ペトスのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ドキッとした表現
前回の世界崩壊!?という引きから始まり、
比嘉の「この世界をどう見る?」という問いかけ。
コマ割り上、読者へ問いかけているようにも取れる表現にドキッとした。
事象は観測者が居ることで成立するという仮説に対しても
答えを求められるようでワクワクが止まらなかった。
後半はデュラハン一家のお話で、こちらも続きが気になる内容で終わり。
個人的には比嘉のお話を増やして欲しいです。
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購入済み
かわいい女の子+人外
かわいい女の子の活動を眺める系の漫画です。女の子が人外(バンパイア、デュラハン等)というのが特徴ですが、その辺はあんまり気になりません。頭をからっぽにしてポケーっと眺める(読むではなく)のにお勧めです。
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購入済み
ユーモラスな描き方
西洋の様々な妖怪を「亜人」という手段を使ってユーモラスに描き出している。
学園ものの王道を行きながら、単なるファンタジー になっていないところがよい。 -
Posted by ブクログ
新しい亜人、比嘉薫がメインとして動き回る巻。
モチーフとなったのは沖縄のキジムナーなんだとか。聞いたことが有るようなないような……
これまで登場した亜人たちが起こす現象は控えめなものかもしくは早紀絵のように周囲への影響を抑えようと努力するタイプのどちらかであり、その性質によって異変が起こることはなかった。
けど、キジムナーである薫はそれらとはまた違った方向性のタイプ
相手の感情が読めるとはどうやってお近付きになるかちょっと迷うタイプだね。本人もそれを判っているからか、世間を斜めに見ているようで。
そんな性質を持つ彼女が登場した時点ではその性質によってどんな波乱が巻き起こってしまうのかと危惧したけど、彼女があの高校で最初に出会ったのが感情に裏表の少ない京子であり、更に京子を通して普通の人と亜人が仲良くする光景を知ったからか、薫もひかり達と仲良くなりたいと普通に溶け込もうとするのはちょっと意外だった
ただ、薫が巻き起こした異変が一つだけあって。
人の感情が見えてしまう彼女は鉄男の周囲で燻っている恋の鞘当てに気付いてしまう。そして、早紀絵よりも京子に好意的な薫はそういった感情の燻りを京子に伝えてしまう
鉄男と他の誰かがくっつくのは時間の問題だと伝えられた京子。これはあまりに突然なこと。しかし、それに臆せず今日一回だけの勇気として鉄男に告白をかました京子はかなり思い切ったね
……それへの鉄男の対応がこれまた別の意味で素晴らしかったけど。あのセリフと表情を見開きで描いたペトス先生の勇気も凄い……
今回は駄目だったけど、次こそはと炎をメラメラと燃やす京子
これだけなら、次の告白も同じ結果になりかねなかったけど、ここで早紀絵が鉄男の尻を叩くような行動に出たのは驚き。彼女も教師であり生徒の想いに真摯に向き合おうとしており、また誰よりも「好意」という感情に悩んできた彼女だからこそ、敵に塩を送るような行為であっても鉄男が一人の女の子の好意をスルーしてしまうのは許せず、つい言わずには居られなかったのだろうね
この早紀絵の行為が京子と鉄男の関係に一石を投じるものになるかと思いきや、鉄男の中で好意を向ける相手はほぼ固まっているのか…?
第50話から始まるエピソードは既出の亜人大集合な回
その光景はとても賑やかで面白おかしく、尖ったものも細かいことも飲み込んでしまう
だから薫が元の高校での確執を語れば一瞬でそれは飲み込まれてしまう。……ギャグ空間に
うん、何と言うか、周囲との確執を亜人に因る性質のせいだと思い込んでいた薫にとっては衝撃的な指摘だったね、あれは
まあ、それで元の学校でも賑やかにやっていける可能性が出来たなら、薫にとっては良いこと…なのか…?
そして亜人大集合の裏で相馬によって語られる世界崩壊の危険性
相馬が語るだけなら笑って済ませられる事態だけど、本当に何か可怪しいことが起こってるよ…
え、どうなんの、これ……
そういや、作中であまり触れられてなかったけど、鉄男が髪型変えておでこ出したあれって薫の為だったりするのかな?
