沖田雅のレビュー一覧

  • 先輩とぼく5

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    “「ゆえに、我々が美少女戦隊を組織し風紀を守ろうと思……」
    「なんでそうなるんですかっ!!」
    引き戻すというよりは、新たに道を作り出すかのような先輩の言葉の途中で、突っ込みを入れる。
    「ナイスな突っ込みだ、言葉を最後まで言わせないとは。はじめ君……恐ろしい子」
    「そなことはどうでも良いんです。なんでそんなことになるのか説明してください!」
    「いや、知力体力時の運その他もろもろの能力、さらには友人、恋人、手下と人材にまで恵まれた私に生徒会長から助けてくれと、白羽の矢が立った訳だ。私はせいと会長とは懇意にさせてもらっているからね、無碍に断る訳にはいくまい」
    「そこまでは理解できないこともないですが

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    2010年08月24日
  • 先輩とぼく4

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    “「それで最後のペアは私とはじめ君」
    「……わかりました」
    「そこはもっと、喜ぶべきところだと思うが?」
    「ワーイ、ウレシイナァ」
    「棒読みで心がこもっていないが良しとしよう。それでは、OMR恒例第一回肝試し大会を行う事にする」
    ぱちぱちぱちぱち
    私の合図で巻き起こる盛大な拍手。投げやりな拍手も混じっているが、気にしない。
    「……恒例なのに第一回て」
    というはじめ君の突っ込みも聞こえるが、気にしない。”

    Mな番長の天王寺竜也。

    まさか番長がまた出るとは……。
    先輩とぼくと愉快な仲間たちの夏休み。
    面白いことがおこらないはずがない!
    ということで肝試しやら夏祭りやらプールやら海やら。
    典弘と

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    2010年08月24日
  • 先輩とぼく3

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    “「……私にひとつ妙案がある」
    「本当ですか!」
    「ああ……あまりのできの良さに自分で自分が恐ろしくなる。私がこれほどのキューピッド能力を備えていたとは……」
    いちいち大げさな先輩。でも、ここまで自信満々なんだから、これで真太郎の恋も多少は進展……
    「プロジェクト名は…………馬鹿っぷる大作戦だ!」
    しそうにない。いきなり後悔した。頼る人間違えただろうか。”

    無表情不思議少女にして、おばあちゃん=生まれ変わり前の嵐という関係の水野桜

    今回いい話だった。
    生まれ変わり少女の活躍第二段。

    “「まあ、本音を言うと、オーラ君に任せていれば何の問題もないわけだ。それどころか、我々は邪魔にすらなるだろ

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    2010年08月22日
  • 先輩とぼく2

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    “「……ここはアタシの家から遠いわ。だから下宿することになってるんだけど…………下宿先ははじめにーちゃんの家なのよ!ドーン」
    最後に自分で効果音を入れる嵐ちゃん。そんな嵐ちゃんにびっくりして問いかけるぼく。今度こそは邪魔が入らない。
    「えっ!聞いてない!ホントに聞いてないよ」
    そう、まったく聞いてない。初耳だ。どうしようもないくらい初耳だ。
    「黙っててくれるようおば様達に頼んでたから」
    答えはわかりきってるけど一応確認するぼく。
    「知らないのは……」
    「そ、はじめにーちゃんだけ」
    …………うちの家族と一回、腹を割って話し合う必要があるんじゃないかと思ってきた。いくら頼まれたからと言っても、なぜ

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    2010年08月22日
  • 先輩とぼく

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    “目の前のぼくがしゃべった。今まで聞いたことのないと思っていた声は、なんてことはない、ぼくの声だったのだ。テープレコーダーに自分の声を録音して聞くと自分の声に聞こえないのと同じ理由で、ぼくは自分の声だとと気づかなかった。
    それにぼくとは違う言葉の抑揚にこの口調、気づかなくても仕方がない。そして、ぼくはこの口調に聞き覚えがある。この口調は…………
    ぼくは自分の身に起こっていることを理解しながらも、それを認めたくなくて目の前のぼくにたずねた。
    「…………つっつばさ先輩ですか?」
    おねがいだから否定して……そんなぼくの願いも虚しく。
    「ああそうだよ、私は平賀つばさだ。やっぱりきみは山城一君なのかい?

