筑摩書房編集部のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1155
ちくま評伝シリーズ
取り上げる人々●スティーブ・ジョブズ ●長谷川町子 ●アルベルト・アインシュタイン ●マーガレット・サッチャー ●藤子・F・不二雄 ●本田宗一郎 ●ネルソン・マンデラ ●レイチェル・カーソン ●黒澤明 ●ココ・シャネル ●ヘレン・ケラー ●ワンガリ・マータイ ●岡本太郎 ●市川房枝 ●安藤百福●オードリー・ヘップバーン ●陳建民 ●マリ・キュリー ●魯迅 ●フリーダ・カーロ ●やなせたかし ●インディラ・ガンディー ●小泉八雲 ●石井桃子 ●武満徹
人を知り、世界を知ろう
「立派な人」として紹介するのではなく、失敗や挫折、それをどう乗り超えてきたか等「等身 -
Posted by ブクログ
今NHKの朝ドラでやっている「まんぷく」のヒロインの夫、萬平さんの伝記。
日清と言えば、チキンラーメンとカップヌードル。ガッキーのチキンラーメンに、かなり前の「ハングリー?カップヌードル!」という原始人が出でくるコマーシャルが今でも目に浮かぶ。
安藤百福という人は、本当にスゴイとしか言えない。エジソンのように失敗したことを、失敗ではなく、成功しない方法を見つけた!という発想で、めげずに自分の思い描いた地点に到達するまで諦めない。まさにハングリー!の人だ。
そして、早くからグローバルな視野を持っていた。
何より、チキンラーメンを開発し始めたのが、無一文になった47才の時で、カップヌードルを作り -
Posted by ブクログ
ちょうど、2025年9月29日から始まったNHKの朝ドラ「ばけばけ」では小泉八雲の妻・セツがヒロインのモデルとなっています。
あらためて小泉八雲/パトリキオス・レフカディオス・ハーンの生涯を読み、その浮き沈みの激しさに驚かされます。ギリシャで生まれ、父親友母親とも離れ、左目を失明し、世話になっていた親戚が破産して学校を辞め、アメリカの各地やマルティニーク島を転々として日本にたどり着いたハーン。
彼の数奇な人生を追いながら、再話文学の名手となったハーンの文学的素質がどのように育まれていったのかという点にも言及して、読みやすくまとめられています。 -
Posted by ブクログ
私が生まれてすぐに夢中になった作品、アンパンマン。その作者のやなせたかしをモデルにしたドラマが朝ドラになってるので、観ているのだが、すっかりハマってしまった。
やなせたかしの本は過去に数冊読んで、その人柄とか考えに感動したのだが、改めて「やなせたかしとは何者か?」が知りたくなって本書を購入。
いくつになっても「自分が何者か?」を模索する姿が、なんか自分と重なるなと思って読んでいる。ただ、なんでも器用にこなせるすごい人なんだなと読みながら驚かされる。
周りからの依頼を断らず、「困ったときのやなせさん」でいたら、いつしか自分の辿り着く場所にたどり着いたという彼の人生。
なかなか自分のなりた