河本ほむらのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの巻では主人公・蛇喰夢子と生徒会書記・五十嵐清華のギャンブル「扉の塔」を描いています。「扉の塔」というギャンブル自体は、おそらく脱出ゲームをヒントにしたもので、出題される問題というよりは、塔の仕掛けの方がギャンブルのメインであり、その手の話に詳しい人にはすぐにわかってしまうため(私はわかりませんでした)
ゲームの内容に関しては魅力は少ないのですが、生徒会長・桃喰綺羅莉に付き従う五十嵐の狂気や会長との関係性、そして曲者揃いの生徒会メンバーの中では、一見普通に見える五十嵐の狂気の部分が垣間見えたり、会長が五十嵐のどのような部分に惹かれたかが判明したり、最終的に会長と五十嵐との関係性が「理解しあえ -
Posted by ブクログ
ネタバレこんな勝ち方では納得できない。それでも今は勝つことを選ぶーー。
夢に向かって貪欲に突き進むユメミが再登場します。憧れの人物と対峙することによって、大き過ぎる夢と現実との間でもがく彼女が描かれています。
私は現実世界のアイドル(2次元含む)には興味ないタイプですが、もしユメミのようなアイドルがいたら応援したい、
そう思いました。
この作品の官能的なところはリスクを背負ったときの夢子の表情と狂気で、読み手に「この子今どーなっちゃってるんだろ」と想像させるのが面白いと思うのですが、今回は直接的な裸とか水着のシーンが多くてなんだかなといった印象でした。
“心の底から感動する=心を裸にされる”だとして