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    2010年08月22日
  • オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ

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    紳士関連の話は毎回バカで面白い。

    が、やはり今回は宇佐美と田貫の話が一番良かった。
    この二人は思いの外いいカップリングで、特定な関係にならずとも(ヤっちゃってはいるがw)つかず離れず、作中でも語ってはいるがいつの間にか結婚してるって感じだね。

    後書きによるとオオカミさんシリーズも本編としては次が最終巻だとか。
    ついにヘタレ改善となるのか。。楽しみです。

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    2010年07月14日
  • オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫

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     プロローグ、裸の王様、ジャックと豆の木、白雪姫、エピローグ。ちょいちょい素敵な設定画が癒してくれます。
     164~165ページのオオカミさんと亮士くんの会話の馬鹿さ加減がすごく好きです。マークⅡはやめてあげて!(笑) 今回も涼子ちゃんは可愛かったです。あと乙姫が強い。

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    2010年07月08日
  • オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女

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     北風と太陽、ネズミの嫁入り、花咲かじいさん、オリジ、マッチ売りの5本。
     オオカミさんと亮士くんが焦れったい…! 涼子ちゃんが可愛すぎてリンゴ化しそうです(笑) …しかしろくでもない学園。

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    2010年07月08日
  • オオカミさんととっても乙女な分福茶釜

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    シリーズを追う毎に大神さんの化けの皮がはがれて行ってるが、いつのまにやらクラスメイトも優しい目をするほどまでにw
    今回の話の文化祭でもいろいろあったので、大神さんの完全デレ化も近そうなのだが、そうなってしまうとシリーズが終わってしまいそうなのでもうしばらく、脱げかけのツンの皮をかぶってると思うな。

    で、「ぶんぶく茶釜」のキーキャラクタはオカマで、「ぶんぶく」は「分福」と書き、は福を分ける意味をあてるとは・・・・うまいこと言ったつもりか!
    ・・・たしかにうまくきれいにまとまってたw

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    2010年07月10日
  • 先輩とぼく5

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    今回の話は文化祭。メイド喫茶やミスコンは勿論のこと、美少女戦隊やら写真館やらいつもどおり暴走しまくる面々。

    はじめの厄災とは別にオーラを巡ってタッキーと生徒会長の戦いも勃発。
    人工知能のオーラが「みんなのために」から特定の誰かのためにと自覚が変化したことで、つばさの「興味深い世界」が広がったんじゃないかな。
    それにしても告白のシーンは最悪だったけれどw

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    2010年07月10日
  • 先輩とぼく4

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    2巻3巻は新キャラが登場したのでそれらの話がメインであったが、今回はタイトルどおり先輩とぼくのドタバタラブコメの短編集。

    短編のキーワードは「夏休み」。
    本物の幽霊に脅かし役をやらせようとする肝試しに、台風を呼んでまでさせるお泊りに、準備万端でわざわざする遭難とか、つばさのはじけっぷりがすさまじい。
    それに反比例するがごとくはじめは悲惨な扱いになっていくのだが。。。

    が、そこが面白いのがこの作品だよね。

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    2010年07月10日
  • 先輩とぼく3

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    今回は不思議少女分が足りないということで新キャラ登場。
    新登場となる「水野桜」は過去に家族を事故で亡くし、自分も左足を悪くしたことで表情を表に出さなくなってしまった少女。
    そんな彼女を部室に連れてきたとたん、彼女を夢で見たという真太郎がいきなり告白するもんだから一波乱起きることに。

    メインは桜と真太郎をくっつけようとする話なのでその二人が重要であるだが、ほかに意外な重要人物として嵐がいたり。
    前回の話で嵐は前世ではじめと姉妹だったということに付け加えて、嵐の前世は桜の祖母だったという、なんとも世間は狭いというか、何でもありというか・・・w

    おかげで未来を知ることを恐れているが故に予知夢を見

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    2010年07月10日
  • 先輩とぼく2

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    新キャラとしてはじめの幼なじみであった嵐(らん)の登場。
    あこがれのはじめにーちゃんがはじめねーちゃんになっていることにショックを受けつつも諦めきれずにアタックを続ける嵐。
    「名は体を表す」の言葉どおり台風のキャラクタなのではじめの疲労度はうなぎ登りw

