あらすじ
12月24日、聖なる夜。にもかかわらず、先輩とぼくは寒空のもとUFOウォッチングに励んでいました。先輩は凰林高校一番の変人で、一番の美少女で、そして一番のぼくの好きな人なわけで。だから、こんなシチュエーションでもぼくはとっても幸せでした。そう、そのとき! いきなり宇宙人に誘拐されてしまったぼく達だったのです! いい加減な宇宙人に解剖されたぼく達は脳みそが入れ替わってしまい、もう大変。かくして「先輩がぼくでぼくが先輩で」が成立してしまい──!?
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Posted by ブクログ
設定といい、ゆるさといい私の好みどストライクです。もっと、ずっと、長く読み続けたい。はじめちゃんが可愛すぎる。
それはさておき。この作品はとにかく誤植が多い。てにをは抜け、不要な文字重ねに始まり、バレンタインデーの日付間違い、極めつけは登場人物の名前間違いなど、ありとあらゆる誤植を連発。それらが多いところでは1ページに3箇所もまとまって襲いかかってくる。これはあとがきにあった、ギリギリまで原稿差し替えを行っていた報いなんだろうなぁ。これまで読んだ本の中で断トツでひどい体裁だった。
でも好き。
Posted by ブクログ
この上なく美人だけど 超常現象大好きな超変人な先輩とチビで、幽体離脱が得意なぼくは、ある日、宇宙人に拉致られてしまう。そのとき手違いがあって僕と先輩の体は入れ替わってしまう。その日から、ぼくは先輩に、先輩はぼくになってしまうのだけれど…。
ありがちな入れ替わりものかと思いきや、その入れ替わり方が斬新。
その斬新さに引き込まれてこの本の魅力にやられてしまいました。
Posted by ブクログ
良くありがちな「入れ替わり」ものですが、キャラが良いっ!
凛々しい先輩(つばさ♀)と優しく気が付くコ(はじめ♂)の奇妙な学園生活は、周りを巻き込んであんなことやこんなことや…読んでみてください(笑)
Posted by ブクログ
このシリーズはほんっとおおおおおおおおおうに大好きです。
何を売っても(古本屋に)この本はうらねえ。
なんか7巻で妙に売り切り的ににおわったんが本当泣ける…
いやあの新シリーズも可愛いですがこっちやって欲しいんですよちょいと。
全体的にこれは酷いw的でもあってなんというか学園どたばたのお約束の新しさ?
可哀想はかわいいと思います。
Posted by ブクログ
~5+0巻 (9/9)
よくある設定だけど、どこか変な青春コメディ。
1〜5⇒はじめとつばさ先輩の体が入れ替わってからの話。
0⇒はじめがつばさ先輩に出会う前・・つまりまだつばさ先輩が「ぼく」ではなかったときの話。
「ぼく」「先輩」を始めとするオタクやロボなどなど、個性的なキャラが素敵すぎます笑
Posted by ブクログ
前に某アニメショップでポストカードをもらってから存在は知ってたけど読んでなかった話です。
青春しんみり系かと思ってたら真逆と言っても間違いなさそうな内容でした。
ありきたりだと思われがちな宇宙人話でしたが、先輩の性格が変わってて新鮮でした。
続きがあるみたいなので読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
宇宙人によって脳が入れ替えられるというイキナリの展開から始まるドタバタコメディ。先輩とぼくの関係性が素敵なのです。
大好きな先輩という美少女の体を持つことになったぼくが羞恥に悶えるという、ねじれて説明の難しい感情が激しく揺れ動く様がいいのです。
Posted by ブクログ
宇宙人のせいで、大好きな先輩と体が入れ替わってしまうお話。よくある設定を上手く生かしていて、テンポも良いので楽しみながら読める。また、先輩はもちろん、各キャラクターが素敵。最後にはちょっぴり感動もあったりして良かった。
Posted by ブクログ
大好きで全巻持ってますが
代表して1巻にだけコメントを
テンポが良くて読みやすい且つキャラが
一人一人個性的で面白い
所々に出てくるつばさ先輩とはじめくんの
恋模様がギャグと相成って切なくかわいい…
Posted by ブクログ
美人の先輩とクリスマスにUFOウォッチングデートをしていると
宇宙人に攫われて生きたまま解剖されてしまった.
で,元に戻すときに適当な宇宙人によって間違った脳みそが入れられてしまう.
先輩がぼくで,ぼくが先輩で.
というわけですね.
いやー,面白かった.
