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小学生と人気絵本作家の感動作。
札幌に暮らす小学3年生の主人公は、生まれたときから脳神経の病気で入退院を繰り返している。入院するとしばらくベッドの上での生活となる。お母さんは一緒にいてくれるが、放射線を使った治療のときは、ガラスを隔てて別々になる。家ではお兄ちゃんが鍵っ子になる。申し訳ない気持ちだ。どうして自分だけが病気なんだろう・・・。そんなある日、海音ちゃんは、病室で大発見をする。わたしはひとりぼっちじゃなかった! 実在の小学3年生が書いた 「子どもノンフィクション文学賞」(北九州市主催)の大賞受賞作品に、当代一の人気絵本作家はたこうしろうが絵をつけた奇跡のコラボレーション。誰も予想できない30-31ページ目の見開きと、ハートウオーミングなラスト。涙なしには読めない感動作。
※この作品はカラーが含まれます。
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Posted by ブクログ
先天性の脳疾患のため、入退院を繰り返す前田海音ちゃん、小学3年生が主人公の絵本…。入院すると、たて約2メートル、はばは約1メートルのベッドの上が海音ちゃんの生活のすべてになる…。家族に負担をかけているのもわかっているけれど、どうして自分だけが病気で孤独に耐えなければならないのか…。でもそれを口にしても仕方がないから…ただひたすら我慢…そんな中、ふとしたことがきっかけで海音ちゃんの気持ちに変化が生じる…。
病気に苦しんでいるのは自分一人きりではない…今の自分だから、自分以外の病気で苦しんでいる子供達も、生きていることの素晴らしさには気づきにくいことを知っている…だから病気のことを自分の胸の内に収めておくより、誰かに伝えよう…そう奮起してこの絵本が生まれました。海音ちゃんのこの作品から勇気や元気をもらった子供達も多いと思います。また、病気に縁のない子供達にも二平方メートルの世界を知ってほしいとも感じました。
この絵本を読むにあたってネットで検索したら、海音ちゃんの夢は院内学級の先生になることなんですって!海音ちゃん、頑張って!!海音ちゃんの夢が叶いますように…。
Posted by ブクログ
文章は、書いた当時小学校3年生(現在はもうすぐ6年生かな)の、持病で3歳の頃から入退院や通院を繰り返す北海道の女の子。
いろいろな気持ちが綴られている。
いろいろなことを我慢して、家族の負担やもっと重い病気の子を思えば我慢してることを言うことすら我慢して。
病院のベッドのテーブルの下をふと覗いたところ。
涙が堪えきれなかった。
「二平方メートルの世界でまた、わたしらしく生きていく。オーバーテーブルにではなく、心に言葉をきざみこむ。それがだれかに届くかもしれないから。」
届いたよ、ありがとう。
あきらめなければならないことがあっても、不自由なことがあっても、自分らしく生きていくことはできるよね。大事なことを教えてくれてありがとう。
読み終わってから表紙をみると、読む前に見たときよりも勇気づけられた。
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