エドガー・H・シャインのレビュー一覧

  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ネタバレ

    コンサル業界で働く私にとっては非常に有用な書籍であった。(もちろんコンサル業界でなくても有用かと思う)
    過去コンサルとは、「クライアントの一段高い位置からクライアントの問題を診断し、課題を特定、課題の実行責任はない」というものであった。一方謙虚なコンサルとは、「クライアント自身が納得感のある解を自ら探っていけるよう支援」することであり、役割が変わりつつある。謙虚なコンサルになるには、レベル2の関係、すなわちクライアント自身の懸念を打ち明けられるような個人的な関係を初めから築くことが重要である。それには、なんとかして役に立ちたい、誠実な好奇心、思いやりのある姿勢を持つ必要がある。(とはいえ、馴れ

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    2017年07月12日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    2016年2冊目。
    尊敬する先輩 Yさんの本棚にあったので、
    迷わず購入・大好きな出版社 英治出版さんの本でも
    あった。

    【謙虚に問いかける技術】
    問いかけるとは何か?をとことん深掘りしている一冊。
    普段、後輩にどのような質問をしているのか?
    自分の知識を引け散らかすような質問をしていないか?
    改めて考える機会になった。

    ”自己表現”ばかりにこだわるのではなく、
    あえて"問いかけることで、へりくだることで相手の考えを知る"

    "技術"というよりも、
    "相手を知るための心構え"の大切さを教えてくれた一冊。

    ○謙虚さは3種類存在する

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    2016年05月15日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    4年振りに再読。
    医師やコンサルタントといった専門家による公式なものから、職場の同僚のちょっとした相談や手伝い、家庭での家事や介護など、人間関係のあらゆる場面で必要な「支援」を上手く行うことで、よりよい協力関係を築くための指南書。

    往往にして支援が失敗する理由として、著者は支援者・被支援者それぞれに陥りがちな罠があると指摘し、特に支援者には、適切なコミュニケーションによって被支援者との間の認知的・感情的ギャップを克服し、相互理解と信頼関係を土台に、被支援者と共に考え、解決策を探求する「プロセス・コンサルタント」の役割が重要であると説き、その手法は組織のマネジメントにおいても有効であると主張す

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    2015年06月08日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    人を助ける・支援するというのは、兎角、 上下の関係に陥ってしまいやすい。

    支援する対象を理解するという手順を欠いた場合、専門性や良心さらには人間関係そ のものを無碍にしてしまう可能性があると いうことがよく分かる一冊。

    そうならないために、正しく寄り添うため の質問「どうしてほしいですか?」が素直 に聞けることの重要性を理解できた。

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    2015年05月19日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    さらりと読んだだけでは、相手の状況をよくよく確認せずに決め付けてアドバイスするのは控えよう。くらいの感想になってしまいますが、チームワークの本質の部分は仕事で成果を上げるために必要になりそうな学びもありました。

    日本では言われた事だけをやると言う人や会社での人間関係は無い方が良いと言う人が増えているように思えますが、本書によればそのように考える一段低い位置にメンバーがいるチームでは、チーム内の支援がうまく機能せず、特に予想外の事態に対応する事が出来ないとしています。
    アメリカンフットボールのように役割が決まったスポーツと、サッカーのように互いに相互し合うスポーツと言う例は分かりやすいですが、

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    2026年02月24日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」ことがなぜ大切なのか、どう有効なのか具体的な場面ごとに丁寧に説明していました。
    謙虚に問いかけることで相手の事情や思っていることを理解でき、それを元にどのように対処するかを決めることができるのはそのとおりだと思いました。
    「謙虚な問いかけ」「診断的な問いかけ」「対決的な問いかけ」の例はとても参考になりました。謙虚に問いかけるつもりでいても、自分が心から謙虚になっていなければ、相手に寄り添わなければ、「謙虚な問いかけ」のつもりが「対決的な問いかけ」になりかねない。これは気を付けていきたいと思いました。
    一方、この本はおそらくアメリカ人に向けて書かれたもののようで、冒頭からアメ

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    2025年11月24日
  • 対話型組織開発――その理論的系譜と実践

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    訳者まえがき
    用語解説
    序文 対話型OD――過去・現在・未来
    第I部 序論および概要
    第1章 対話型ODのマインドセット
    対話型ODのマインドセットの主要な前提
    1.現実と関係性は社会的に構成される
    2.組織は意味を形成するシステムである
    3.広い意味における言葉が重要である
    4.変革を起こすには会話を変えなければならない
    5.統一性を求める前に、違いを明らかにするための参加型の探求と積極的な関与の仕組みを構築する
    6.グループと組織は絶え間なく自己組織化する
    7.転換的な変革は、計画的というよりも、より創発的である
    8.コンサルタントはプロセスの一部になる。プロセスから離れてはならない

     

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    2025年10月18日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ちゃんと読み返して深く理解したい一冊。

    謙虚なコンサンルティングには、診断的なアドバイスではなく
    ・謙虚な問いかけをとおした
    ・アダプティブムーブの実行
    ・それを行うための、積極的な気持ちと好奇心
    ・そしてそれを実行するための個人的な関係をクライアントときづく事
    が大切だと学んだ。

    まずは自己開示などから、関係を構築するところを実践したい。

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    2025年09月07日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    ネタバレ

    ◎支援の際には、即断するのではなく相手の"本当の問題"に気づくことが重要。
    ◎単なる質問者、医者、専門家等...支援者が担う役割は沢山あるものの、使う場面を謝ると失敗に繋がる。そうならない為には相手との関係にフォーカスしておく必要がある。
    ◎ただ、失敗は学びになることもあるため神経質にならなくても良い。
    ざっと読んでこの辺りは留意しておこうと思った。

