はたこうしろうのレビュー一覧

  • わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

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    家の近くにもたまに見かけるカメムシ。触ったら臭いよと言ってもうちの子は必ず捕まえて「手が臭くなったー」と言います笑 そんな臭いカメムシを集めて手作りの図鑑を作った小学生たちのお話です。校長先生が素敵な人(教育者)だなぁと思いました。

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    2025年07月06日
  • くじらのいるこみち

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    すごく、すごく良い絵本!
    はたこうしろうさんの絵が本当に良い!
    ゆかちゃんの一つ一つの表情が輝いて眩しくて、
    「わたしのうみ」に魚がいたと気付いた時の顔に脱帽!
    そして、くじらを見るゆかちゃんと両親の表情はここでしか描けない最高の時間が描かれている!
    そこからの最後のページのへたさんとゆかちゃんの顔に感服◎

    土の道は嫌だなと大人心に思ってしまうけれど、土はとても大切な場所だと改めて思わせてくれる絵本。
    これから大きくなるゆかちゃんにとってこの場所で過ごした時間、へたさんとの時間は一生の宝物になるだろうことがとても伝わる一冊。
    素晴らしい絵本にまた出会えたことに感謝します◎

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    2025年02月15日
  • 二平方メートルの世界で

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    一生懸命、伝えてください。
    私も、一生懸命、聞かせていただきます。

    まだまだ、知らないことばかりです。

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    2024年05月06日
  • 二平方メートルの世界で

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    編集もあるとしても、これだけ力のある文章を書けることにただただ感心してしまった。とても強烈で、言葉に重みがある。「選んでほしくなかった」ってそりゃそうだよなと思う。

    やる気が出ないとか言ってないで、やらなきゃいけないんだなと思わされてしまった。

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    2024年01月27日
  • みてても、いい?

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    ネタバレ

    はじめは全然仲良しじゃなくて、きつねはうさぎのことをいやだなって思ってたのにいつのまにか大切なおともだちになっていて、そんなお友達っていいなっておもいました。

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    2023年06月22日
  • わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

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    町の嫌われもののカメムシを、みんなで調べてみよう!と提案した校長先生の発想が素敵です。
    そして、実際こどもたちは注意深く観察することでいろんな種類がいることに気づき「新種発見!」の楽しさを味わう。そしてどんどんカメムシに親しみが湧いてきて「カメムシはぼくたちの宝ものだねっ」という言葉が聞かれました。
    専門家の意見も聞くことができて、みんなで作った「カメムシずかん」は、こどもたちの楽しさと誇りの詰まったまさしく宝物ですね。

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    2023年03月22日
  • わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

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    低学年〜中学年

    岩手県の29人の小学校にはたくさんのカメムシが出る。
    その子たちがいろんなカメムシを捕まえては調べて壁に貼り、最終的に35種類のカメムシの図鑑を作る。
    図鑑を作るにあたり専門家にも見てもらう。
    子どもたちの変化の様子がある。
    実話。
    ラストに向けて感動するものがある。

    約18分半

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    2023年01月21日
  • 二平方メートルの世界で

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    先天性の脳疾患のため、入退院を繰り返す前田海音ちゃん、小学3年生が主人公の絵本…。入院すると、たて約2メートル、はばは約1メートルのベッドの上が海音ちゃんの生活のすべてになる…。家族に負担をかけているのもわかっているけれど、どうして自分だけが病気で孤独に耐えなければならないのか…。でもそれを口にしても仕方がないから…ただひたすら我慢…そんな中、ふとしたことがきっかけで海音ちゃんの気持ちに変化が生じる…。

    病気に苦しんでいるのは自分一人きりではない…今の自分だから、自分以外の病気で苦しんでいる子供達も、生きていることの素晴らしさには気づきにくいことを知っている…だから病気のことを自分の胸の内に

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    2023年01月09日
  • 二平方メートルの世界で

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    小学3年生のある女の子が書いた作文が元になっている絵本です。とても冷静に自分や周囲の人のことを描いていることに驚きます。冷静で、そして、周囲の人たちを想っていることがわかります。

    私が小学3年生だった頃、こんなふうに生きられていただろうか。自分だから気づいたこと、感じたことを見つめて整理して、何を伝え、何を言わずにのみこむか、ここまで誰かを想いながら考えられていただろうか。と思いました。
    大人になった今でも、なかなか難しい。

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    2022年12月23日
  • 二平方メートルの世界で

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    子どもはきっといろいろ感じてると思う。
    この絵本はお母さんお父さんにも読んでもらいたいなぁ。
    入院したことがある人はきっと感じたことがある孤独。子供だけじゃなく、大人もおじいちゃんおばあちゃんも。そんな時この絵本を少し思い出してもらえるとちょっとでも1人じゃないことに勇気づけられると思う。

