ペトスのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
鉄男と亜人達、そして亜人同士による会話劇は継続中。
各所で行われる会話が盛り上がるのはそれぞれの仲が深まってきた証でも有るし、それぞれの性質に違いが有るからこそ話題が尽きない面もあるのだろうね
そういった関係性が形成されるのは、やはり関係の中心にいる鉄男が亜人に対して偏見なく一人の人間として公平に扱っているからなのだろうな。同時に鉄男は彼女らが持つ性質に興味を持つが故にその性質がどこから来るのか真剣に考えている。
こういった人間が傍に居れば亜人という特殊性から齎される性質などに悩んでも一緒に悩み解決策を見つけてくれると信じることが出来る。そういった部分が強く出ているのが雪との関係性なのだろうね
湯船に浮かんだ氷という異常性に対して、実証実験を行った上で湯船に浮かんだ氷を恐れる必要はないと理解させる遣り取りは良かったなぁ
そんな鉄男が相手だからこそ、京子も鉄男相手に恋心を抱いてしまう。早紀絵に恋愛相談する京子の様子は何とも青春に満ちている
……相談相手を間違えてしまっているのがちょっと残念では有るけれど
そうした不安感を抱えながらも日々を生活し、だからこそ鉄男との関わりが重要さを増していく間柄の中でひかりだけ特殊な位置に居るような気がする
今の所、彼女だけが亜人という性質に対しそれほど強い悩みを抱えていない。だからか、鉄男との関係もとてもフランクなもの。ひかりだけナチュラルに呼び捨てされてるし
ひかりがそうやって日々を明るく過ごせているのはひまりを始めとした家族の存在が大きいのだろうなと思える。そうでなければ、第11話でひまりがあそこまで鉄男が信頼できる人間かどうか試すようなこともしなかっただろうし
ただ、だからといってひかりが何も悩みを抱えていないかといえばそうではなく、第14話では雪との距離感に悩みひかりらしからぬ態度も見せている
こういう部分を見るとひかりは普通の女の子なのだなと思え微笑ましくなる
派手な展開はないけれど、それゆえに充分楽しめる作品……と思っていたら、第16話ではちょっと変わった展開が始まりそうな…… -
Posted by ブクログ
普通の人間とは異なる性質を持った「亜人」と呼ばれる存在が居て、それは特殊であるがゆえに倫理的問題を孕み簡単に扱うことを良しとしない。だから亜人に興味があった鉄男も簡単な研究すらすることが出来なかった
……のだけど、そんな亜人が普通に高校に何人も居るという不思議。特殊な存在なんだから保護しろなんて言うつもりはないけど、こんなあっさり何人もの亜人に出会えてしまうとはちょっと都合の良すぎる展開と思わなくもない。
けれど、この作品で描こうとしているのは「特殊な存在である亜人」ではなく、「日常の中にいる亜人」なんだろうなと思う
だから、あれだけ会いたがっていた亜人に会えた鉄男がすることは日常を脱しない程度の会話だし、時には教師として生徒に向き合うように亜人に向き合う
亜人の方も自分が特殊な性質を抱えている自覚は有っても、同時に自分は普通の人間でありたいという感情は有るだろうね。でも、やっぱり自分と他人に違いの原因が有るとすればそれはやっぱり「亜人」であることに求めてしまいそうになる
そういうことが現れたのが第7話で描かれた雪への陰口であり、それを受け止めての雪の涙だったのだろうね
雪を庇い陰口への文句は言いつつも、雪には雪の行動を促したひかり。文句を言う際のひかりは「亜人」であることを理由にしない。単純に一人の人間として陰口を言っていた生徒に文句を言う。
だからこそ、雪も「亜人」であることよりも、それによって生じてしまった態度を謝る
ここで誰も「特殊な亜人」であることも「普通の人間」であることも理由にしないから、性質の差は壁にならず和解を求めることが出来る。
本作の方向性をよく表しているシーンであるように思えた
ただ、それでも亜人ならではの大変さや苦しみは有るわけで
鉄男がひかり達三人に助け合う関係性を用意し、同時に自分は教師として三人を見守る立場である宣言する流れは良いなぁ
……その後のハグ大会になる流れについても思わず良いなぁ、と呟きたくなるけど -
購入済み
女性の肉体が男性にしか見えない
内容は文句なく好きですが、ちょっと女性の肉体の骨格、筋肉の付き方などが、男性のそれにしか見えなくて、終盤のサキエ先生が顔は女性なのに身体が男性という変な印象を受けて内容に集中できなかった。
-
購入済み
ほんとに残念な漫画です
途中まで(4巻くらいかしら)は面白かったのに、どこで歯車が狂ったものやら・・・。デミヒューマンの仮想科学やエセ心理学みたいなのはスパイス程度でいいと思うんですが、いかがでしょう。思い切りアカデミックな方向に振った作品なら楽しめると思いますが、そういった作品を生みだすには作者の知識と教養が足りないようです。このまま巻を重ねても良い方向には進まないような気がします。
-
Posted by ブクログ
ごく少数存在する、特殊な性質を獲得した亜人がいる世界での物語、第二弾である。今回は雪女の日下部雪が悩みを解消したところがスポットだろうか。
メインヒロインであるひかりの妹、ひまりに語っているところなどを見ても、テーマとして描きたい部分がきちんと存在することはわかる。ただ、そこを描くための展開が、特に今回は不足している印象がある。設定と物語との関係が弱いのだ。
先生と生徒、という関係ではどうしても舞台が限られてくるため、代わり映えしない状況というのも致し方ないところがある。ただ、あまりに展開していないのではないか、という危惧はある。
次回で少し動きがありそうだが、さてどうなるだろう。今回は星三つ半相当と評価したい。 -
購入済み
萌え漫画
地味な主人公に美女・美少女なヒロインたちが群がっている、よくあるハーレム系の萌え漫画ですね。
ヒロインたちがみんなモンスターですが、それもとくに珍しいものじゃないですし。