この先輩,素敵キャラですね.
でもアレだ,特撮戦隊的なアレは本当に必要だったのだろうか?
まぁいいけどね.
続いてるそうですよ.
なんだかひと段落している感じなんだけど,どう続くのか気になりますのぅ.
Posted by ブクログ
1巻が一番好き。
ドタバタコメディとみせかけて若干いい話に持っていかれた。
形式が俺の好み。
巻数を追うごとにだんだんダレていった感はあるのも正直なところ。
そして、いつの間にか作者が別の作品を書き始め忘れ去られるという………。
早く完結してほしい。
Posted by ブクログ
よくあるようで、ない話でした。
最初はただの学園ものかなぁ?と思ってたんですが、面白いライトノベルでした笑
変なキャラクターばっかりでてきます笑
そしてありえない展開、驚かされる先輩の心理
先輩のキャラがいいです♪
Posted by ブクログ
腹がよじれるほど面白いですっ!
公共の場所で読むと変な人に思われますよっ!(笑)
はじめ君が健気で可愛くて、つばさ先輩の気持が良くわかります。(爆)
でも、最近のは無理やり感があって、微妙ですが...;
Posted by ブクログ
“目の前のぼくがしゃべった。今まで聞いたことのないと思っていた声は、なんてことはない、ぼくの声だったのだ。テープレコーダーに自分の声を録音して聞くと自分の声に聞こえないのと同じ理由で、ぼくは自分の声だとと気づかなかった。
それにぼくとは違う言葉の抑揚にこの口調、気づかなくても仕方がない。そして、ぼくはこの口調に聞き覚えがある。この口調は…………
ぼくは自分の身に起こっていることを理解しながらも、それを認めたくなくて目の前のぼくにたずねた。
「…………つっつばさ先輩ですか?」
おねがいだから否定して……そんなぼくの願いも虚しく。
「ああそうだよ、私は平賀つばさだ。やっぱりきみは山城一君なのかい?」
………現実だ。
その信じたくない現実から逃避しようと、ぼくの意識は再び闇に潜っていった。
今年のクリスマスイブ。円盤型をしたソリに乗った、グレイ型のサンタクロースに貰ったプレゼントは、ぼくが一番欲しかった物、
先輩…………の身体だけだった。”
面白い。
単調で軽くめで、でも浮き過ぎずぐっとくる。
常に面白いことを求める平賀つばさ。
そんな先輩に一目惚れした山城一。
どこまでもオタクなデブの川村秀則。通称タッキー。
巨体に細目のまともな山田真太郎。
幽霊が見えるナルシストの道本誠。
計算尽くしのショタコン文学少女小谷美香。
一と幼馴染の大林典弘。
先輩と同タイプの人間というか宇宙人のオーラ=レーンズ。
クラス委員長のポニーテール少女安藤光。
背の低いクラス担任の井上春海先生。
家族と周囲の人のノリがすごい。
切なさもつらさも息苦しさもとくにないぼくと先輩の入れ替わり。
“「ということは先輩が、先輩の身体がごりさんに告白するってことじゃないですか!」
ぼくの脳裏にはほほを染めつつごりさんにチョコレートをわたす先輩の姿が浮かぶ。
「それはそうだよ」
なんでもないことのように言う先輩。でもぼくにとっては大事だ。
「いやだ~~~~そんな光景見たくない。やだっやっぱりいやです」
「往生際悪いよはじめ君、男なら一度交わした約束を違えるものではないよ」
「ぼくは今女です!」
「往生際悪いよはじめ君、女なら一度交わした約束を違えるものではないよ」
「ぼくは男の心に女の身体の微妙な存在です!」
「往生際悪いよはじめ君、人なら一度交わした約束を違えるものではないよ」
…………逃げられそうもない。というより先輩と口で勝負するのがすでに間違っている。
ぼくが先輩に口で勝てるはずがない。”
Posted by ブクログ
主人公とヒロインの中身が入れ替わってしまうコメディ作品。
入れ替わる方法も精神のみが云々ではなく、宇宙人によるアブダクションで元に戻す際に脳を逆に入れ替えられてしまったという破天荒な設定。
設定もさることながら、中身(脳)が入れ替わってしまったヒロインも破天荒な性格ゆえに入れ替わった事を十分に楽しもうとする、いろんな意味でイイキャラクタ。
元ヒロインのみならず濃いキャラクタが多く、それに翻弄されている現ヒロインのはじめの姿が微笑ましい。