二平方メートルの世界で

二平方メートルの世界で

1,485円 (税込)

7pt

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小学生と人気絵本作家の感動作。

札幌に暮らす小学3年生の主人公は、生まれたときから脳神経の病気で入退院を繰り返している。入院するとしばらくベッドの上での生活となる。お母さんは一緒にいてくれるが、放射線を使った治療のときは、ガラスを隔てて別々になる。家ではお兄ちゃんが鍵っ子になる。申し訳ない気持ちだ。どうして自分だけが病気なんだろう・・・。そんなある日、海音ちゃんは、病室で大発見をする。わたしはひとりぼっちじゃなかった! 実在の小学3年生が書いた 「子どもノンフィクション文学賞」(北九州市主催)の大賞受賞作品に、当代一の人気絵本作家はたこうしろうが絵をつけた奇跡のコラボレーション。誰も予想できない30-31ページ目の見開きと、ハートウオーミングなラスト。涙なしには読めない感動作。

※この作品はカラーが含まれます。

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二平方メートルの世界で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一生懸命、伝えてください。
    私も、一生懸命、聞かせていただきます。

    まだまだ、知らないことばかりです。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    編集もあるとしても、これだけ力のある文章を書けることにただただ感心してしまった。とても強烈で、言葉に重みがある。「選んでほしくなかった」ってそりゃそうだよなと思う。

    やる気が出ないとか言ってないで、やらなきゃいけないんだなと思わされてしまった。

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    先天性の脳疾患のため、入退院を繰り返す前田海音ちゃん、小学3年生が主人公の絵本…。入院すると、たて約2メートル、はばは約1メートルのベッドの上が海音ちゃんの生活のすべてになる…。家族に負担をかけているのもわかっているけれど、どうして自分だけが病気で孤独に耐えなければならないのか…。でもそれを口にして

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    小学3年生のある女の子が書いた作文が元になっている絵本です。とても冷静に自分や周囲の人のことを描いていることに驚きます。冷静で、そして、周囲の人たちを想っていることがわかります。

    私が小学3年生だった頃、こんなふうに生きられていただろうか。自分だから気づいたこと、感じたことを見つめて整理して、何を

    0
    2022年12月23日

    Posted by ブクログ

    子どもはきっといろいろ感じてると思う。
    この絵本はお母さんお父さんにも読んでもらいたいなぁ。
    入院したことがある人はきっと感じたことがある孤独。子供だけじゃなく、大人もおじいちゃんおばあちゃんも。そんな時この絵本を少し思い出してもらえるとちょっとでも1人じゃないことに勇気づけられると思う。

    0
    2022年12月08日

    Posted by ブクログ

    この話は札幌に住む小学3年生が書いた作文に、はたこうしろうさんの絵が加わった話。海音ちゃんは生まれた時から脳神経の病気で、3歳の頃から入退院を繰り返している…


    病気は、予防することはできるけれど、
    絶対にかからない人なんていない。
    その人は悪くなくても、その人の体を乗っ取って
    その人の人生を操っ

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    文章は、書いた当時小学校3年生(現在はもうすぐ6年生かな)の、持病で3歳の頃から入退院や通院を繰り返す北海道の女の子。
    いろいろな気持ちが綴られている。
    いろいろなことを我慢して、家族の負担やもっと重い病気の子を思えば我慢してることを言うことすら我慢して。
    病院のベッドのテーブルの下をふと覗いたとこ

    0
    2022年03月20日

    Posted by ブクログ

    どれほど泣いたのだろう。
    どれほど絶望したのだろう。

    大人の私が想像しても想像しつくせない世界にいるんだろうな。
    でも、前を向く彼女がまぶしい。
    この本を自殺にあこがれる子ども達に手に取ってもらいたい

    0
    2022年03月07日

    Posted by ブクログ

    心が動かされた。
    病気をもつことで、将来の夢や目標を持ちにくいこと、持ったとしても断たれやすいことなども小学校3年生の言葉から考えさせられた。人との関わりを豊かにもつことができているからこそ、ここまで自分のことや家族、同じく入院してきた子たちのことを考えられるのだろう。

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    入院ベッドの世界での少女、子どもたちの想いが、あふれるように伝わってくる。この世界を表現している絵も素晴らしい。

    0
    2022年02月06日

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