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    2022年12月08日
  • 二平方メートルの世界で

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    この話は札幌に住む小学3年生が書いた作文に、はたこうしろうさんの絵が加わった話。海音ちゃんは生まれた時から脳神経の病気で、3歳の頃から入退院を繰り返している…


    病気は、予防することはできるけれど、
    絶対にかからない人なんていない。
    その人は悪くなくても、その人の体を乗っ取って
    その人の人生を操ってしまう。


    海音ちゃんのように苦しんでいる子たちが、
    少しでも状態が良くなってほしいです。

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    2022年09月24日
  • きかせたがりやの魔女

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    絵に惹かれました。
    私が想像する魔女とは違いました。
    この魔女さんの話を私もきいてみたいと思いました

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    2022年03月27日
  • 二平方メートルの世界で

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    ネタバレ

    辛い検査を受けてももっと辛い検査をしている子のことを思って泣けないという著者。それを、読んでる側の大人が泣いちゃいかんと思いつつやはり涙が出てしまいます。

    著者が小学三年生であることにまず単純に驚きます。どれほど辛くて悲しくていろんなものを諦めてきていても、自分のために様々なことを我慢したり一生懸命してくれたりする家族を思い、時に口から出そうになる恨みや願いを飲み込んでいるというその精神がとんでもなく成熟していることに。
    それまでになるほど海音さんは孤独の中で何度も何度も自分の有り様について考えてきたのだろうとお察しします。ほんの九歳の子がこれ程のことを考える苦しみを思うと、…もう言葉もなく

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    2022年03月23日
  • 二平方メートルの世界で

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    文章は、書いた当時小学校3年生(現在はもうすぐ6年生かな)の、持病で3歳の頃から入退院や通院を繰り返す北海道の女の子。
    いろいろな気持ちが綴られている。
    いろいろなことを我慢して、家族の負担やもっと重い病気の子を思えば我慢してることを言うことすら我慢して。
    病院のベッドのテーブルの下をふと覗いたところ。
    涙が堪えきれなかった。
    「二平方メートルの世界でまた、わたしらしく生きていく。オーバーテーブルにではなく、心に言葉をきざみこむ。それがだれかに届くかもしれないから。」
    届いたよ、ありがとう。
    あきらめなければならないことがあっても、不自由なことがあっても、自分らしく生きていくことはできるよね。

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    2022年03月20日
  • 二平方メートルの世界で

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    どれほど泣いたのだろう。
    どれほど絶望したのだろう。

    大人の私が想像しても想像しつくせない世界にいるんだろうな。
    でも、前を向く彼女がまぶしい。
    この本を自殺にあこがれる子ども達に手に取ってもらいたい

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    2022年03月07日
  • 二平方メートルの世界で

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    心が動かされた。
    病気をもつことで、将来の夢や目標を持ちにくいこと、持ったとしても断たれやすいことなども小学校3年生の言葉から考えさせられた。人との関わりを豊かにもつことができているからこそ、ここまで自分のことや家族、同じく入院してきた子たちのことを考えられるのだろう。

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    2022年02月12日
  • 二平方メートルの世界で

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    入院ベッドの世界での少女、子どもたちの想いが、あふれるように伝わってくる。この世界を表現している絵も素晴らしい。

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    2022年02月06日
  • 二平方メートルの世界で

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    前田海音さんが3年生の時に書いた作文が基になっています
    病気で何度も入院しなければならない子供の気持ちが丁寧に描かれています
    この文章を3年生で書ける
    書けてしまう達観した気持ちにならなければならない病気の過酷さ
    それでも前を向こうという気持ちになりました

    読み聞かせ時間は11分半
    最後の本ができるまでまで読むと13分弱です

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    2022年01月09日
  • 二平方メートルの世界で

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    表紙の、ベッド枠に手をかけて颯爽とたたずむ少女の力強さに引き込まれました。
    「二平方メートルの世界」の孤独に押し潰されそうになりながら、堂々と自分らしく生きようとする勇気が美しいお話です。
    頑張れ。
    と、こちらが応援されている気になります。
    素敵な絵本をありがとう、そう伝えたいです。

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    2021年09月26日
  • わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

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    ネタバレ

    -それぞれに名前があることが分かると、厄介者だったカメムシにどんどん愛着がわいてきて…
    「カメムシといってもいろんな種類があるね」という校長先生の言葉をきっかけにカメムシを調べはじめ、自分たちで図鑑を作り、さらには研究者まで巻き込んだ調査が始まってしまう展開に、ワクワク。

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    2021年06月18日