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Posted by ブクログ
“「それで最後のペアは私とはじめ君」
「……わかりました」
「そこはもっと、喜ぶべきところだと思うが?」
「ワーイ、ウレシイナァ」
「棒読みで心がこもっていないが良しとしよう。それでは、OMR恒例第一回肝試し大会を行う事にする」
ぱちぱちぱちぱち
私の合図で巻き起こる盛大な拍手。投げやりな拍手も混じっているが、気にしない。
「……恒例なのに第一回て」
というはじめ君の突っ込みも聞こえるが、気にしない。”
Mな番長の天王寺竜也。
まさか番長がまた出るとは……。
先輩とぼくと愉快な仲間たちの夏休み。
面白いことがおこらないはずがない!
ということで肝試しやら夏祭りやらプールやら海やら。
典弘と美香がくっつくんじゃないかなぁと思ったんだけどな……。
“「ありがとうございます」
ぼくが、手を伸ばすと先輩がオイルのビンを引っ込める。
「ノンノン」
「…………ナゼデスカ?」
いやな予感が。
「……そこに寝転びたまえ」
やっぱり――――!!
「やです!自分で塗ります!!」
「私が自分の身体にオイルを塗るのに何の問題がある?それとも何かい?君は私の身体にオイルを塗りたくるつもりなのか?…………いやらしい」
「なんですかそれは!!前に先輩、その身体を自分のものだと思いたまえ……とか言ってたじゃないですか!!」
「では君は自分の身体をいやらしい手つきで触りまくるのだね?…………不健全な」
「一体ぼくにどうしろって言うんですかっ!」
「だからそこにうつぶせになりたまえと言っている、さあ」
「つばさっ、お姉さま、いやがってるじゃない!つーか、計画の第三段階を取るんじゃないわよっ!!」
「計画してたのっ!?」
「…………しょうがないわね、代わりにアタシが」
「なんでっ!?いや、だから自分で塗るし!ちゃんと背中に手届くし!ほらほら、身体柔らかいんだ」
背中を触ってみせるぼく。だけど誰も見てくれない。
「良いからうつぶせになりたまえ。君は私達の善意を無駄にするのかね」
「そうよ、お姉さまっ!」
無理矢理うつぶせにさせられるぼく。
「いや、絶対善意以外のなんかで動いてるでしょ!」”
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