村井純のレビュー一覧

  • 角川インターネット講座1 インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー

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    インターネットの父、村井純さんの視点で語られる、インターネットの歴史と基礎の本。

    - インターネットの役割は、ネットワークを通じて人類の知や感覚を共有すること
    - インターネットの設計上、重要なポイントは、通信を保証するのは端末であり、インフラ側は保証しない
    - インターネットの一環している哲学は、それぞれ独立して考える(自律)、各地に散在するノード(分散)、ルールに従って動く(協調)

    本書を読むことで、こういった普段何気なく使っているインターネットの本質をしっかり意識できるようになる

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    2025年12月06日
  • インターネット文明

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    専門用語とかあって難しかったけど、最早当たり前に使っているインターネットがどういうものなのか少し分かった気がする。

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    2025年10月21日
  • DX時代に考える シン・インターネット(インターナショナル新書)

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    村井さんの深いところの話がたくさん読めて面白かった。
    インターネットで日本語が使えるようにしなくてはと動いたこと
    電子出版とネットで一石二鳥だったこと
    海外ではマンガがしばらく左右反対で流通していたこと
    データ保存に関すること
    などなど、興味深く読みました。
    そして日本が果たす役割についての期待も書かれ、これまでの数々の楽観的観測のエピソードも村井さんらしさなんだと思いました。
    ntさんのこともあまり知る機会がなかったので、いろいろ思い出した。

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    2025年06月21日
  • インターネット文明

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    日本の「インターネットの父」の最新刊
    平易にわかりよくかつ難しい問題を種々取り上げていて考える参考になりました。
    技術的なテーマはないので、誰にも読める内容。

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    2024年10月19日
  • DX時代に考える シン・インターネット(インターナショナル新書)

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    読んでてなるほどと思うところがほとんどやったと思います。

    「教育」と「医療」をまず最優先で
    学校はたしかにインフラの中心なんです。
    詳しいことはよく知らないですが学校は地域で区役所の次に堅牢な建物なんです。
    だから区役所は災害対策本部になるし学校は避難所になるんです。
    そういう意味で校長に競わせて速度を出させると。
    学校が基地局になったらかなりインフラとして強いと思います。
    「医療」は本当は真っ先にできるはずなんですよね。
    オンライン診療とかコロナで進みました。
    これから加速度的に進むと思います。

    DXが進まないのは役所への不信感とあります。
    もちろん個人情報漏洩とか反省しないといけないと

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    2021年10月03日
  • 角川インターネット講座1 インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー

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    インターネットの歴史
    インターネットの黎明期から現在の発達に至るまでの技術の歴史
    ネットワーク構築関係の歴史
    日本漢字認識ソフトウェアの歴史
    そして今後発達していくための問題点

    日本でインターネットが使えるようになり 約30年
    革命的変化は大きく世界を変えた
    行き着く先はどこか

    シリーズの最初に読むべきだった本

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    2016年08月25日
  • 角川インターネット講座1 インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー

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    基礎教養。若干昔語りが多いような気がするけど、現在の仕組みに至る過程を知るのはとても意義あることだしワクワクした。

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    2015年12月23日
  • インターネット文明

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    オープンソースインテリジェンス。ヒト・モノー繋げるプラットフォーム。パケット交換のARPANETとUNIX OSの誕生。4.2BSDの開発による両技術の出会いとインターネット誕生。日本はデジタルディバイドによる弱者を切り捨てない。一方、中国はドラスティックに変われる。北極海沿岸のインターネット上の地政学。海底ケーブルの敷設と切断。データ流量より、データ保存・ストアの方が課題。

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    2025年06月15日
  • インターネット文明

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    1995年に出された村井先生の「インターネット」から約30年。その長きにわたって一線を走ってきた村井先生だからこそ書ける本。
    COVID-19のパンデミックとウクライナ侵攻という新たな事件を通して、インターネットのあり方を考えさせられた。

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    2025年02月03日
  • インターネット文明

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    インフラの一つと言えるインターネットについて、国内外で活躍された著者が語る一冊。
    インターネットがなければ維持できない社会をインターネット文明と呼び、テクノロジーと共に生きる未来を提唱しています。
    インターネットが何であるかの説明から始まり、多様性が無くなるか分断が起きるかの懸念、個人情報などの国内における扱い、外交としての技術、などが綴られています。
    日本はインターネット先進国であって、それ程後れを取っている国ではないそうです。
    各国が自国に合った方針で進めた結果としてアメリカが台頭しましたが、アメリカとの接続が切れたとしても地球規模のネットワークは維持されます。
    インターネットが無い時代を

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    2025年01月26日
  • コンピューターってどんなしくみ?:デジタルテクノロジーやインターネットの世界を超図解

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    文系出身でIT企業勤めのため、基本的な「コンピュータのしくみ」を本当に理解できているのか?雰囲気で分かったことにしていないか?とドキドキしながら読んだが、一応知らないことは書いてなくてホッとした。
    文章として分かりやすく、重要な情報が短く平易な文章で書いてあるとは思うが、実際に小学生くらいの子がこれを読んでどこまで理解できるかは疑問。よく分かっている大人が書いているせいで、文章は平易だが、前提の説明がないと「突然なんの話??」となるような書き方もチラチラあった。ぜひ小学生の感想を聞きたい。
    最初の「ふーんこんな分野もあるんだー」程度の導入としては充分役立ちそうだと思う。