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    2024年10月31日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    熱意と好奇心で組織を診断して、組織が納得感を持って、進んでいける支援をすることご謙虚なコンサルタントの仕事と理解。
    内容はたくさんのケースからどのようにすると成功し、失敗したのかが書かれていて、同様の問題に直面した時に熟読すると気づきが得られる仕組みになっていて、この本自体もコンサルを支援するコンサル本になっている印象を持った

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    2024年09月29日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    ・関係の深さは、人が自らをさらけ出す中で、自分のために安心して要求できる価値の量という観点から定義されるのだ。
    ・より広範囲の専門知識を支援者に頼るようになると、クライアントは一層弱体化する。セールスやサービスを伴う関係では、容易に手を引くことができるため、クライアントはより高い地位にあり、権力を備えている。一方、クライアントが手ほどきを受けるような形式的な支援関係では、一層高い地位につき、権力を備えているのは支援者の方だ。
    ・クライアントの本当のモチベーションはなにか
    ・重要なのは、問題を前提とした質問で話を促さないことだ。それこそクライアントが否定従っていることかもしれないからである。質問

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    2024年09月02日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援はする側だけでなく、される側にも助言を受け入れる準備が必要。
    支援のときに私が気を付けるべき罠は自分の正解がすべての人の正解だと思い込み、感謝されるべきだと感じること。なかなか難しい。

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    2024年08月07日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    裸の王様にならないための本。
    組織やチームにおいて、メンバー同士が良好な関係を築くために「謙虚な問いかけ」が必要である。

    この「謙虚」は、へりくだるということではない。「自分は周りに助けられている」と自覚することと、相手に対して良い意味で「興味と好奇心を持つこと」であると解釈。

    著者は「謙虚な問いかけ」について「こういう風に問いかけなければいけない」という技術的なものは存在しないという。大切なのは自分が話す・相手に対して決めつけをすることなく、謙虚な気持ちを待って様々な問いかけをしていくことだと思う。そうすれば自然と周りの空気も良くなっていくだろう。

    また、これは肩書を持つ役職者やチーム

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    2024年07月31日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ネタバレ

     コンサルタントは傲慢な押し付けではなく、クライアントと同じ目線に立ってケアを行いつつ謙虚に改善に取り組むべき、とする。

     …当たり前では。

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    2023年11月26日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    謙虚に問いかけるのはまず自分自身に対して。その上で、自らの弱さ、哀しさ、憤り、自信のなさ等々を受け入れて初めて他者に対してもその様な態度で接せられるようになると思う。

    しかし、その作業を一人でやることがどれ程困難か。
    著者は、しきりにリーダー層に向けて「謙虚になれ」と意識改革を迫るが、もはや個人の努力義務として課すだけではどうしようもないくらい社会は歪んでしまっているような気もする。

    これができないリーダー達も、それはそれで歪みの被害者のようにも思われる。そしてそんな歪みの中で生きているからこそ、自分自身に謙虚に問いかけられるようになるためには、他者の協力が必要不可欠なのではなかろうか。歪

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    2023年08月07日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    コンサルがわからなくて手に取った本。
    著者の実体験を交えながら、その仕事に必要な心構えを教えてくれました。
    『人は話し方が9割』の強化版。

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    2023年08月03日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    1.自分の行っていることがしっかりと人の役に立っているのかを科学的視点から分析したくなったので読みました。

    2.本書は組織心理学の祖として活躍している著者が「人を助けること」についてどのような考えなのかを述べています。
    人を助ける=支援というキーワードを紐解きながら、日常でのシーンを事例にして役に立っているケースと経っていないケースを比較しています。
    役に立っている状態には必ず7つの原則が守られており、それを保つために4つの問いかけの順番を守っています。本書ではその原理原則とともになぜ役に立たない支援が出てしまうのかも述べています。

    3.日常を振り返ると「問いかけの数」が少ないことに気づき

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    2022年10月08日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    キャリア・アンカーで知られるシャインの書籍。
    著者の支援学の研究における集大成と言える書籍とのこと。

    謙虚に問いかけることの力が、どのような話の展開を生むのか。それ以外の問いかけとの比較含めて整理されている。

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    2022年04月13日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    タイトルの通り、問いかけることについて深く掘り下げた一冊。
    問いかける(質問する)ことが相手よりも下の立場に降りることになる、だから多くの人は自分が話をする方にまわろうとする…という価値観がベースになっているのだけど、そこはあまり共感できなかった。けれども、確かに質問をしているふりをして自分の考えを主張しようとしたり、相手の間違いを指摘しようとしたりしていることは、確かにあるなと思った。
    謙虚に問いかけること、純粋に相手に興味を持ち、相手との関係性や相手自身の学び・気づきを促すために行うことはかなり難しく訓練が必要。そのために今、ここに意識を向ける、というマインドフルネスや、問いかけることで生

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    2021年11月20日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    人を助ける、という行為は介入が伴うため、「助ける」行為を行う手前の意思表示の時点で影響を与えてしまう。
    それが能動的に「教える」「助ける」姿勢になるとなおさらだ。

    支援を受ける側も与える側も準備が必要であり、またクライアント(支援される側)によりそった「プロセスコンサルテーション」が有効な場面が少なからずある。

    受け手がどう感じるか、というのは大切にしているつもりではいても、油断すると一方的な押し付けになりうる。この点は気をつけなければ、と感じた。

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    2021年04月13日