    抵抗なく「おねーさま」と呼ぶ嵐には秘密があって、実ははじめと嵐は前世で姉妹だったとか。
    1巻がはじめとつばさの「いれかわり」で、今回がはじめと嵐の「生まれかわり」がコンセプトだった模様。

    嵐が登場したことで話がよりテンポがよくなった感じがするね。

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    2010年07月10日
  • 先輩とぼく

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    主人公とヒロインの中身が入れ替わってしまうコメディ作品。
    入れ替わる方法も精神のみが云々ではなく、宇宙人によるアブダクションで元に戻す際に脳を逆に入れ替えられてしまったという破天荒な設定。
    設定もさることながら、中身(脳)が入れ替わってしまったヒロインも破天荒な性格ゆえに入れ替わった事を十分に楽しもうとする、いろんな意味でイイキャラクタ。

    元ヒロインのみならず濃いキャラクタが多く、それに翻弄されている現ヒロインのはじめの姿が微笑ましい。

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    2010年07月10日
  • オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣

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    今回もバカ話が多くておもしろいw

    表紙の黒髪メガネキャラはタイトルに絡むヒロインキャラかな・・・と思いきや、実は雪女さんの昔の姿。
    ということでこの刊のメイン(?)ぽいのは雪女さんとその旦那さんの若人さんとのなれそめと恋話。
    うーん….人とは変われるものなんだねw

    で、タイトルにある天女の羽衣というのは・・・オオカミの皮が脱がれかけている大神さん。
    亮士の飼い犬であるエリザベスとフランソワにほいほい釣られて犬の散歩に行くが、途中で土砂降りの雨に遭い、仕方なく竜宮グループの某ホテルに雨宿りする大神さんと亮士くん。
    場所が場所なだけにそれなりの雰囲気にはなるのだが、フラグブレイカーの亮士の名は

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    2010年07月10日
  • オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫

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    オオカミさんシリーズ第6弾。

    いつものドタバタラブコメをしつつも、大ボスの羊飼が暗躍する話で同じ時系列を頭取やアリスサイドと大神さん達サイドからのお話。

    頭取とアリスサイドの話では今までスポットの当たらなかったアリスがメインの話。
    普段はクールビューティなアリスも頭の中ではいろいろ乙女な思考をしているのがいかにも微笑ましいw
    相思相愛な頭取とアリスではあるが、後書きの作者のネタがものすごくはまり過ぎて作中では結ばれない気がします;;

    大神さんサイドは・・・いつものごとく。
    亮士は視線恐怖症を少しでも改善しようと努力し、大神さんはそんな亮士にご褒美をあげようと思うくらいには二人の距離は近づ

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    2010年07月10日
  • オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女

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    オオカミさんシリーズ第4弾。

    この辺からだんだんオオカミさんのかわいらしさが頻繁に垣間見える事ができるようになってきた。

    亮士を巡って一波乱あったマチ子さんに
    「(亮士の事は)・・・・・・・・・・・・・・き、嫌いじゃない」
    と、宝物を取られそうな顔をして言う姿はなかなかに破壊力があるw

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    2010年07月10日
  • オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋

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    オオカミさんシリーズ第3巻。

    読後感がいい花咲くん関連の話やら、一時的ショックで嘘の皮を被っていない昔のかわいらしいオオカミさんが出てきたりするのは当然良いのだが、そこらかしこにちりばめられたオタネタにニヤリとするw

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    2010年07月10日
  • オオカミさんとおつう先輩の恩返し

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    オオカミさんシリーズ第二弾。

    表題のおつう先輩が恩返しマニアになる所以の話を中心に、雪女と鶴の恩返しの同じ「裏切られる」話ではあるが全く正反対の雪女さんが登場したり、オオカミさんのラスボス的な存在が出てきたり、オオカミさんと亮士の間が少し縮まったりなドタバタラブコメ劇。

    作者が後書きで述べているように少年漫画を意識した作りになっているので読後感もすっきりしてるね。

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    2010年07月10日
  • オオカミさんと七人の仲間たち

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    お伽噺が元となったキャラクタ達が一話完結風のドタバタラブコメ。

    三人称の文体で天の声に登場キャラが反応したり、難しい設定やら説明がない比較的ゆるーい感じの作品なので気軽に読めるね。

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    2010年07月10日