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    2025年01月13日
  • インターネット文明

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    ちょうど学生時代がインターネットの黎明期だったし、IT業界でインターネットの発展を横目で見てきたので、Windows95とかADSLとか地デジ化とかRFIDなどなどこの40年あまりで体験したイベントを網羅的に復習した感じ(前半パート)。

    後半は、内閣官房参与でデジ庁顧問な村井先生の政策提言でこれまた興味深い内容でした。

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    2024年10月21日
  • 【無料お試し版】角川インターネット講座 各巻序章完全収録

    購入済み

    現代社会でとても大切なこと

    この書籍は単なるインターネット概説書ではなく、インターネットそのものはもちろんそれ以外にも複数の周辺事項までカバーした上で、それぞれの専門家が分担して執筆した大作だといえます。基礎的な情報スキルと合わせて、本作から得る知識も習得しておくことが大切だと感じました。

    #タメになる

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    2022年06月01日
  • 教養としてのデジタル講義 今こそ知っておくべき「デジタル社会」の基礎知識

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    本書はコンピュータやテクノロジーの進歩についても詳しく説明されているが、私たちの生活を支えてきた土台の根本的な変化について語ることを主たる目的としている。
     その変化を端的に示すワードが"デジタル爆発"であるが、それは数々のチャンスと同時に、様々なリスクももたらしており、その急激な変化は、プライバシー、表現の自由、個人の自己管理可能性といった、これまで築かれてきた社会の適応能力を上回ってしまっている。

     技術を活用した新たなサービスの登場、立法による規制とその予期せぬ副作用、訴訟及び判決の影響等、アメリカにおける近年の推移、動向が具体的に紹介されており、大変勉強になる。

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    2021年12月27日
  • DX時代に考える シン・インターネット(インターナショナル新書)

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    タイトルに色々と盛り込まれていて、
    ・DX時代→デジタル庁など、今置かれている社会の構造を変えること
    ・シン・インターネット→既存のインターネットを改めて再定義すること
    といった進めるべき論点を整理して俯瞰的に見ることができたことができました。
    それも雑談のような軽妙な会話のやり取りが本当に側で聞いているかのように、読みやすく、いい本だなーと思います。
    そして、常に前向きに課題に取り組む姿勢は貫かれていて、そこはなかなか断絶にも近い感じもあり、この前向きな気持ちがあまねく社会に広がっていくといいのに、と感じます。

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    2021年11月27日
  • DX時代に考える シン・インターネット(インターナショナル新書)

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    “日本のインターネットの父”村井純と“天才プログラマー”竹中直純の対談本。昨今よく言われる日本のデジタル化の遅れについてインフラとサービスの話をきちんと分けている点からして凡百の議論とは一線を画している。ここ数年荒れ続けるインターネット空間だが、村井先生の未来予想を読んで少し元気を貰えた。あと日本の漫画を推しているのも興味深い。

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    2021年09月12日
  • インターネット文明

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    ●インターネットは人々の生活とは言っても切り離せないひとつの「文明」と化した。この文明の現在、そして直面する課題を第一人者が論じる。

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    2025年07月16日
  • インターネット文明

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    タイトルからして文明論かと思いきや、ほぼ著者の自伝であった。
    しかし、著者がインターネットと共に歩んでいるような人であるからして、ある程度インターネット史をなぞることは出来て面白い。

    しかし、海底ケーブルについて、著者は中国やロシアなど侵略的な大国が故意に切断するメリットは薄いという立場だったが、現状は中国がそれ用の船を用意してケーブル切断に勤しんでおり、それに関してはハズレだったな。

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    2025年05月07日
  • インターネット文明

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    日本のインターネットの第一人者である村井先生の書籍ということで読んでみた。
    長年インターネットに携わっている村井先生の牧歌的な頃のインターネット黎明期の話はとても懐かしく感じた。
    書籍の題名の通り、「インターネット文明」となっている現代において、民間では到底カバーしきれない国同士のインターネット政策については、何らかの対処が必要であると言う提言は、村井先生であるからこそ重みを感じた。

    特に印象に残った箇所
    •どんなに国家間の戦争状態だとしても、DNSサーバーを止めることはできない。インターネットは生命維持において、必要不可欠なものであるとのこと。
    •インターネット上のある特定の地域だけを孤立

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    2024年11月14日
  • コンピューターってどんなしくみ?:デジタルテクノロジーやインターネットの世界を超図解

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    同シリーズの他書にも言えることだが、かわいらしいイラストに反して内容が充実している。中高生でも役に立つ内容だが、このイラストに中高生は惹かれないと思うのでもったいない。この内容がレベルとして適切なのは小学生よりも中高生のほうが人数は多いと思う。小学生向けのほうが売れるのだろうけれど、大多数の子どもの知識向上に役立たないのは残念。
    また、2018年刊なのでその後の変化が反映されていない点は注意が必要。改訂版が発行されることに期待。

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    2023年05月13日