を欠いた場合、専門性や良心さらには人間関係そ のものを無碍にしてしまう可能性があると いうことがよく分かる一冊。

    そうならないために、正しく寄り添うため の質問「どうしてほしいですか?」が素直 に聞けることの重要性を理解できた。

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    2015年05月19日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」
    相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見い出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀である。

    まだ途中ですが、読み進めていく中で、「ふむふむ」と納得する箇所、初めて出会う考え方がたくさんありました。

    続きは読んでからまた書きます!

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    2015年04月21日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」ことがなぜ大切なのか、どう有効なのか具体的な場面ごとに丁寧に説明していました。
    謙虚に問いかけることで相手の事情や思っていることを理解でき、それを元にどのように対処するかを決めることができるのはそのとおりだと思いました。
    「謙虚な問いかけ」「診断的な問いかけ」「対決的な問いかけ」の例はとても参考になりました。謙虚に問いかけるつもりでいても、自分が心から謙虚になっていなければ、相手に寄り添わなければ、「謙虚な問いかけ」のつもりが「対決的な問いかけ」になりかねない。これは気を付けていきたいと思いました。
    一方、この本はおそらくアメリカ人に向けて書かれたもののようで、冒頭からアメ

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    2025年11月24日
  • 対話型組織開発――その理論的系譜と実践

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    訳者まえがき
    用語解説
    序文 対話型OD――過去・現在・未来
    第I部 序論および概要
    第1章 対話型ODのマインドセット
    対話型ODのマインドセットの主要な前提
    1.現実と関係性は社会的に構成される
    2.組織は意味を形成するシステムである
    3.広い意味における言葉が重要である
    4.変革を起こすには会話を変えなければならない
    5.統一性を求める前に、違いを明らかにするための参加型の探求と積極的な関与の仕組みを構築する
    6.グループと組織は絶え間なく自己組織化する
    7.転換的な変革は、計画的というよりも、より創発的である
    8.コンサルタントはプロセスの一部になる。プロセスから離れてはならない

     

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    2025年10月18日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ちゃんと読み返して深く理解したい一冊。

    謙虚なコンサンルティングには、診断的なアドバイスではなく
    ・謙虚な問いかけをとおした
    ・アダプティブムーブの実行
    ・それを行うための、積極的な気持ちと好奇心
    ・そしてそれを実行するための個人的な関係をクライアントときづく事
    が大切だと学んだ。

    まずは自己開示などから、関係を構築するところを実践したい。

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    2025年09月07日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

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    相手がいるなかで、対話によって協力を最大化し、複雑だったり変動的なタスクをクリアしていくことが、現代におけるリーダーシップである。

    ということが書かれてる。

    謙虚なというワーディングが微妙な気がする。むしろ、みんなで共に前へ進む、ということを叶える、集団主義的なリーダーシップというか、We型リーダーシップというか、そんなかんじ

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    2025年06月09日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    ネタバレ

    ◎支援の際には、即断するのではなく相手の"本当の問題"に気づくことが重要。
    ◎単なる質問者、医者、専門家等...支援者が担う役割は沢山あるものの、使う場面を謝ると失敗に繋がる。そうならない為には相手との関係にフォーカスしておく必要がある。
    ◎ただ、失敗は学びになることもあるため神経質にならなくても良い。
    ざっと読んでこの辺りは留意しておこうと思った。

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    2024年10月31日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

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    リーダーシップとは、関係性にほかならない。真に成功しているリーダーシップは、きわめて率直に話をし、心から信頼しあうグループのなかで成果をあげている。
    部下を下に見ないようにしよう。部下の成功を積極的に支援するつもりであることを際立たせるために。

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    2024年10月25日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    熱意と好奇心で組織を診断して、組織が納得感を持って、進んでいける支援をすることご謙虚なコンサルタントの仕事と理解。
    内容はたくさんのケースからどのようにすると成功し、失敗したのかが書かれていて、同様の問題に直面した時に熟読すると気づきが得られる仕組みになっていて、この本自体もコンサルを支援するコンサル本になっている印象を持った

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    2024年09月29日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    ・関係の深さは、人が自らをさらけ出す中で、自分のために安心して要求できる価値の量という観点から定義されるのだ。
    ・より広範囲の専門知識を支援者に頼るようになると、クライアントは一層弱体化する。セールスやサービスを伴う関係では、容易に手を引くことができるため、クライアントはより高い地位にあり、権力を備えている。一方、クライアントが手ほどきを受けるような形式的な支援関係では、一層高い地位につき、権力を備えているのは支援者の方だ。
    ・クライアントの本当のモチベーションはなにか
    ・重要なのは、問題を前提とした質問で話を促さないことだ。それこそクライアントが否定従っていることかもしれないからである。質問

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    2024年09月02日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援はする側だけでなく、される側にも助言を受け入れる準備が必要。
    支援のときに私が気を付けるべき罠は自分の正解がすべての人の正解だと思い込み、感謝されるべきだと感じること。なかなか難しい。

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    2024年08月07日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    裸の王様にならないための本。
    組織やチームにおいて、メンバー同士が良好な関係を築くために「謙虚な問いかけ」が必要である。

    この「謙虚」は、へりくだるということではない。「自分は周りに助けられている」と自覚することと、相手に対して良い意味で「興味と好奇心を持つこと」であると解釈。

    著者は「謙虚な問いかけ」について「こういう風に問いかけなければいけない」という技術的なものは存在しないという。大切なのは自分が話す・相手に対して決めつけをすることなく、謙虚な気持ちを待って様々な問いかけをしていくことだと思う。そうすれば自然と周りの空気も良くなっていくだろう。

    また、これは肩書を持つ役職者やチーム

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    2024年07月31日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ネタバレ

     コンサルタントは傲慢な押し付けではなく、クライアントと同じ目線に立ってケアを行いつつ謙虚に改善に取り組むべき、とする。

     …当たり前では。

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    2023年11月26日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

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    序盤と最後の方が良かったです。職場は、サーバントリーダーシップを目指してるらしいから、これはちと違うけど、風通しのよさという点では、参考になった。後半集中力がきれちゃって、まずまずな理解でした。

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    2023年10月11日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    謙虚に問いかけるのはまず自分自身に対して。その上で、自らの弱さ、哀しさ、憤り、自信のなさ等々を受け入れて初めて他者に対してもその様な態度で接せられるようになると思う。

    しかし、その作業を一人でやることがどれ程困難か。
    著者は、しきりにリーダー層に向けて「謙虚になれ」と意識改革を迫るが、もはや個人の努力義務として課すだけではどうしようもないくらい社会は歪んでしまっているような気もする。

    これができないリーダー達も、それはそれで歪みの被害者のようにも思われる。そしてそんな歪みの中で生きているからこそ、自分自身に謙虚に問いかけられるようになるためには、他者の協力が必要不可欠なのではなかろうか。歪

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    2023年08月07日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    コンサルがわからなくて手に取った本。
    著者の実体験を交えながら、その仕事に必要な心構えを教えてくれました。
    『人は話し方が9割』の強化版。

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    2023年08月03日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

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    変化が激しいVUCAの時代、カリスマ性のあるリーダーより、民主的なリーダーが結果も残すし、組織の継続性にも効果的であるということを実例を含めて解説、最後に謙虚なリーダーシップ発揮のためのエクササイズもついている。

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    2023年01月12日