薫は瞳を見て相手の感情や心を読める。だからこそ、教師として彼女らに向き合う覚悟を固めている鉄男は薫から瞳がよく見えるように髪型を変えたってことなんだろうか? -
Posted by ブクログ
あ、妹とかじゃなくて姪だったんだ。そっか、結構年離れているもんな
第5巻で登場した陽子とざしこの謎が鉄男と相馬によって解明されていく第38・39話
ざしこの行為が他人からは陽子が代行しているように見える現象はちょっと意外。京子の首の断面が皮膚に覆われて見えるように、陽子はざしこによって発生する異常を修正する役割を持っているのか
5巻の時点では亜人が登場する世界の中でもざしこの存在は超常的存在だったけど、こうして解明されてみるとざしこを観測できる陽子も充分特異な存在だったと判る
陽子はざしこが見えない空間と見える空間を繋ぐ役割であり、陽子が居るから鉄男も陽子を通してざしこが居る空間を感じ取ることが出来る
相馬が登場すると話のスケールが異様にでかくなる印象が有るんだけど、今回陽子という存在が居たためか割と日常の延長として感じ取れる部分もあったね
そして巻の中盤からは早紀絵のターンと言わんばかりの攻勢
鉄男を女体化させてしまうというちょっと誰得展開(夢)を披露したり、宇垣の助けで鉄男とサシ飲みしたらクルツに見せ場を取られたり。
ただ、そういった思い通りの結果を呼び込めない中でも少しずつ前進する部分はあって。クルツのファインプレーによって鉄男が早紀絵の事をもう少し真剣に考えてみる気になったのは意外
また、この辺りから早紀絵の悩みや問題が少しずつ明るい方へ向かっていく展開は良いね
早紀絵はサキュバスの力が強いから人の多い場所で暮らすことは難しく、力を発現した際の被害を少しでも減らそうと無理な時間で出退勤をしている。それがクルツの助言、鉄男のアイディア、教頭の許可という連携によって宿直室に止まるという形で一度に解決される
教師なら宿直室に止まることはおかしくないし、広い敷地の学校であれば力の影響を受ける者は居ない。これは教職について居なければ叶えられない状況だね
また、教師であれば生徒に良い影響を与えたいと思うもの
しかし、早紀絵は特に理由なく教師になったと鉄男に言う。一日一日こなして行くのもやっとと述べる早紀絵。でも、生徒からすればその一日一日はとても貴重なわけで
早紀江がこなして行くのもやっとだと思っていた毎日が雪に影響を与えていたと判る。あの雪が鉄男よりも早紀絵に憧れて教職を目指したいと訴えるのは意外だったかな
ここで早紀絵が雪の発言に驚くだけじゃなく、雪を励まし教職になりたいという意志を応援すると全力で訴え返す展開は本当に素晴らしい
第42話ラストでも第43話ラストでも早紀絵は「教師になってよかった」と言う。でも、その2つの言葉に込められた意味合いは全く違うわけで
早紀絵の努力が報われたと複数の方向性から見えてくる展開はとても巧いと感じられた -
Posted by ブクログ
第24・25話はちょっと趣向の変わった面白い回。
これまで鉄男は教師として、そして生物学を専攻した者として亜人の生態に関して助言してきた。それがこの回では京子の要望もあり別分野の物理学を専攻する相馬によってデュラハンの生態が解き明かされていく
と言っても、ここで交わされる会話はその場の思いつき的な自由な発想に基づいたもの。デュラハンの生態がしっかりと解明されるわけではない。
けれど、相馬が発した別分野からのアプローチによって京子は影響を受ける。
勉強が得意でクイズに応えるような感覚でテストを受けてきた京子。それが自分の身体には無限の謎や世の中を変える可能性が秘められていることに気づき、自分がデュラハンを研究すれば良いんじゃないかと思い至る。学生だからこそ、これから様々な進路を選ぶことが出来て、自分の未来を夢見ることだって出来る
京子が新たな一歩を踏み出し始めたことを感じさせるエピソードだった
第29・30話はまるで最終回のようなエピソード。本当にここで終わるわけではなくて、一学期の総括として用意されたものかな
本作はこれまで鉄男と亜人達の会話劇を中心として描いてきた。その中では亜人特有の悩みを解決することも有ったし、彼女らの仲を深めるような手助けも有った。
でも、それって逆を言えば学校内での亜人とそれ以外の関係が鉄男とのものだけで完結していた、と見ることも出来るんだよね。そういった意味では教頭の発言ってある程度的を射たものではある。一方的に押し付けてくる言葉がちょっと鼻につく部分はあるけど
でも、教師である鉄男は教頭の発言が正しいと認めることが出来てしまう。だから悩み始める
ここですぐに第30話のビデオレターのような展開に繋げても問題解決は出来たかもしれないけど、教頭の発言を聞いた佐竹が友人たちと亜人と自分たちの関わりについての話し始める展開が入ることで佐竹たちに新たな気付きが生まれる
「亜人は普通の人間とは殆ど変わらない」の「殆ど」に込められた意味を佐竹達が自分たちの力で再考する展開は良いね。亜人を普通の人間とは違うなんて考えるのは少し差別的な意味合いを含んだ考え方であるからどうしたってその部分については思考停止しがち。
だけど、まずは違いを認めなければ相手の悩みに気付くことは出来ない。そして相手の悩みや事情に気付くことがより近しく信頼有る関係性を築く第一歩となるの
個人的には、こういった話が以前雪に対して陰口を叩いていた井森が口火を切る形で始まるのは印象的だった。
亜人に興味を持っていた鉄男だから亜人特有の悩みに気付くことが出来て亜人達は鉄男を信頼した。そして佐竹達はそういった亜人達の姿を見ていたから気付き踏み出すことが出来た。その気付きはひかりに持ち込まれ、ビデオレターの形で鉄男に返ってくる。
相手に寄り添おうとする気持ちが回り回って鉄男を立ち直らせるきっかけとなる
鉄男のしてきたことが無駄ではなく意味有るものだったと判りやすい形で示されたエピソード。これからの亜人達の日常が更に彩豊なものになると予想されるようなものだったね -
購入済み
感心するほど絵が上手い
この作者は絵が上手い。
キチンと物体が見えていて、それを2次元にアウトプットできる人。
マンガから引用してマンガを描かない人。
1巻の表紙絵の駅貼りポスターで知って、試しに無料1巻読んだら、見事に戦略にはまって全4巻購入しました(笑)。